研究者詳細

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ホリ ユタカ
堀 裕
Yutaka Hori
所属
大学院文学研究科 日本学専攻 日本歴史学講座(日本史専攻分野)
職名
教授
学位
  • 博士(文学)(京都大学)

  • 修士(文学)(京都大学)

経歴 6

  • 2019年4月 ~ 継続中
    東北大学 大学院文学研究科日本学専攻(日本史) 教授

  • 2010年4月 ~ 2019年3月
    東北大学大学院文学研究科 日本史 准教授

  • 2007年4月 ~ 2010年3月
    大阪樟蔭女子大学 国文学科 歴史文化専攻 准教授

  • 2002年4月 ~ 2007年3月
    大阪樟蔭女子大学 日本文化史学科 助教授

  • 2001年4月 ~ 2002年3月
    大阪樟蔭女子大学 日本文化史学科 専任講師

  • 1998年4月 ~ 2001年3月
    樟蔭女子短期大学 日本文化史学科 専任講師

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委員歴 19

  • 宮城県多賀城跡調査研究委員会委員

    2023年4月 ~ 継続中

  • 名取市史編纂委員

    2023年4月 ~ 継続中

  • 上廣歴史資料学研究部門運営諮問委員

    2022年4月 ~ 継続中

  • 史学研究会 理事

    2021年11月 ~ 継続中

  • 北上市史 編纂委員

    2017年4月 ~ 継続中

  • 東北史学会 理事

    2012年10月 ~ 継続中

  • 国史談話会 役員

    2010年10月 ~ 継続中

  • 宮城歴史科学研究会 委員

    2010年9月 ~ 継続中

  • NPO法人・宮城歴史資料保全ネットワーク 理事

    2010年5月 ~ 継続中

  • 史跡柳之御所・平泉遺跡群白鳥舘遺跡、長者ケ原廃寺跡整備検討委員

    2025年6月 ~ 2027年3月

  • 花巻市史編さん専門部会古代部会委員

    2025年1月 ~ 2027年1月

  • 史跡柳之御所・平泉遺跡群白鳥舘遺跡、長者ケ原廃寺跡整備検討委員

    2023年9月 ~ 2025年3月

  • 奥州市教育委員会 史跡柳之御所・平泉遺跡群白鳥舘遺跡、長者ケ原廃寺跡整備検討委員

    2021年6月 ~ 2023年3月

  • 奥州市教育委員会 史跡柳之御所・平泉遺跡群白鳥舘遺跡、長者ケ原廃寺跡整備基本計画検討委員

    2020年7月 ~ 2021年3月

  • NPO法人・おまけ文化の会 理事

    2002年2月 ~ 2010年6月

  • 仏教史学会 委員

    2002年10月 ~ 2004年11月

  • 日本史研究会 編集委員

    2002年10月 ~ 2004年10月

  • 日本史研究会 研究委員

    1995年10月 ~ 1997年10月

  • 日本史研究会 総務委員

    1992年10月 ~ 1994年10月

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所属学協会 6

  • 宮城歴史科学協議会

  • 仏教史学会

  • 史学研究会

  • 東北史学会

  • 国史談話会

  • 日本史研究会

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研究キーワード 8

  • 身体

  • 東北

  • アジア

  • 寺院

  • 神祇

  • 仏教

  • 天皇

研究分野 1

  • 人文・社会 / 日本史 /

論文 39

  1. 多賀城廃寺ーその創建期と郡山廃寺を中心にー 招待有り

    堀裕

    熊谷公男・吉野武編『多賀城創建ー歴史的意義を問うー』 147-179 2025年3月10日

  2. 真言宗・寺院制度・唐からみた東大寺と空海―東大寺真言院を中心にー 招待有り

    堀 裕

    GBS実行委員会『ザ・グレイトブッダ・シンポジウム論集 第二十一号 論集東大寺と弘法大師空海』東大寺・法蔵館 35-49 2024年11月

  3. 孝謙太上天皇の受戒と『梵網経』十八種物 招待有り

    堀 裕

    宮崎健司編『正倉院文書を考える』法蔵館 2024年11月

  4. 東アジアの中の倭の仏教 国際誌 招待有り 査読有り

    堀裕

    百済研究 80 123-140 2024年8月

  5. 大宰府と秋田城の四天王寺伽藍配置試論―『類聚三代格』巻二・宝亀五年三月三日官符の検討とともに 招待有り

    堀裕

    本郷真紹監修『日本古代の国家・王権と宗教』 231-248 2024年4月

  6. 平城天皇即位と『仁王経』安居講経―『類聚三代格』巻二・延暦二十五年四月二十五日官符 招待有り 査読有り

    堀裕

    国立歴史民博物館研究報告 (244) 187-197 2024年3月

  7. 多賀城廃寺の塑像・塑壁

    鹿又喜隆, 堀裕, 廉禕, 長岡龍作, 藤澤敦, 小林和貴

    東北文化研究室紀要 65 29-60 2024年3月

  8. 陸奥の仏教文化 招待有り

    堀裕

    吉村武彦・川尻秋生・松木武彦編『シリーズ地域の古代日本 陸奥と渡島』株式会社KADOKAWA 2022年6月

  9. 王宮からみた仏教の受容と展開―七世紀から九世紀を中心に― 招待有り

    堀裕

    佐藤文子・上島享編『日本宗教史4 宗教の受容と交流』法蔵館 12-40 2020年11月

  10. 「偽文書」からみた中尊寺経蔵別当職―天治三年経蔵別当職補任状案と毎日御仏供料― 招待有り

    堀裕

    菅野成寛監修・編『平泉の文化史2 平泉の仏教史 歴史・仏教・建築』 153-166 2020年6月

  11. 常修多羅衆成立をめぐる基礎的考察―大寺を支える僧侶組織― 招待有り

    堀裕

    菱田哲郎・吉川真司『古代寺院史の研究』思文閣出版 87-97 2019年7月

  12. 天皇の死と『王の二つの身体』の「翻訳」 国際誌 招待有り 査読有り

    堀裕, 黒岩卓(翻訳)

