研究者詳細

顔写真

タカハシ マリ
髙橋 真理
Mari Takahashi
所属
高度教養教育・学生支援機構 学生相談・特別支援センター
職名
助手
学位
  • 修士(教育学)(宮城教育大学)

研究キーワード 2

  • 聴覚障害

  • 障がい学生の修学支援

研究分野 1

  • 人文・社会 / 特別支援教育 /

論文 1

  1. 東北大学特別支援室を利用する学生の特徴ー来談時期・来談経路・高校までの支援有無等の分析ー 査読有り

    高橋真理, 榊原佐和子, 長友周悟, 池田忠義, 松川春樹

    (5) 341-345 2019年3月

共同研究・競争的資金等の研究課題 3

  1. 精神障害のある大学生を対象とした包括的支援モデルの構築

    池田 忠義, 中島 正雄, 榊原 佐和子, 高橋 真理, 鈴木 大輔

    2023年4月1日 ~ 2027年3月31日

  2. 学生相談と障害学生支援の協働による実践の充実化に関するコミュニティ心理学的研究

    池田 忠義, 松川 春樹, 高橋 真理

    2018年4月1日 ~ 2023年3月31日

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    学生相談及びが障害学生支援に関する組織や活動の特徴,それぞれの機能や協働の充実化要因を明らかにすることを目的として,それらの組織体制に関するWeb調査,スタッフ数や連携・協働の実情等に関する質問紙調査の結果を改めて分析・検討した。 その結果,障害学生支援に関する組織の設置やスタッフ配置は学生相談のそれらと比較して遅れており,組織は他機関・部署から独立した形で設置されているもののスタッフ数は限られており,十分機能できていない可能性が示された。学生相談についても,非常勤スタッフへの依存率が高く,その活動に限界があると思われた。また,学生相談と障害学生支援の協働については援助活動で多く行われ,コミュニティ活動では少なかった。今後は,両者の設置形態と活動の関係性についても検討が重要であると思われる。 学生相談と障害学生支援の機能の充実化要因を「組織内の体制」,「組織間の体制」,「大学内の体制」,「学外を含む体制」の4つのシステムレベルの観点から整理したところ,各組織内の体制整備だけではなく,大学内外のシステムレベルを対象にした多水準の活動が重要であることが示された。また,両者の協働の促進のためには,定期的会議の開催等の連携体制の強化,お互いの顔が見える関係作りや情報共有,担当者の専門性とそれに基づく役割分担が必要であることが示された。それは,「組織」と「人」の両面でのつながり強を化することであると言える。

  3. 大学生に対する発達障害理解教育プログラムの開発と展開

    岡田 有司, 長友 周悟, 榊原 佐和子, 高橋 真理

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    2018年4月1日 ~ 2022年3月31日

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    本研究では発達障害理解教育の開発を行った。具体的には障害学生支援に関わる専門家らの協力を得て障害理解教育のコンテンツを作成し,大学の授業内で障害理解教育を実施した。その効果を測定するために,障害理解教育実施前,実施直後,実施後一定期間後に調査を実施し,発達障害に対する態度の変容がみられるかを分析した。それにより,発達障害に対する認識(顕在的態度)だけでなく,潜在連合テストによって測定された潜在的態度についても改善することが明らかになった。開発された発達障害理解教育は350名以上の学生を対象に実施されるとともに,発達障害について理解を深めるための教職員向けのコンテンツについても作成された。