研究者詳細

顔写真

イシカワ ミキ
石川 美希
Miki Ishikawa
所属
災害科学国際研究所 上廣防災学寄附研究部門 寄附研究部門(上廣防災学)
職名
助教
学位
  • 博士(教育学) (東北大学)

e-Rad 研究者番号
01020338
プロフィール

自己紹介

特別支援教育,とりわけ聴覚障害の分野を専門としています。関心を寄せているのは,「より良い関係性の構築」であり,その実現に資する研究を進めています。

コミュニケーションは,人と人との関係を築くうえで不可欠な要素です。しかし,聴覚に障がいのある人々にとって音声情報の取得は容易ではなく,そのことが他者との意思疎通や関係形成を困難にすることが報告されています。

これまで,特別支援学校(聾学校)に勤務する聴覚障がい教員と聴者教員との関係性に焦点を当て,質的・量的な分析を通じて,双方が働けるインクルーシブな職場環境のあり方を検討してきました。最近は高等教育機関における,研究者ー研究者,教職員ー教職員,教員ー学生のより良い関係性の構築に資する研究に取り組んでいます。

さらに,私自身も重度の聴覚障害を抱えており,日常的に手話や文字,音声認識,合成音声(テキスト読み上げ)といった多様な手段を組み合わせてコミュニケーションを行っています。こうした実践を通じて得られた視点は,教育工学,特に合成音声の活用に関する研究へとつながっています。

 

研究テーマを一言でいうと(準備中)

 

個人サイト

LinkedIn / Sites(準備中)/ ResearchGate / Google scholar

 

最近の研究内容

  1. 聴覚障がい教職員と聴者教職員との関係性に焦点を当て,双方が働けるインクルーシブな職場環境のあり方を検討しています(2019年~)
  2. 合成音声を活用した大学授業の実践(教育活動)について,質的および量的な分析を用いて検証を進めています(2024年~)
  3. 防災対策に資する聴覚障がい教職員と聴者教職員との関係性について検討を行っています(2025年~)


最近の出来事(2026年7月23日更新)

  • 2026年7月22日 AIWEST‐DR2026(Bangkok)で口頭発表を行いました。(new!!)
  • 2026年6月6日 「防災探宝」DRRイベントに参画しました。
  • 2026年3月21日 東日本大震災から15年とこれからのBosaiシンポジウムで登壇・発表しました。
  • 2026年3月8日 日本教育工学会 2026年春季全国大会で口頭発表を行いました。
  • 2025年11月26日 東北大学DEI LOUNGE EVENTを開催しました。
  • 2025年9月28日 日本教育工学会 2025年秋季全国大会でポスター発表を行いました。
  • 2025年8月21日 AIWEST‐DR2025(London)で口頭発表を行いました。
  • 2025年7月31日 科研費(研究活動スタート支援)に採択されました。
  • 2025年7月31日 ろう教育科学第67巻第1号に筆頭論文(原著)が掲載されました。
  • 2025年4月1日 東北大学 災害科学国際研究所へ助教として着任しました。
  • 2025年3月31日 DEI推進センターニュースレター第4号のコラムを執筆しました。
  • 2025年3月25日 東北大学で博士号を取得しました。

 

主要業績(直近5年間の論文)

  • 石川美希,松浦淳,熊井正之(2025)聾学校における聴覚障害教員の職場環境の実態と課題―手話による面接調査希望者を対象として―.ろう教育科学,67(1),1-10.(査読有り・筆頭)
  • 石川美希,熊井正之(2024)同僚性に関する国内の研究動向と展望: ネットワーク分析を応用した文献レビューの可能性.教育情報学研究,23,41-56.(査読有り・筆頭)
  • 石川美希,樫木暢子,松浦淳,熊井正之(2024)聾学校における同僚性が聴覚障害教育の専門性へ及ぼす影響 聴教員を対象とした質問紙調査の量的分析. 関係性の教育学,23(1),143-157.(査読有り・筆頭)
  • 熊井正之,森つくり,石川美希,橋本陽介(2024)討論型授業における音声認識による字幕の校正効果に関する一検討.日本教育工学会論文誌,47,61-64.(査読有り・共著)
  • 石川美希,松浦淳,熊井正之(2021)聾学校に勤務している聴覚に障害のある教員の語りから得た職務の現状に関する予備検討―困難とその対応について―.教育情報学研究,20,37-49.(査読有り・筆頭)