    10 2019年5月

  13. 天平十五年金光明最勝王経転読会と陸奥国―福島県江平遺跡出土木簡再考― 招待有り

    堀裕

    熊谷公男編『古代東北の地域像と城柵』高志書院 75-95 2019年3月

  14. 天武天皇殯儀礼の構造的研究 招待有り

    堀裕

    仁藤敦史編『古代王権の史実と虚構 古代文学と隣接諸学3』竹林舎 286-311 2019年2月

  15. 『金光明経』『金光明最勝王経』の日本への伝来と展開 招待有り

    堀 裕

    東北歴史博物館・日本経済新聞社編 東日本大震災復興祈念特別展 東大寺と東北―復興を支えた人々の祈り 日本経済新聞社 25-32 2018年4月

  16. 盧舎那如来と法王道鏡-仏教からみた統治権の正当性- 招待有り

    堀 裕

    栄原永遠男・佐藤信・吉川真司編 東大寺の新研究3 東大寺の思想と文化 法藏館 419-441 2018年3月

  17. 天皇の日宋の仏教文化 招待有り

    堀裕

    ザ・グレイトブッダ・シンポジウム論集 第十五号 日宋交流記の東大寺-奝然上人一千年大遠忌にちなんでー 2017年11月25日

  18. 東北の神々と仏教 招待有り

    堀裕

    東北の古代史4三十八年戦争と蝦夷政策の転換 193-227 2016年6月20日

  19. 国分寺と国分尼寺の完成-聖武・孝謙・称徳と安居

    堀 裕

    国史談話会雑誌 (56) 45-60 2015年12月

    出版者・発行元: 東北大学国史談話会

    ISSN:0288-6723

  20. 空海-鎮護国家・国王護持の密教者

    堀 裕

    古代の人物4 平安の新京 163-177 2015年10月20日

  21. 平安新仏教と東アジア

    堀 裕

    岩波講座日本歴史4 247-282 2015年1月28日

  22. 掘り出される石の讖文―聖徳太子未来記と宝誌和尚讖―

    堀 裕

    仏教がつなぐアジア-王権・信仰・美術― 2014年6月3日

  23. 多賀城廃寺小考―尊像と塔―

    堀 裕

    東北アジア研究センター報告 (10) 6-22 2013年10月

    出版者・発行元: 東北大学東北アジア研究センター

  24. 八世紀の図讖と皇位継承―孝謙・称徳天皇を中心に―

    堀 裕

    日本中世のNATION3 163-190 2013年10月

  25. 平安京における寺院・法会の構造 招待有り

    堀 裕

    仏教文化研究 (14) 215-238 2011年12月

  26. 「化他」の時代-天長・承和期の社会政策と仏教― 招待有り

    堀裕

    仁明朝史の研究―承和転換期とその周辺- 81-106 2011年2月28日

  27. 平安京と寺々―平安初期の構造と歴史―

    堀裕

    古代の都3 恒久の都平安京(吉川弘文館) 237-256 2010年10月

  28. 七~九世紀の天皇の祖先祭祀-山陵・神宮・廟の関係史-

    堀裕

    律令国家史論集(塙書房) 207-225 2010年2月

  29. 東大寺大仏と宮―大仏供起源考― 査読有り

    堀裕

    日本史研究 (439) 1-24 2010年1月

    出版者・発行元: 日本史研究会

    ISSN:0386-8850

  30. 文学の「読み方」はあるか : 田辺文学の教材化の試み

    中周子, 北村英子, 田原広史, 森嶌隆一, 堀裕

    大阪樟蔭女子大学(学芸学部)論集 46 (46) 219-230 2009年

    出版者・発行元: 大阪樟蔭女子大学

    ISSN:1880-7887

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    大学における文学教育はどのようにあるべきか。国文学科の教育内容と教育目標を模索し、カリキュラム再検討の議論を重ね、従来の「文学の読み方A」という一回生専門必修科目の内容を一新した。従来、開講している二回生以上の専門選択必修科目「古典作品講読」、「近代作品講読」を和らげただけのごとき科目名ではあるが、しかし、それらの科目とは目的と方法を異にする科目である。 すなわち、国文学科の二専攻(国文学、歴史文化専攻)と各コース(文学、語学、書道コース)の学びを具体的に学生に体験させることを目的とし、各専攻・各コースの教員五名が共通のテーマのもとに演習形式の授業をおこなうといったものである。 共通テーマには「田辺文学」を選び、樟蔭学園の知的財産である田辺聖子文学館を活用しつつ、自校教育の一環となることをも目論んだ。本稿は、本学における独自の文学教育を模索した実践例の一報告である。

  31. 奈良平安期の紀寺・璉城寺の基礎的考察

    堀裕

    大阪樟蔭女子大学(学芸学部)論集 45 (45) 283-292 2008年

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    奈良市西紀寺町にある璉珹寺では、大阪樟蔭女子大学地域文化センター及び日本文化史学科によって、二〇〇五年から現在に至るまで発掘調査や古文書調査が実施されている。その調査成果の一環として、奈良平安期における紀寺・璉城寺をめぐる文献史料の検討を行ない、次の三点を明らかにした。第一に、平城京の紀寺・璉城寺の初見は、厳密にいえば延暦二年(七八三)より前に遡らない点。第二に、紀寺と璉城寺が同一寺院であるかどうか明確な証拠はないが、紀寺と璉城寺の寺田が大和国城下郡東辺に集まることから、両寺が同一の寺院である可能性が指摘できる点。第三に、光仁天皇の母である紀橡姫の国家的追善仏事である国忌が、紀寺・璉城寺で実施されていた可能性と、桓武天皇による光仁天皇の血縁に連なる紀氏への梃入れの一環として、延暦二年における紀寺への封戸施入がなされた可能性がある点。

