研究者詳細

顔写真

ヤナギハラ　トシアキ
柳原　敏昭
Toshiaki Yanagihara
所属
大学院文学研究科　日本学専攻　日本歴史学講座（日本史専攻分野）
職名
教授
学位

  • 博士（文学）（東北大学）

  • 文学修士（東北大学）

経歴 5

  • 2010年4月 ～ 継続中
    東北大学　大学院文学研究科　教授

  • 2008年4月 ～ 2010年3月
    東北大学　大学院文学研究科　准教授

  • 2000年4月 ～ 2008年3月
    東北大学　大学院文学研究科　助教授

  • 1997年4月 ～ 2000年3月
    東北大学　文学部　助教授

  • 1990年4月 ～ 1997年3月
    鹿児島大学　講師、助教授

委員歴 10

  • 東北史学会　評議員

    2023年10月 ～ 継続中

  • 日本古文書学会　評議員

    2016年10月 ～ 継続中

  • 東北大学国史談話会　会長

    2013年4月 ～ 継続中

  • 宮城歴史科学研究会　委員、事務局

    2007年9月 ～ 継続中

  • 東北史学会　理事

    2004年10月 ～ 継続中

  • 東北史学会　会長

    2021年10月 ～ 2023年10月

  • 日本学術会議　連携会員

    2017年10月 ～ 2023年10月

  • 東北史学会　会長代行

    2018年10月 ～ 2019年10月

  • 東北大学国史談話会　役員

    2007年6月 ～ 2013年3月

  • 史学会　評議員

    2006年5月 ～ 2011年3月

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所属学協会 11

  • 九州史学研究会

  • 六軒丁中世史研究会

  • 東北中世史研究会

  • 宮城歴史科学研究会

  • 歴史科学協会

  • 東北大学国史談話会

  • 日本古文書学会

  • 日本史研究会

  • 歴史学研究会

  • 史学会

  • 東北史学会

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研究キーワード 1

  • 日本中世、地域史、史学史、大学史

研究分野 1

  • 人文・社会 / 日本史 /

論文 56

  1. 創設期の東北大学日本史研究室 招待有り

    柳原敏昭

    小澤実・佐藤雄基編『史学科の比較史』　2022年5月

  2. 南九州の平泉伝説―「酒匂安国寺申状」と「山田聖栄自記」― 査読有り

    柳原敏昭

    国立歴史民俗博物館研究報告　232　319-337　2022年3月

  3. 「中尊寺供養願文」顕家本の周辺 招待有り

    柳原敏昭

    岩手大学平泉文化研究センター年報　9　1-7　2021年3月

  4. 大島正隆の奥州留守氏研究―アーカイブズを利用した史学史研究の一事例―

    柳原敏昭

    国史談話会雑誌　(60)　1-15　2019年12月

  5. 資料紹介 新出の『東北帝国大学新聞』第12号

    柳原 敏昭

    東北大学史料館紀要　(14)　35-50　2019年3月

  6. 柳田國男に師事した東北帝大生―大島正隆の民俗学と歴史学―

    柳原 敏昭

    鈴木岩弓・小林隆編『柳田國男と東北大学』東北大学出版会　65-92　2018年4月

  7. 「伊達氏重臣遠藤家文書」の料紙について 招待有り

    柳原 敏昭

    湯山賢一編『古文書料紙論叢』　365-383　2017年6月

  8. 治安維持法で検挙された唯一の女子帝大生

    柳原敏昭

    宮城歴史科学研究　76・77　(76)　33-54　2016年5月

    出版者・発行元： 宮城歴史科学研究会

    ISSN：0389-3227

  9. 奥州合戦

    柳原敏昭

    東北の中世史1 平泉の光芒 （吉川弘文館）　2015年7月

  10. 問題提起(II「東北史を開く-比較の視座から-」,リレーシンポジウム二〇一四報告)