 

経歴 2

  • 2025年4月 ~ 継続中
    東北大学災害科学国際研究所 上廣防災学寄附研究部門 助教

  • 2023年9月 ~ 継続中
    郡山女子大学 非常勤講師

学歴 4

  • 東北大学 大学院教育学研究科 博士課程後期

    2019年4月 ~ 2025年3月

  • 東北大学 大学院教育学研究科 研究生

    2018年4月 ~ 2019年3月

  • 宮城教育大学 大学院教育学研究科(修士課程)

    2016年4月 ~ 2018年3月

  • 宮城教育大学 特別支援教育専攻 聴覚・言語障害教育コース

    2012年4月 ~ 2016年3月

委員歴 2

  • 東北大学ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)推進センター 運営委員

    2026年4月 ~ 継続中

  • 社会福祉法人全国手話研修センター 手話言語研究所 ろう教育研究部 研究員

    2025年12月 ~ 継続中

所属学協会 5

  • ろう教育科学会

    2023年4月 ~ 継続中

  • 日本聴覚言語障害学会

    2023年4月 ~ 継続中

  • 日本教育工学会

    2023年4月 ~ 継続中

  • 日本コミュニケーション障害学会

    2023年 ~ 継続中

  • 日本特殊教育学会

    2019年4月 ~ 継続中

研究キーワード 7

  • 大学教育

  • 高等教育

  • 包摂的な職場

  • 聴覚障害

  • コミュニケーション

  • 合成音声

  • 音声認識

研究分野 4

  • 人文・社会 / 特別支援教育 / インクルーシブ職場

  • 人文・社会 / 高等教育学 / 学術研究

  • 人文・社会 / 教育工学 / 教授学習支援システム・AI

  • 人文・社会 / 特別支援教育 / 聴覚障害学

論文 7

  1. 聾学校における聴覚障害教員の職場環境の実態と課題 ‐手話による面接調査希望者を対象として‐ 査読有り

    石川 美希, 松浦 淳, 熊井 正之

    ろう教育科学(原著) 67 (1) 1-10 2025年7月

  2. 同僚性に関する国内の研究動向と展望: ネットワーク分析を応用した文献レビューの可能性 査読有り

    石川 美希, 熊井 正之

    教育情報学研究 (23) 41-56 2024年12月

  3. 聾学校における同僚性が聴覚障害教育の専門性へ及ぼす影響:聴教員を対象とした質問紙調査の量的分析 査読有り

    石川 美希, 樫木暢子, 松浦淳, 熊井 正之

    関係性の教育学 23 143-157 2024年5月

    DOI: 10.51077/epajournal.23.1_143  

  4. 討論型授業における音声認識による字幕の校正効果に関する一検討 査読有り

    熊井 正之, 森 つくり, 石川 美希, 橋本 陽介

    日本教育工学会論文誌 47 61-64 2024年3月

    DOI: 10.15077/jjet.S47038  

  5. 聾学校に勤務している聴覚に障害のある教員の語りから得た職務の現状に関する予備検討 : 困難とその対応について— 査読有り

    石川 美希, 松浦 淳, 熊井 正之

    教育情報学研究 (20) 37-49 2021年12月

    出版者・発行元: 仙台 : 東北大学大学院教育情報学研究部・教育部

    ISSN:1348-1983

  6. 聴覚に障害のある教員の職場環境の改善案に関する一考察 ―聴者教員への半構造化インタビュー調査の結果から― 査読有り

    石川美希

    教育情報学研究 18 1-10 2019年12月25日

    ISSN:1348-1983

  7. 音声認識によって生成された字幕の理解度評価に関する検討 査読有り

    熊井, 正之, 森, つくり, 橋本, 陽介, 石川, 美希, 古山, 貴仁, CHU, Shu-Lin, 松浦, 淳

    教育情報学研究 18 89-97 2019年12月25日

    出版者・発行元: 教育情報学研究編集委員会

    ISSN:1348-1983

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MISC 2

  1. 「どうしてだろう」からはじまる対話でダイヤの原石を磨く 招待有り

    石川 美希

    東北大学DEI推進センターニュースレター第4号 2025年3月

  2. 教員養成大学における障害理解促進を目指した授業実践 : 聴覚障害者の心理的疑似体験と音声認識アプリの使用体験を通して—

    野崎 義和, 石川 美希

    宮城教育大学教員キャリア研究機構研究紀要 / 宮城教育大学教員キャリア研究機構 編 1 161-168 2019年