  32. 平安期の御願寺と天皇―九・十世紀を中心に― 招待有り 査読有り

    堀裕

    史林 91 (1) 67-100 2008年1月

    出版者・発行元: 史学研究会

    ISSN:0386-9369

  33. 平安初期の天皇権威と国忌 査読有り

    堀裕

    史林 87 (6) 1-30 2004年11月

    DOI: 10.14989/shirin_81_38  

  34. 智の政治史的考察-奈良平安前期の国家・寺院・学僧-

    堀裕

    南都仏教 (80) 47-71 2001年9月

    出版者・発行元: 南都仏教研究会

    ISSN:0547-2032

  35. 死へのまなざし -死体・出家・ただ人- 査読有り

    堀裕

    日本史研究 (439) 3-29 1999年3月

  36. 天皇の死の歴史的位置-「如在之儀」を中心に- 査読有り

    堀裕

    史林 81 (1) 38-69 1998年1月

    出版者・発行元: 学術雑誌目次速報データベース由来

    ISSN:0386-9369

  37. 護持僧と天皇

    堀裕

    「日本国家の史的特質 古代・中世」(思文閣出版) 385-410 1997年5月

  38. 「門徒」にみる平安期社会集団と国家 査読有り

    堀裕

    日本史研究 (398) 31-57 1995年10月

    出版者・発行元: 日本史研究会

    ISSN:0386-8850

  39. 長岡京造営組織と左京三条二坊-・八・九町

    堀裕

    「長岡京木簡二」(向日市教育委員会) 56-65 1993年

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MISC 17

  1. 討論 古代蝦夷と須恵器 招待有り

    八重樫忠郎, 佐藤敏幸, 堀裕, 及川真紀, 高橋千晶

    八重樫忠郎・佐藤敏幸『古代蝦夷と須恵器ー北東北と北海道―』 7-30 2025年3月10日

  2. 東北大学考古学研究室所蔵 多賀城廃寺塑像 招待有り

    堀裕

    東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門HPコラムhttps://uehiro-tohoku.net/ 2023年3月

  3. 東北大学文学部百周年記念事業・デジタルミュージアム“歴史を映す名品”」のうち「4資料紹介「東北大学附属図書館所蔵・国宝『類聚国史』巻二十五帝王部第五」 招待有り

    堀裕

    120-122 2023年3月

  4. 良源・源信-権門延暦寺への変貌を体現する- 招待有り

    堀裕

    新古代史の会編『人物で学ぶ日本古代史3平安時代編』吉川弘文館 3 186-192 2022年12月

  5. 菩提僊那-インドと唐の文化の伝来- 招待有り

    堀裕

    新古代史の会編『人物で学ぶ日本古代史2奈良時代編』吉川弘文館 2 139-141 2022年10月

  6. 平安仏教ー最澄・空海は何をもたらしたかー 招待有り

    堀裕

    岩城卓二ほか編『論点・日本史学』ミネルヴァ書房 52-53 2022年8月

  7. 日本史-未知の過去から、いまを問う 招待有り

    堀裕

    東北大学文学部編『人文社会科学の未来へ―東北大学文学部の実践-』東北大学出版会 319-330 2022年3月

  8. 大寺・定額寺から御願時へ

    堀 裕

    仏教史入門ハンドブック 2017年2月

  9. 宗の成立と展開

    堀 裕

    仏教史入門ハンドブック 172-175 2017年2月

  10. 伝覚鑁撰「信貴毘沙門霊験記」下巻

    堀 裕

    よみがえる古の大寺院『寳幢寺』至宝展 26-28 2016年9月

  11. 空海撰『秘密曼荼羅十住心論』

    堀 裕

    よみがえる古の大寺院『寳幢寺』至宝展 24-25 2016年9月

  12. 藤原氏の陵墓-葬法と寺院と-

    堀裕

    120-122 2010年10月15日

    出版者・発行元: 思文閣出版

  13. 近現代における奈良市連城寺の「縁起」

    堀 裕

    大阪樟蔭女子大学学芸学部論集 47 232-226 2010年1月29日

    出版者・発行元: 大阪樟蔭女子大学

    ISSN: 1880-7887

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    大阪樟蔭女子大学による奈良市?城寺の調査の一環として、近現代における?城寺の「縁起」に関わる資料を三点取り上げて紹介する。一つは、一八七九年(明治一二)の『寺院明細張』である。もう一つは、一九七四年(昭和四九)に録音されたと考えられる、先々代の住職故下間松甫氏による、?城寺の解説である。三つ目は、一九八八年(昭和六三)に、?城寺が主体となって境内に設置された?城寺解説板である。これら三点の資料それぞれについて、「縁起」を生成していく過程を示すとともに、各時代ごとの特色があることを示した。とくに、明治期の行政と?城寺による「縁起」をめぐるやりとりや、現代には、下間松甫氏や現在の住職によって、文化財への高い関心をもって新たな「縁起」が生成している点について指摘した。

