研究者詳細

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カワナ ヨウ
川名 洋
Yoh Kawana
所属
大学院経済学研究科 経済経営学専攻 地域政策講座
職名
教授
学位
  • Ph.D.(レスター大学)

  • M.A.(レスター大学)

経歴 4

  • 1999年4月 ~ 継続中
    東北大学大学院経済学研究科 教授

  • 2013年4月 ~ 2017年3月
    東北学院大学経済学部 非常勤講師

  • 2004年4月 ~ 2005年2月
    Linacre College, University of Oxford

  • 2003年3月 ~ 2004年3月
    Centre for Urban History, University of Leicester

学歴 2

  • University of Leicester (UK) Centre for Urban History

    ~ 1996年10月

  • 青山学院大学国際政治経済学部国際経済学科

    ~ 1990年3月

委員歴 2

  • 社会経済史学会 編集委員

    2013年1月 ~ 2025年3月

  • 社会経済史学会 理事

    2014年1月 ~ 2020年12月

所属学協会 2

  • 比較都市史研究会

  • 社会経済史学会

研究キーワード 3

  • イギリス経済史

  • 都市史

  • 経済史

研究分野 1

  • 人文・社会 / 経済史 / 都市史

論文 8

  1. 中世イングランドにおける救貧活動と介護施設の変遷―都市のホスピタルを中心に―

    川名 洋

    研究年報 『経済学』 76 (1) 2018年

  2. 中世・近世イングランドにおける手工業の展開―都市史の視角―

    川名 洋

    研究年報『経済学』 74 (4) 577-594 2014年

    出版者・発行元: 東北大学経済学会

    ISSN:0387-3056

  3. 「中世・近世イングランドの商業化―都市史の視点―」

    川名 洋

    一八世紀イギリスの都市空間を探る―「都市ルネサンス論」再考 2012年

  4. Trade, sociability, and governance in an English incorporated borough: “Formal” and “informal” worlds in Leicester, c.1570-1640 査読有り

    Yoh Kawana

    Urban History 33 (3) 324-349 2006年12月

    DOI: 10.1017/S0963926806004019  

    ISSN:0963-9268 1469-8706

  5. A Survey of Urbanization in the English Midlands, c.1550-1750 招待有り 査読有り

    川名 洋

    研究年報経済学 65 (4) 47-58 2004年3月

    出版者・発行元: 東北大学

    ISSN:0387-3056

  6. 近世イングランドにおける都市経済基盤とその変容過程-内陸都市レスターの事例-

    川名 洋

    イギリス都市・農村共同体研究会、東北大学経済史・経営史研究会共編, 『イギリス都市史研究-都市と地域-』, (日本経済評論社, 2004年) 2004年3月

  7. イギリス近世都市における『公式』と『非公式』― 16世紀後期及び17世紀前期レスターの事例 ― 査読有り

    川名 洋

    社会経済史学 69 (3) 3-22 2003年9月

  8. The Impact of London's growth in the Late Sixteenth and Early Seventeenth Centuries : A new Approach 査読有り

    Yoh Kawana

    研究年報経済学 61 (3) 11-25 1999年12月

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書籍等出版物 4

  1. 公私混在の経済社会ー近世イギリスにおける個人と都市法人ー

    日本経済評論社 2024年2月

    ISBN: 9784818826519

  2. 一八世紀イギリスの都市空間を探る―「都市ルネサンス論」再考

    川名 洋

    刀水書房 2012年3月

  3. イギリス近世都市の「公式」と「非公式」

    川名 洋

    創文社/ 講談社 2010年2月

    ISBN: 9784423460658

  4. イギリス都市史研究 ―都市と地域―

    川名 洋

    日本経済評論社 2004年3月

講演・口頭発表等 3

  1. The Urban Foundation of the Regional Economy Peripheral Towns in the English Midlands, c. 1550-1700 国際会議

    The 7th International Conference on Urban History 2004年10月27日

  2. City gates in pre-modern England: informal functions and public perceptions 国際会議

    The Fifth International Conference on Urban History 2000年9月1日

  3. Historiographical migrant: a student of provincial towns looks at the social organisation of Elizabethan early Stuart London 国際会議