    出版者・発行元: 仙台 : 宮城教育大学教員キャリア研究機構紀要

    ISSN: 2435-0672

講演・口頭発表等 19

  1. 日本語学術論文における言語感覚の差異をめぐる研究者間対話の意義に関する探索的検討

    石川 美希, 澤田 亮

    日本教育工学会 2026年秋季全国大会 2026年9月26日

  2. 聴覚障害教員の包摂的職場環境に関連する要因モデルの検証

    石川 美希

    日本特殊教育学会第64回大会 2026年9月20日

  3. Making Inclusive Disaster Risk Reduction Engaging: The Multicultural DRR Treasure Hunt and Workshop

    Julia Gerster, Elizabeth Maly, Ryo Saito, Ryo Okazaki, Miki Ishikawa, Yumiko Saito, Rieko Takahashi, Nobuko Igari, Takeshi Sato

    AIWEST‐DR2026 2026年7月23日

  4. Building an Inclusive Workplace for Disaster Risk Reduction: Interactions with Hearing-Impaired Colleagues

    Miki Ishikawa, Rieko Takahashi, Julia Gerster, Hiroyuki Sugai

    AIWEST‐DR2026 2026年7月22日

  5. 防災対策としてのインクルーシブな職場環境の形成―聴覚障害のある同僚との交流経験に関する分析から― 招待有り

    石川 美希

    東日本大震災から15年とこれからのBOSAI シンポジウム 2026年3月21日

  6. 手話と文字と合成音声を組み合わせた授業方法に対する学生からの評価

    石川美希

    日本教育工学会 2026年春季全国大会 2026年3月8日

  7. ろう教員をとりまく現状と、子どもと通じ合うための手話

    石川 美希

    第24回 手話言語研究セミナー 2026年2月1日

  8. 聴覚障害のバリアをこえて、つながろう -Let’s enjoy communication! 招待有り

    石川 美希

    東北大学 DEI 推進センター DEI Lounge EVENT 2025年11月26日

  9. 聴教員から見た聴覚障害教員との同僚性の促進要因に関する探索的検討

    石川美希

    日本教育工学会 2025年秋季全国大会 2025年9月28日

  10. Changing Faculty and Staff Attitudes through Contact with Hearing-Impaired Colleagues: Focusing on Disaster Response 国際会議

    Miki Ishikawa, RiekoTakahashi, Hiroyuki Sugai

    AIWEST‐DR2025 2025年8月21日

  11. 初中高等教育の経験を振り返って思うこと~聾学校を中心に~ 招待有り

    石川 美希

    第13回東北教育オーディオロジー研究協議会研修会 2025年8月1日

  12. 聾学校における同僚性と専門性,職場環境との関連の検討

    石川美希

    日本教育工学会 2024年秋季全国大会

  13. ネットワーク分析を応用した同僚性の定義に関する国内の文献検討

    石川美希 熊井正之

    日本特殊教育学会 第62回大会 2024年9月6日

  14. 聾学校における同僚性が聴覚障害教育の専門性へ及ぼす影響:聴覚障害教員を対象とした質問紙調査の量的分析

    石川美希

    第50回日本コミュニケーション障害学会学術講演会 2024年6月2日

  15. 聴覚障害教員と聴教員との同僚的相互作用における促進・阻害要因に関する探索的検討―聾学校に勤務している聴覚障害教員の視点に焦点を当てて―

    石川 美希

    日本教育工学会研究報告集 2023年10月16日

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    本研究では,聴覚障害教員から見た聴教員との同僚的相互作用における促進および阻害要因を探るため,聾学校にて勤務している聴覚障害教員を対象にインタビュー調査を行った.KJ法の結果,促進および阻害要因として,【同僚の人的要素】【職場の雰囲気】【両者の対等性】【同僚間の会話・雑談】の4大カテゴリが生成された.同僚的相互作用を促進するためには,両者の対等性に価値を置いた職場の雰囲気と,普段の雑談が重要な鍵になると考えられた.