  14. 璉珹寺(紀寺)総合学術調査2

    佐久間貴士, 堀裕, 荒武賢一朗

    大阪樟蔭女子大学(学芸学部)論集 (46) 211-218 2009年1月

  15. <特別研究費研究経過報告> 日本古代における死へのまなざし

    堀 裕

    文化研究 15 119-121 2001年3月20日

    出版者・発行元: 大阪樟蔭女子大学

    ISSN: 0915-8227

  16. 天神町地区

    堀 裕

    大部荘調査委員会編『播磨国大部荘現況調査報告書Ⅵ』 111-132 1996年3月

  17. 鹿野町地区

    堀 裕

    大部荘調査委員会編『播磨国大部荘現況調査報告書Ⅱ』 45-58 1992年3月

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書籍等出版物 6

  1. 東アジアの王宮・王都と仏教

    堀, 裕, 三上, 喜孝, 吉田, 歓

    勉誠社 2023年10月

    ISBN: 9784585320326

  2. 東北大学日本史研究室編『東北史講義』【古代・中世篇】ちくま新書

    ちくま書房 2023年3月

  3. 奈良市璉珹寺の歴史と下間家文書目録-平城京紀寺と西本願寺坊官下間家-

    長谷川伸三, 荒武賢一朗, 中村直人, 堀裕

    2015年6月9日

  4. 仏教がつなぐアジア-王権・信仰・美術―

    佐藤文子, 原田正俊, 堀裕

    勉誠出版 2014年6月3日

  5. 週刊 新発見!日本の歴史14平安時代2

    堀 裕

    朝日出版社 2013年10月

  6. 大阪樟蔭女子大学天神祭調査報告書 天神祭と女性

    堀裕, 川瀬豊子, 中本剛二, 本多彩, 武士綾子, 共著者は松田憲子ほか

    大阪樟蔭女子大学学芸学部日本文化史学科・大阪樟蔭女子大学地域文化センター 2007年3月

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講演・口頭発表等 57

  1. 古代の人々は神霊と交流していた―天皇霊と神仏― 招待有り

    堀裕

    有備館講座 2025年7月20日

  2. 中尊寺参詣曼荼羅の構成と描かれたもの 招待有り

    堀 裕

    「ひらいずみ遺産」共同研究・シンポジウム 中尊寺参詣曼荼羅からみた平泉―静岡市立芹沢銈介美術館所蔵本を中心に― 2024年12月8日

  3. 天皇的死与身体 国際会議 招待有り

    堀裕

    浙江大学歴史学院・浙江大学世界歴史研究所主催講演会 2024年9月10日

  4. 唐宋における日本天皇・皇太子と施主―南と北 国際会議 招待有り

    堀裕

    第二届文明交流互鑑学術研討会:世界与浙江 2024年9月7日

  5. 新宮寺本『続高僧伝』巻四の位置づけ 招待有り

    堀裕

    日中国際ワークショップ「漢文大蔵経と高僧伝」 2024年7月24日

  6. 経蔵別当補任状と骨寺村

    堀裕

    第一回ガイダンスセンター講座 2024年4月21日

  7. 新宮寺一切経『続高僧伝』調査の経緯

    堀裕

    新発見名取新宮寺一切経『続高僧伝』と玄奘三蔵の伝記 2024年3月10日

  8. 東アジアのなかの倭の仏教 招待有り

    堀裕

    2023年度忠南大学校史学科国際学術大会 百済と古代東アジア仏教 2023年12月1日

  9. 真言宗・寺院制度・唐からみた東大寺と空海 招待有り

    堀裕

    第21回ザ・グレイトブッダ・シンポジウム東大寺と弘法大師 2023年11月26日

  10. 仏教から見た東アジアの王 招待有り

    堀裕

    奈良女子大学史学会 2023年11月23日

  11. 平安京遷都前後の仏教―政治史・制度史を中心に― 招待有り

    堀裕

    日本史研究会 2023年8月21日

  12. 陸奥国分寺・国分尼寺と疫病・皇位継承-地域の歴史と遺跡を考える― 招待有り

    堀裕

    第12回全国国分寺サミットin仙台・陸奥国分寺 2022年10月8日

  13. 宗教からみた古代日韓の石と文字の文化

    堀裕

    日韓合同研究会「古代日本と韓国の文字文化と書写材料」 2022年2月23日

  14. 日本の大極殿と宮中における仏事の展開 招待有り

    堀裕

    第2回宮と都の東アジア比較宗教史シンポジウム ―日本・宋・高麗・契丹― 2021年11月7日

  15. 東アジア宗教史と古代日本 招待有り

    堀裕

    国史談話会大会 2021年6月12日

  16. 東アジア宮中仏事の比較史―日本と百済・新羅を中心に― 招待有り

    堀裕

    日韓古代比較宗教史国際シンポジウム 2021年2月28日

  17. 日本古代と東アジアの宗教 招待有り

    堀裕

    歴史学研究会古代史部会 2021年1月24日

  18. 都から陸奥に派遣された官人たちの仕事振り―按察使・陸奥国・鎮守府― 招待有り

    堀裕

    鎮守府探訪講座202 2020年11月15日

  19. 日本と中国の大極殿・太極殿仏事

    堀裕

    第5回東アジアの宮都と宗教行事研究会 2020年9月14日

  20. 日本・新羅・百済の王宮と山林修行

    堀裕

    第4回 東アジアの宮都と宗教行事研究会 2019年12月21日

  21. 日本史からのコメント 国際会議 招待有り

    堀裕

    2019年国立慶州博物館新羅学国際シンポジウム 金城の南山と平城京の東山―王都周辺の山林寺院に関する日韓比較― 2019年8月22日

  22. 7世紀日本からみた東アジアにおける宮中仏事研究の課題と展望

    堀裕

    第2回 東アジアの宮都と宗教行事研究会 2019年3月29日

  23. 興福寺と藤原氏 招待有り

    堀裕

    第164回奈良学文化講座 2019年1月25日