    The Fourth International Conference on Urban History 1998年9月1日

共同研究・競争的資金等の研究課題 8

  1. 近世前半期イギリス都市における消費市場ーテキスト分析による非公式経済の実態解明ー

    2025年4月 ~ 2030年3月

  2. 公私混在の経済社会ー近世イギリス都市における個人と都市法人

    2023年4月 ~ 2024年3月

  3. 福祉の混合経済に関する史的研究―近世イギリス都市における公式・非公式領域の検証―

    川名 洋

    2018年6月29日 ~ 2023年3月31日

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    本研究は、経済社会を支える福祉制度の理想モデル構築を目指し、弱者救済の思想的・実践的伝統を有するイギリス社会を例にその制度を支えた歴史的条件を探求することを目的とする。拙著(「中世イングランドにおける救貧活動と介護施設の変遷―都市のホスピタルを中心に― 」, 研究年報『経済学』第76巻第1号(2018年), pp. 125-144)を出発点とするこれまでの研究実績を踏まえ、本研究では都市行政の一環として弱者救済の施設運営が組み込まれる過程についても解明されつつある。これまでは、主に商業拠点として高度な制度蓄積を実現した自治都市群を中心に近世における多様な救貧施設の運営状況や、当該時期における著しい経済的・社会的変化により生じた施設運営上の諸課題に関する文献調査を行い、初期の都市型救貧施設が抱えた諸問題解 決に向けた都市政府の対策を中心に、施設運営改革に関する基礎的事例について調査し研究を進めたてきた。令和3年度(2021年度)もその前年度の実績を引き継ぎ、救貧施設運営上の諸問題と都市政府の対応についてのデータ収集を行い、当該救貧施設が直面した主要課題の特質について明らかにしうる文献情報の調査収集を行った。その結果、各都市において異なる社会問題がその主要因になっていることがわかり、それらに共通する状況について解明するべく、令和4年度(2022年度)も関連する文献情報を中心に、ローカルな経済的、社会的事情に関するさらなる調査分析を行う予定である。

  4. 近世国家形成期におけるイギリス自治都市の公式と非公式―複眼的経済史研究の方法―

    川名 洋

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research

    研究機関:Tohoku University

    2014年4月1日 ~ 2018年3月31日

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    本研究の目的は以下の2点に要約される。第一に,国家形成の基点となる自治都市の行政組織と制度を「公式」領域と捉え,「非公式」領域にある貧困,商関係と信用の特質を掴み,「公式」と「非公式」両領域の相互作用により経済の安定がはかられた構図を明らかにして自治都市特有の経済社会の仕組みを解明すること。第二に,異なる社会的プロフィールを持つ多様な市民の共存を可能にした自治都市特有のメカニズムを解明するために,この「公式」と「非公式」という分析概念を用いることが有効であることを実証し,国家形成期の都市化現象の歴史的意義を明確に提示することである。

  5. 西欧における都市公共施設の機能と役割に関する歴史学的研究

    川名 洋

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research

    研究機関:Tohoku University

    2011年 ~ 2013年

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    西欧経済史から学ぶべき最大関心事の一つは、近代工業がもたらす急激な経済成長期以前に、緩慢だが着実な経済発展が起った要因であろう。しかも、それは成熟した市民社会を導く都市の歴史と重なると考えられる。こうした西欧独特の経済史について都市の成り立ちから探究し得られる知識は、現代社会の有様を知り、行く末を見通す上で大きな拠り所となる。本研究では都市の流通・生産を支える公共施設、それを管理する政府の動向に着目しながら、公権力(公式)と市民の経済生活(非公式)双方の論理が融合する理想的な市民社会のルーツを探る実証研究法の確立を目指している。