  16. 聾学校における職場環境の類型と聴覚障害教員の抱える困難との関連について

    石川美希, 熊井正之

    日本特殊教育学会大会発表論文集(CD-ROM) 2023年

  17. 聾学校における同僚性の構成概念に関する検討-聾学校に勤務している教員への質問紙調査を通じて-

    石川美希, 熊井正之

    日本特殊教育学会大会発表論文集(CD-ROM) 2022年

  18. 大学における聴覚障害のある学生のつまずきと支援 招待有り

    石川 美希

    特別支援室学生サポーター養成講座 2019年2月16日

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    東北大学特別支援室の障害のある学生をサポートする「学生サポーター」の養成講座(臨時)に講師として授業を実施した。障害のある学生のサポートを志望する受講生に対して、外からは見えない障害であるがゆえに誤解されやすい特性をもつ聴覚障害の心理的問題の理解を深め、支援者として最低限知っておきたい内容を説明した。口頭の説明に加え、聴覚障がい疑似体験としてDVDやボイスレコーダーを活用し、受講生に身をもって体験させていただく時間となるよう努めた。

  19. 学びのまち仙台市民カレッジ市民プロデュース講座 招待有り

    仙台市生涯学習事業 2018年9月8日

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共同研究・競争的資金等の研究課題 6

  1. 手話と文字と合成音声を組み合わせた授業方法の有用性と可能性

    石川 美希

    2025年7月 ~ 2027年3月

  2. 防災分野の研究機関における聴覚障害のある同僚との接触経験が教職員の防災対策に関する態度・行動に与える影響

    2025年8月 ~ 2026年3月

  3. 聴覚障害のある同僚との接触経験による教職員の意識変容ー災害時の対応を中心にー

    2025年6月 ~ 2026年3月

  4. 聴覚障害教員の職場環境改善を促進する要因の実証的研究-聴覚障害教員と聴教員との同僚的相互作用に着目して-

    2024年4月 ~ 2025年3月

  5. 聴覚特別支援学校(聾学校)における 同僚性・専門性・職場環境の実態と関連調査

    2020年4月 ~ 2022年3月

  6. 特別支援用ブレンディドラーニングの相互作用設計ダイアログ原則分析と品質特性の関係

    熊井 正之, 橋本 陽介, 中島 平, 渡部 信一, 森 つくり, 松浦 淳, 石川 美希

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究機関:Tohoku University

    2016年4月1日 ~ 2019年3月31日

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    定型学生、障害学生、専門職を対象に、面接、行動観察、パフォーマンス測定等を行い、ブレンディドラーニングシステムのダイアログ原則(タスク適合性、自己記述性、利用者の期待への一致、個別化適合性)、利用時品質特性(有効性、信用性、快適性、柔軟性、利用状況完全性)、利用時ワークロードを検討した。その結果、ブレンディドラーニングシステムにおける利用者の期待への一致、個別化適合性等のダイアログ原則の問題が、信用性、快適性、柔軟性、利用状況完全性等の利用時品質における問題に関連していること、ダイアログ原則や利用時品質におけるこれらの問題が身体障害学生にとっての利用時ワークロードの要因であることが示唆された。

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担当経験のある科目(授業) 5

  1. 文化理解(国際共修) 東北大学 学部教養科目

  2. インクルージョン社会 東北大学

  3. 聴覚障害者教育総論 郡山女子大学

  4. 生徒・進路指導論 東北工業大学

  5. 特別支援教育入門 宮城教育大学

学術貢献活動 1

  1. 日本教育工学会

    2025年 ~ 2026年

    学術貢献活動種別: 査読等