  24. 天平十五年金光明最勝王経転読会と陸奥国―福島県江平遺跡出土木簡再考―

    堀裕

    東北史学会 2018年10月6日

  25. 東アジアの宮中法会について初探 招待有り

    堀 裕

    第1回 東アジアの宮都と宗教行事研究会 2018年8月6日

  26. 世界遺産-天皇の喪葬儀礼- 招待有り

    堀 裕

    斎理屋敷講座 2018年7月6日

  27. 鎮護国家と東大寺 招待有り

    堀 裕

    東北歴史博物館公開講座 2018年5月13日

  28. 天皇の死と「王の二つの身体」の翻訳 国際会議 招待有り

    堀 裕

    国際研究集会 2018年2月22日

  29. 骨寺村絵図調査報告(簡略絵図) 招待有り

    堀 裕

    総括シンポジウム 平泉研究の最前線―資料学からのアプローチ 2017年12月10日

  30. 陸奥国分寺・国分尼寺の成立と展開―文献資料と考古学資料 招待有り

    堀 裕

    仙台市富沢遺跡保存館(地底の森ミュージアム)主催講演会 2017年11月19日

  31. 道鏡任法王の基礎的考察 招待有り

    堀 裕

    読史会 2017年11月3日

  32. 骨寺村絵図調査報告(仏神絵図) 招待有り

    堀 裕

    中尊寺・柳原敏昭研究代表者科研共催中尊寺調査報告会 2017年5月21日

  33. 「皇位天授の思想」と法王道鏡

    堀 裕

    仙台古代史懇話会 2017年3月11日

  34. 9世紀の災異・事変と地方官補任―貞観11年の災異への対応を視野に― 国際会議 招待有り

    堀 裕

    平成28年度東北学院大学学長助成金 国際学術セミナー平安時代陸奥国「貞観地震」の被災範囲および新羅人瓦工の活動範囲の広域性に関する学際・国際的研究 2017年3月10日

  35. 「王権」研究と天皇の歴史的展開―死・身体・霊― 国際会議 招待有り

    堀 裕

    韓国忠南大学 外国専門家招聘講演会 2017年1月25日

  36. 天皇と日宋の仏教文化 招待有り

    堀 裕

    第15回 グレートブッダシンポジウム 2016年11月26日

  37. 天皇と諸大寺、国分寺・国分尼寺の安居-『東大寺要録』所引「安居縁起」の基礎的検討- 招待有り

    堀 裕

    第14回東大寺要録研究会 2015年6月20日

  38. 陸奥・出羽の仏教政策と「良吏」

    堀 裕

    第30回古代寺院研究会 2014年9月12日

  39. 9世紀仏教と政策論

    堀 裕

    2014年度宗教史懇話会サマーセミナー 2014年8月20日

  40. 多賀城廃寺の尊像配置と塔・再考

    堀 裕

    第28回古代寺院研究会(京都府立大学) 2014年3月29日

  41. 「光仁桓武朝仏教改革論」再考

    堀裕

    仙台古代史懇話会 2014年1月25日

  42. 文献からみた長岡京と寺院

    第23回古代寺院研究会 2013年1月5日

  43. 12世紀の慈恩寺の一側面―御願寺と経蔵から 招待有り

    堀裕

    慈恩寺シンポジウム 2012年11月17日

  44. 道鏡の法王就任をめぐる憶説 招待有り

    堀裕

    史学会大会 2012年11月10日

  45. 9世紀日本の「飢民」と社会政策と仏教

    堀裕

    宮城歴史科学協議会大会 2012年9月29日

  46. 9世紀日本と仏教

    堀裕

    歴史学入門講座実行委員会 歴史学入門講座 2012年7月8日

  47. 平安京と寺院・法会―画期としての淳和天皇と仁明天皇― 招待有り

    堀 裕

    韓日中古都と都市仏教シンポジウム 2012年2月4日

  48. 祥瑞・讖からみた天皇とその周辺 招待有り

    東北中世史サマーシンポジウム 2010年8月29日

  49. 「化他」の時代―九世紀前半の仏教政策― 招待有り

    堀裕

    古代学協会・仁明朝研究会 2009年3月29日

  50. 奈良・平安期の璉珹寺と紀寺 招待有り

    堀裕

    大阪樟蔭女子大学主催「謎の古代寺院・平城京璉珹寺(紀寺)を考える」 2008年11月8日

  51. 宮と寺―東大寺大仏供起源考―

    堀裕

    日本史研究会古代史中世史合同部会 2008年9月9日

  52. 平安期の御願寺と天皇

    堀裕

    平安・寺院史研究会 2007年9月22日

  53. 空海の歴史的位置付けについて 招待有り

    堀裕

    続日本紀研究会 2007年6月1日

  54. 平安期の御願寺と天皇 招待有り

    堀裕

    史学研究会シンポジウム 2007年4月

  55. 古代天皇の喪葬と規範意識―仏教行事を中心に― 招待有り

    堀裕

    国際東方学会シンポジウム 2006年5月

  56. 法会に刻まれた古代の記憶―大供と大修多羅衆― 招待有り

    堀裕

    仏教史学会大会 2002年10月

  57. 死へのまなざし―死体・出家・ただ人―

    堀裕

    日本史研究会大会 1998年11月

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共同研究・競争的資金等の研究課題 18

  1. 平安期の社会の構造と変動を外的インパクトから捉える―交流・天災・疫病―

    田中史生, 笹生衛, 手嶋大侑, 永田英明, 本庄総子, 簑島栄紀, 小倉慈司, 村木二郎, 三上喜孝

    2025年4月 ~ 2028年3月

  2. 古代東アジアの金石文にみる宗教文化の展開と地域社会

    研究代表者 三上喜孝, 研究分担者 赤羽目匡由, 稲田奈津子, 植田喜兵成智, 石野智大, 畑中彩子, 堀裕

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:National Museum of Japanese History