  6. イギリス近世都市の「公式」と「非公式」

    2009年4月 ~ 2010年3月

  7. 初期近代イギリスにおける自治都市の比較分析-「非公式」な経済社会の実態と影響-

    川名 洋

    2005年 ~ 2007年

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    イギリス近世は、19世紀の急激な工業化に先駆けて地域振興を担う中核都市の勢いが顕在化し、都市化が進む注目すべき時代である。本年度は、都市自治体(コーポレーション)が非公式な経済活動や社会関係を、住民参加型の司法と行政に支えられた市民社会へ取り込む役割を担っていたことこそ、イギリス型都市自治の特色であったとする仮説をもとに、公共政策の発信源としての役割を果たし、地方の経済拠点として都市再生を成し遂げた諸都市に残る一次史料の分析を行った。 まず、人口構成の面から非市民や移住民の生活実態を把握するため、都市住民の世帯構造の調査と分析を進め、中心市街地と郊外地区との間の都市空間比較を行った。その結果、市内に常態化する経済格差と流動性の高い人口動態のメカニズムの存在を裏付ける証拠を得ることができた。一方、経済面では、行政監視の外で住民個人が結ぶ社会関係やヴォランタリー・アソシエーションにおいて実践される相互扶助に人々が多くを依存していた様子も示された。その結果、地方の拠点経済を潤したのは、野放図に広がる市場原理でもなければ硬直的な行政サービスや中央政府主導の施策でもなく、定住民と移住民との間の信用関係と産業と技術の地道な集積であったことが明らかになりつつある。しかも、これら人口の動きと経済・社会のあり方はいずれも都市自治の礎となるべく福祉、環境、公共サービスの実践とそれを支える思想に著しく影響したこともわかってきた。 本研究ではイギリス近世の都市づくりの事例から、自治都市の本質が、家父長的政府や自治体によって管理された閉鎖的政治共同体の支配にあるというよりは、開放的な経済社会とそれを前提とする風通しのよいガバナンスに由来することが一層明確になった。こうした発見から、初期近代イギリス都市研究において「公式」・「非公式」という2つの世界の相互作用に注目し、都市型社会の成熟過程を分析する新たな方法の有効性を示すことができた。

  8. 社会的ネットワークと都市空間-イギリス近世都市における経済・社会関係の基本構造

    川名 洋

    2000年 ~ 2001年

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    本研究は、多様な空間認識を可能にする都市社会の特色を市民革命以前の地方都市に見出し、近世イギリスにおける都市化の影響を明らかにすることを目的とする。本年度は、地域流通システムの中枢を担う州の中心都市における非公式の経済社会関係に注目し、そうした関係が都市の制度や空間利用にどう作用したかを具体的に示すことを目指し、以下のような成果を見た。 1.公的・私的社会空間における経済社会関係の形成 都市治安判事による尋問記録の分析により、共同施設や街路における経済社会関係や個人住宅における私的な経済活動の特徴を具体的に示した。特にそうした場所を、特権的な市民だけでなく移住民や女性などの非市民を含む多様な社会層の生活を包含する「都市的社会空間」として捉え、そこでの経済取引がその私的な性格にもかかわらず、地域の農業経済や都市手工業の構造を反映した都市市場の一部であったことを示した。 2.都市支配層の空間認識とアーバン・プロセス 市参事会議事録の分析により、経済規制や社会統制の特徴を捉え、非公的経済社会関係の拡大に対応する都市支配層の空間認識の変容について考察した。都市空間のあり方を公的・非公的社会の両面から論じ、近世イギリスにおける州の中心都市の発展(アーバン・プロセス)は、首都ロンドンの成長や地主文化を背景とした国家形成の影響力と地域独自の多元的価値とが混在する社会に対応した制度的変化であったとする歴史認識を提示した。

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