    柳原 敏昭

    史学雑誌　124　(1)　99-100　2015年

    出版者・発行元： 公益財団法人 史学会

    DOI： 10.24471/shigaku.124.1_99_2 　

  11. 中世の交通と地域性 招待有り

    柳原敏昭

    岩波講座 日本歴史　2　113-144　2014年4月17日

  12. 大島正隆と森嘉兵衛―戦前・戦中期東北地方の研究者間交流―

    柳原敏昭

    伊藤清郎編『最上氏と出羽の歴史』　205-222　2014年2月15日

  13. 中世日本国周縁部の歴史認識と正統観念

    柳原敏昭

    熊谷公男・柳原敏昭編 講座東北の歴史3 境界と自他の認識　274-295　2013年11月22日

  14. 史学史研究の現在―東北中世史の開拓者 大島正隆を中心として― 招待有り

    柳原敏昭

    第50回中世史サマーセミナー実行委員会編 日本中世史研究の歩み　69-94　2013年5月

  15. 『鎌倉遺文』の「古田券」を典拠とする文書について－『鎌倉遺文』未収録文書の紹介もかねて－

    柳原敏昭

    東京大学史料編纂所研究成果報告書2012-4 協調環境下での中世文書の網羅的収集による古文書学の再構築　83-95　2013年3月1日

  16. Onmyodo in the Muromachi Period 招待有り

    YANAGIHARA Toshiaki

    JAPANES JOURNAL OF RELIGIOUS STUDIES　40　(1)　131-150　2013年

  17. 東北中世史の開拓者 大島正隆の鈴木家調査

    柳原敏昭

    産金村落と奥州の地域社会　225-249　2012年10月

  18. 境界への逃亡 招待有り

    柳原敏昭

    竹田和夫編『古代中世の境界意識と文化交流』、勉誠社　2011年5月

  19. 唐坊と唐人町 招待有り

    柳原敏昭

    日本の対外関係４ 倭寇と「日本国王」　204-214　2010年7月20日

  20. 滝川事件と東北帝国大学

    柳原敏昭

    宮城歴史科学研究　(66)　1-29　2010年4月30日

    出版者・発行元： 宮城歴史科学研究会

    ISSN：0389-3227

  21. 「源氏南部八戸家系」の成立

    柳原敏昭

    2007～09年度科学研究費補助金 基盤研究(B)『南部光徹氏所蔵「遠野南部家文書」の調査・研究』研究成果報告書　23-39　2010年3月

  22. 東北帝国大学時代の「生協」─医学部自治会と法文共済部─

    柳原敏昭

    『東北大学百年史』３、通史３　332-387　2010年3月

  23. 曽我文書の軍忠状写と安藤家季の花押

    柳原敏昭

    2007～09年度科学研究費補助金 基盤研究(B)『南部光徹氏所蔵「遠野南部家文書」の調査・研究』研究成果報告書　131-132　2010年3月

  24. 太田正雄東北帝大医学部教授（木下杢太郎）と学生たち

    柳原敏昭

    人文社会講演シリーズⅣ 三浦秀一編『東北人の自画像』　131-174　2010年2月

  25. 一 総論(中世,日本,二〇〇八年の歴史学界-回顧と展望-)

    柳原 敏昭

    史学雑誌　118　(5)　763-766　2009年

    出版者・発行元： 公益財団法人 史学会

    DOI： 10.24471/shigaku.118.5_763 　

  26. 東北帝大入学前後の大島正隆

    柳原敏昭

    東北中世史研究会会報　18　1-16　2008年12月1日

  27. 東北帝国大学時代の栗原百寿

    柳原敏昭

    六軒丁中世史研究　13　118-132　2008年8月

  28. 滝川事件を語り伝える一枚のビラ─東北大学史料館所蔵「大学自由擁護連盟を提唱す」─

    柳原敏昭

    東北大学百年史編纂室ニュース　13　4-7　2008年7月

  29. 奥羽古代・中世交易史─西と南を視野に入れて─ 招待有り

    柳原敏昭

    東北学　16　(16)　45-51　2008年7月

    出版者・発行元： 東北芸術工科大学東北文化研究センター

  30. 薩摩国阿多郡地頭鮫島氏系譜考 招待有り

    柳原敏昭

    中世武家系図の史料論 上巻（高志書院）　2007年10月

  31. 「寺塔已下注文」の新解釈について 招待有り

    柳原敏昭

    平泉・衣川と京・福原（高志書院）　2007年5月

  32. 東北と琉球弧─島尾敏雄「ヤポネシア論」の視界─

    柳原敏昭

    東北文化研究室紀要　48　97-106　2007年3月

  33. 東北大学附属図書館所蔵「森潤三郎氏旧蔵米原文書」小考

    柳原敏昭

    入間田宣夫編『東北中世史の研究』下巻（高志書院）　2005年5月

  34. 中世万之瀬川下流地域の様相について─近世絵図を手がかりとして─

    柳原敏昭

    羽下徳彦編『中世の地域と宗教』吉川弘文館　2005年1月

  35. 中世日本の北と南 招待有り

    柳原敏昭

    日本史講座４『中世の構造』東京大学出版会　2004年9月

  36. 平安末～鎌倉期の万之瀬川下流地域─研究の成果と課題─ 招待有り 査読有り

    柳原敏昭

    古代文化　55　(2)　65-72　2003年2月

    出版者・発行元： 古代学協会

    ISSN：0045-9232

  37. 室町時代の陰陽道 招待有り

    柳原敏昭

    林淳一・小池淳編『陰陽道の講義』嵯峨野出版　2002年10月

  38. モンゴル襲来と近代の地域社会 招待有り

    柳原敏昭

    日本歴史　(652)　90-108　2002年9月

    出版者・発行元： 吉川弘文館

    ISSN：0386-9164

  39. 中世陸奥国の地域区分

    柳原敏昭

    柳原敏昭・飯村均編『鎌倉・室町時代の奥州』高志書院　2002年5月

  40. 二階堂氏の所領と海上交通─阿多北方の位置づけを考えるためのノート─

    柳原敏昭

    入間田宣夫編『日本・東アジアの国家・地域・人間─歴史学と文化人類学の方法から─』（入間田宣夫先生還暦記念論集編集委員会　2002年3月

  41. 唐坊についての補説 招待有り

    柳原敏昭

    『旧記雑録』月報　(23)　2002年1月

  42. 日本 : 中世 : 三(二〇〇〇年の歴史学界 : 回顧と展望)