    2024年4月 ~ 2028年3月

  3. 平泉の参詣曼荼羅の研究

    及川真紀,菅野成寛,菊池勇夫,佐々木徹,杉本欣久,七海雅人,八重樫忠郎,柳原敏昭

    2025年11月 ~ 2027年4月

  4. 日中韓の王宮と官衙の比較宗教史研究

    堀 裕, 三上 喜孝, 吉田 歓

    2022年4月 ~ 2026年3月

  5. 名取新宮寺一切経本を中心とした『続高僧伝』の総合的研究

    齋藤 智寛, 佐竹 保子, 冨樫 進, 川合 安, 堀 裕, 長岡 龍作, 斉藤 達也

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:Tohoku University

    2019年4月 ~ 2024年3月

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    新宮寺本『続高僧伝』現存17巻のうち、東北歴史博物館で展示中の巻第五を除く16巻の調査、撮影を終えた。同時に、新宮寺一切経の中から、道宣の著作や玄奘関係の資料など関連する経巻の一部について、調査、撮影することができた。『続高僧伝』玄奘伝読書会を計6回開催し、伊爛拏国条(大正蔵本p.452中に相当)までの翻刻、校正、訳注を終えた。 <BR> 以上は研究代表者および分担者共同での研究であるが、個別の論文、研究発表から主な実績を記せば以下の通りである。齋藤智寛「『続高僧伝』訳経篇に見える三教関係記事について」では、『続高僧伝』の冒頭に位置する訳経篇における儒教、道教関連の記事について考察した。その結果、訳経篇では冒頭に儒教に対する仏教の優越を示す記事が収載されていること、紀国寺慧浄伝と玄奘伝に掲載される道教との論争が『老子』解釈史とも連動する貴重な資料あることが明確になった。さらに訳経僧が三教論争に関わるのは、その学識や政権との距離から言って自然な趨勢であったこと、また『高僧伝』『宋高僧伝』の訳経篇には三教論争の記事が見えず、『続高僧伝』は儒道二教との対立が深刻な時代を反映していることを指摘し、結論とした。 <BR> 2019年12月15日(日)東北大学において開催した第1回研究集会では、齋藤智寛が「『続高僧伝』研究の諸問題―読解の視点と資料価値―」と題する研究発表をおこない、①律僧はなぜ史僧・護法僧になるのか、②道宣の編纂方針が読み取れる部分について、③多様な実践の記録、④推敲の背景、の4点につき、『続高僧伝』研究における基礎的な問いについて、研究分担者と問題共有をすると共に、参加者から貴重な助言を得た。

  6. 格・式研究を踏まえた日本古代社会像の再構築

    小倉 慈司, 三上 喜孝, 山口 えり, 仁藤 敦史, 中村 光一, 川尻 秋生, 遠藤 慶太, 堀 裕, 河合 佐知子

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:National Museum of Japanese History

    2020年4月 ~ 2023年3月

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    本研究は『類聚三代格』と『延喜式』という二つの法制史料を研究対象としたものである。本年度は当初計画では『類聚三代格』の巻1~4について実際に素原稿を作成して検討を加え、入稿できるような形にまで整えていくことを目標としていたが、COVID-19流行により、当初予定していた史料調査がなかなか実施できず、検討会も開催することができなかったため、繰越申請を行なった。2021年度にもCOVID-19流行は続いたため、すべての史料調査が実施できたわけではなかったが、検討会は開催することができ、巻1についてはほぼ入稿予定稿を完成させ、それをもとに巻2以降の素原稿作成を進めた。『延喜式』については10巻分程度の校訂本文作成を目指したが、やはり史料調査・検討会の開催が進まず、5巻分の作成にとどめざるを得なかった。 その分、延喜式関係論文目録データベースのデータ追加に力を注ぎ,2020年12月までに23,415件のデータを追加して翌月に公開した(総件数41,820件。この他,既収データの修正も行なった)。さらに約2万件程度のデータ公開準備を進め、2021年度作業分とあわせて2021年12月に36,090件のデータを追加公開した。 海外発信についてはオンラインも活用しつつ、外国人研究協力者とともに『延喜式』英訳検討のワークショップや英訳検討会を開催し、国際研究集会準備を進めた(2021年度実施)。その他,基幹研究プロジェクト歴博ユニット「古代の百科全書『延喜式』の多分野協働研究」と共催して研究集会を2回開催した。

  7. 平泉仏教文化の諸相とその社会的基盤に関する資料学的研究

    七海 雅人, 永田 英明, 柳原 敏昭, 狭川 真一, 入間田 宣夫, 菅野 文夫, 堀 裕, 上杉 智英, 横内 裕人, 吉田 歓, 齊藤 利男

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:Tohoku Gakuin University

    2020年4月 ~ 2023年3月

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    本共同研究は、12世紀、平泉と周辺地域における仏教文化の展開と、その社会的基盤の様相について、歴史学(文献史学)・考古学・宗教史学・美術史学各分野の研究者が協同し、文献・考古資料(遺構・遺物)・石造物等の調査・集成を進め、中世初期東北・北海道地域史に関する新しい歴史像の提示を目的としている。 研究活動の方法について、文献班・考古班・石造物班の三つのグループを組織し、各班が設定したテーマについて調査・分析を進め、それぞれの成果を集成し、総合的な考察を行うという体制をつくった。しかし、2020年度の活動は、新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、当初予定していた作業を進めることができず、現地調査等のスケジュールを大きく変更せざるを得なかった。2020年7月にリモート会議で各班のリーダーが集まり、調査活動の修正など工夫を行ったが、最終的には交付金を次年度へ繰り越すという措置をとった。 2020年度における各班の作業内容・成果は、つぎのとおりである。【文献班】「中尊寺文書」の電子入力によるデータベースの作成と、中尊寺経に関するこれまでの調査研究内容の確認・整理を行った。【考古班】静岡県熱海市の伊豆走湯山遺跡群出土資料の整理・分析に着手し、岩手県南部における経塚の分布調査を進めた。【石造物班】一関市図書館など資料所蔵施設を訪問し、岩手県・宮城県・福島県における中世石造物の情報を蒐集し、次年度以降における調査リストの作成を進めた。 文献班と石造物班は、次年度以降に本調査を行うための予備調査、準備作業の段階にとどまった。次年度以降、新型コロナウイルス感染症の流行状況に気をつけながら、調査活動が可能なテーマ、調査対象について再検討を行し、所期の目的を達成するため共同研究を継続したい。

  8. 古代日本と朝鮮の金石文にみる東アジア文字文化の地域的展開

    三上 喜孝, 堀 裕, 植田 喜兵成智, 稲田 奈津子, 赤羽目 匡由, 畑中 彩子, 橋本 繁

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:National Museum of Japanese History

    2019年4月 ~ 2023年3月

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    今年度も昨年度に引き続き、1年を通じて新型コロナウイルス感染拡大の影響により、韓国での資料調査ならびに韓国の研究者との合同研究会をやむなく実施を断念せざるを得なかった。その代替措置として、オンラインによる国際学術会議への参加・発表や国際研究集会の実施を積極的に行った。とくに、韓国の国立慶北大学人文学術院や韓国木簡学会が主催する国際シンポジウムには、研究代表者ならびに研究分担者、研究協力者が積極的に登壇し、研究発表を行った。2019年11月5日~7日にわたって行われた韓国・慶北大学校人文学術院HK+事業団 第1回国際学術大会「古代東アジア文字資料研究の現在と未来- 韓国・中国・日本出土木簡資料を中心に -」において、研究代表者の三上喜孝が「日韓の木簡からみた古代東アジアの医薬文化」と題する研究発表、研究分担者の稲田奈津子が「東アジア儀礼研究の新視角―「物品目録」の検討から―」と題する研究発表を行った。2021年2月26日に行われた同第2回国際学術大会「木簡を通してみた古代東アジアの物資流通と管理」では、研究協力者の橋本繁が「釜山盃山城木簡と佐波理加盤付属文書」と題する研究発表を行った。このほかにも研究代表者、分担者ともに数多くのオンライン形式の国際研究集会に参加した。また、3月18日には本研究課題が主催した国際研究集会「中国・韓国における古代金石文研究の最前線」を実施し、中国・浙江大学の王海燕氏、韓国・慶北大学人文学術院の李道柱氏による金石文についての最新の研究成果を共有した。 資料収集については,韓国の古代~高麗前期までの金石文を中心に,基礎的なデータの収集と入力につとめた。

  9. 古代の宮中宗教行事に関する日中韓比較研究 競争的資金

    堀 裕

    2018年4月 ~ 2022年3月

  10. 古代「仏都圏」の社会と文化に関する地域史的・比較史的研究 競争的資金

    吉川真司

    2016年4月 ~ 2021年3月

  11. 『類聚三代格』の史料学的研究 競争的資金

    熊谷公男

    2014年4月 ~ 2020年3月

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    研究課題に沿って本年度に行った調査・研究実績は次の通りである。 1.諸写本・版本の調査 既調査分のうち改めて調査したものがあるほか、新たに米沢市立図書館・松阪市本居宣長記念館・天理大学附属図書館・香川県志度町多和文庫・愛媛県大洲市立図書館・九州大学附属図書館において、写本・版本の調査を行った。 2.写本の写真の収集 宮内庁書陵部・天理大学附属図書館・九州大学附属図書館・高山市郷土資料館・国立国会図書館所蔵の写本について、紙焼写真を作成・購入した。 3.写本・版本の整理と系統頭の作成 統計84点の写本について、それぞれデータを整理するとともに史料カードを作成し、それをもとに系統図を作成した。その結果、写本の大半は金沢文庫旧蔵本系であること、前田家本の一部が前記の流布本系写本に組みこまれていること、今のところ近世以前の古写本は4点にとどまることなどが明らかになった。また版本についても約50点について同様の作業を行うとともに、新発見の清書本・校合摺によって、その成立過程を明らかにした。 4.成果の公表 以上をもとにして行った研究成果は、表裏記載の「「類聚三代格」諸本についての覚書」としてその一部を公表した。今後、さらに校訂本の作成を含めて研究を進め、その成果を継続的に発表したい。

  12. 『類聚三代格』の史料学的研究

    熊谷 公男, 小倉 慈司, 堀 裕, 川尻 秋生, 遠藤 慶太, 鹿内 浩胤, 新井 重行, 福島 真理子, 中村 憲司, 佐藤 早樹子, 佐藤 真海

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:Tohoku Gakuin University

    2014年4月 ~ 2019年3月

    詳細を見る 詳細を閉じる

    本研究は、弘仁・貞観・延喜の三代の格(律令の修正法)を内容によって分類、再編した『類聚三代格』の新たなテキストを作成することを目的とするもので、そのために必要な主要な写本について史料学的な検討を行いつつ各巻の底本を選び直し、校訂方針の明確化をはかった。その結果、古写本の文字をできるだけ尊重しながら原本の復原をめざすという基本方針を立て、研究代表者・研究分担者から巻ごとの担当者を定めて、協議をしながら校訂作業をすすめてきた。その成果の一部は論文の形でも公表した。また出版社も決定し、全体を3分冊として2022年から順次刊行していく予定である。

  13. 孝謙・称徳期にみる「王権」の構造的転換の研究 競争的資金

    堀 裕

    2015年4月 ~ 2018年3月

  14. 平泉研究の資料学的再構築 競争的資金

    柳原敏昭

    2013年4月 ~ 2018年3月

  15. 古代寺院の儀礼・経営に関する分野横断的比較研究 競争的資金

    菱田 哲郎

    2011年4月 ~ 2016年3月

  16. 日本古代の予言(讖)と皇位継承 競争的資金

    堀 裕

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究機関:Tohoku University

    2011年4月 ~ 2014年3月

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    7-13世紀の東アジアの讖(予言)を分析し、讖が日本の皇位継承に果たした役割等を明らかにした。8世紀の立太子か即位には、必ず瑞亀や文字の奇瑞など図讖が出現している。それらが出現する方法と論理からみて、道鏡即位の託宣は図讖だが、道鏡法王就任の契機となった舎利出現は図讖ではない。それゆえ法王を皇位継承者とみることはできない。その後、天皇権威の変化により、8世紀末には図讖の皇位継承に果たす実質的役割は失われる。11世紀以降には、宋皇帝の正当性を示す宝誌和尚讖の影響を受け、石製聖徳太子讖が出現するが、当初は寺院の興隆を目的としていた。13世紀には戦乱・政権交代など再び政治史と結びつく讖が登場する。

  17. 日本古代における天皇権威の形成・変容と東アジア世界 競争的資金

    堀 裕

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究機関:Osaka Shoin Women's University

    2007年4月 ~ 2010年3月

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    7~11世紀における天皇権威の形成・変容を、東アジア世界との交流を視野に位置づけた。天皇の祖先祭祀は、大陸で祖先を祀る宗廟祭祀等の影響を受け、7世紀後半にアマテラスへの祭祀や山陵の創出として本格的に形成される。その後、香椎廟や八幡神等の祖先神の分出や、伊勢神宮と山陵の並立などの現象がみられた。10世紀末には、山陵の宗廟としての機能は衰退し、その後に、伊勢神宮と八幡宮が宗廟を名乗る。また、東大寺大仏も天皇権威の分身であり、その変化は上記変遷と関わる点を明らかにした。

  18. 政治史・王権論よりみた奈良仏教論と平安仏教論の統合-奈良仏教から平安仏教への移行期に関する研究- 競争的資金

    堀 裕

    2002年4月 ~ 2004年3月

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    1.【研究成果】奈良末・平安初期の仏教を宗派性や教学的進展のみで論じる従来の研究の問題点が鮮明になった。その結果、国家や王権との関係の重要性が明確になったのである。(A)従来の空海研究を再検討した結果、空海の密教者としての活躍は、やはり宗派的活躍や数学的活躍ばかりが強調され、国家の仏教政策の中での位置付けは、十分にされてこなかった。その上で、空海が本格的に活躍する「淳和朝」以降の護国経典や寺院など国家の仏教政策に注目し、次の点が明らかになった。(1)空海と淳和天皇・仁明天皇の両天皇との関係が重要であり、空海にとって守護すべきは即位した「王」であった。(2)空海は、唐の制度を導入しつつ、初めて後の「御願寺」にあたる寺院を建立するとともに、国家の中心となる東寺の建立に関係するなど、天皇の身体と国家の両面を明確に分離して護持する嚆矢となった。(B)このような特に寺院政策と王権との関係をより明確にするために、大寺で行われる天皇等の忌日法会、国忌の分析をすすめた。その結果、これまで「天武系」から「天智系」への王統交代論の史料に活用されていた国忌の変遷だが、その点はまったく資料的根拠がないということが明確になった。むしろ重要なのは、国忌が、これまで個々に設置されてきた南都の諸大寺から、まさに「淳和朝」より東寺・西寺へと集中するようになった点である。以上AB両者より、「淳和期」を画期として、仏教政策と天皇の権威が併行して変質することが明らかになった。 2.【研究計画の実施】(1)東京大学史料編纂所や内閣文庫などで聖教を調査し、空海の実践した後七日御修法などの法会の解明に努めた。(2)国忌については、奈良古代史サマーセミナーおよび国立歴史博物館の研究会で報告を行った。(3)空海および国忌のいずれもほ成稿を終え、投稿などの準備をしている最中である。

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担当経験のある科目(授業) 9

  1. 日本学総合Ⅱ 東北大学大学院文学研究科

  2. 日本史学(特殊講義) 京都大学

  3. 日本歴史地理 東北大学理学部

  4. 人文社会総論 東北大学文学部

  5. 基礎ゼミ 東北大学

  6. 日本史演習 東北大学文学部

  7. 日本史基礎講読 日本史基礎講読

  8. 日本史概論 東北大学文学部

  9. 日本古代・中世史研究演習Ⅰ-Ⅳ 東北大学大学院文学研究科

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社会貢献活動 9

  1. 「護持僧と天皇」「死からみた天皇の歴史」

    2016年11月8日 ~

  2. 死からみた天皇の歴史

    2015年11月4日 ~

  3. 文化の政治―9世紀日本の仏教―

    有備館講座

    2013年8月10日 ~

  4. 多賀城廃寺を考える

    講座・地域の歴史を学ぶ

    2012年12月1日 ~

  5. 日本古代の僧侶の暮らしと寺院の様子

    みやぎ県民大学

    2012年9月12日 ~

  6. 東アジアの中の女性の天皇

    はびきの市民大学 奈良時代を学ぶ―平城京を中心に―

    2009年11月22日 ~

  7. 古代の祥瑞思想と讃良郡-白山鶏と龍―

    だいとう塾

    2008年11月10日 ~

  8. 摂津の都と河内の祭祀

    第20回大阪樟蔭女子大学国文学科公開講座「大阪文化探訪」

    2008年6月28日 ~

  9. 天皇と大王の墓とモガリ

    第20回大阪樟蔭女子大学国文学科公開講座「大阪文化探訪」

    2008年6月14日 ~

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その他 2

  1. 山田家文書目録―奈良県香芝市穴虫1145―

  2. 播磨国大部荘荘園調査