    柳原 敏昭

    史学雑誌　110　(5)　776-778　2001年

    出版者・発行元： 公益財団法人 史学会

    DOI： 10.24471/shigaku.110.5_776 　

  43. 東北大学附属図書館所蔵 米原文書－伝来についての予備的考察－ 招待有り

    柳原敏昭

    東北大学図書館報『木這子』　(25)　2000年6月

  44. 中世前期南九州の港と宋人居留地に関する一試論 招待有り

    柳原敏昭

    日本史研究　447　(447)　102134-134　1999年12月

    出版者・発行元： 学術雑誌目次速報データベース由来

    ISSN：0386-8850

  45. 中世前期南薩摩の湊・川・道 招待有り

    柳原敏昭

    村井章介・藤原良章編『中世のみちと物流』山川出版　1999年10月

  46. 中世前期南薩摩の湊・川・道(<シンポジウム>道・宿・湊 : 中世の交流と物流)

    柳原 敏昭

    史学雑誌　107　(11)　1995-1996　1998年

    出版者・発行元： 公益財団法人 史学会

    DOI： 10.24471/shigaku.107.11_1995_2 　

  47. 鎌倉時代の陰陽頭

    柳原敏昭

    国史談話会雑誌　(37)　1997年3月

  48. 義持政権期の陰陽道

    柳原敏昭

    鹿児島中世史研究会報　(50)　1995年7月

  49. 70年代後半～80年代前半における“歴史学の転換”に関するノート

    柳原敏昭

    田中邦夫編『パラダイム論の諸相』鹿児島大学法文学部　1995年3月

  50. 安倍有世論

    柳原敏昭

    羽下徳彦編『中世の政治と宗教」吉川弘文館　1994年8月

  51. 「廻祈祷」について 招待有り

    柳原敏昭

    東北中世史研究会報　(6)　1993年10月

  52. 南北朝・室町時代の陰陽頭

    柳原敏昭

    鹿大史学　(40)　p57-73　1993年1月

    出版者・発行元： 鹿児島大学文理学部史学地理学教室

    ISSN：0451-1913

  53. 応永・永享期における陰陽道の展開

    柳原敏昭

    鹿児島大学法文学部紀要・人文学科論集　(35)　1992年2月

  54. 逃散・家・妻子＜補考＞

    柳原敏昭

    鹿大史学　(38)　p1-16　1991年1月

    出版者・発行元： 鹿児島大学文理学部史学地理学教室

    ISSN：0451-1913

  55. 百姓の逃散と式目42条 査読有り

    柳原敏昭

    歴史学研究　(588)　p1-16,26　1988年12月

    出版者・発行元： 青木書店

    ISSN：0386-9237

  56. 室町政権と陰陽道 査読有り

    柳原敏昭

    歴史　(71)　p25-48　1988年9月

    出版者・発行元： 東北史学会

    ISSN：0386-9172

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MISC 26

  1. 平泉モノがたり 招待有り

    柳原敏昭

    季刊大林　62　14-19　2023年6月

  2. 東北は「東北」でよいのか？ 招待有り

    柳原敏昭

    ちくま　625　2023年4月

  3. 解説（小林清治・大石直正編『中世奥羽の世界』新装版） 招待有り

    柳原敏昭

    小林清治・大石直正編『中世奥羽の世界』新装版　2022年2月

  4. 対談「東北中世史研究の過去・現在・未来」

    入間田宣夫, 伊藤喜良, 柳原敏昭

    宮城歴史科学研究　85　1-56　2020年7月

  5. 野鳥つながり

    柳原 敏昭

    鈴木岩弓・小林隆編『柳田國男と東北大学』東北大学出版会　2018年4月

  6. 『東北の古代史』『東北の中世史』刊行記念対談 変わる!東北史像

    柳原 敏昭, 熊谷 公男

    本郷　(118)　42-53　2015年7月

    出版者・発行元： 吉川弘文館

  7. 史料紹介 日本史研究室で見つかった島尾敏雄の手紙―奄美史研究の一齣―

    柳原敏昭

    国史談話会雑誌　54　(54)　150-153　2014年1月20日

    出版者・発行元： 東北大学国史談話会

    ISSN： 0288-6723

  8. 国史・日本史研究室略年表(二〇一三年版) (研究室創設90周年記念)

    柳原 敏昭

    国史談話会雑誌　(54)　93-105　2013年

    出版者・発行元： 東北大学国史談話会

    ISSN： 0288-6723

  9. 東北中世史の開拓者 大島正隆資料集

    佐竹 輝昭, 佐藤 健治, 曽根原 理, 七海 雅人, 柳原 敏昭, 山田 仁史

    東北文化資料叢書　6　(6)　2012年3月31日

    出版者・発行元： 東北大学大学院文学研究科東北文化研究室

  10. 2008年の歴史学会 回顧と展望 日本（中世）

    柳原敏昭

    史学雑誌　118　(5)　2009年5月21日

  11. 奥羽史料調査部─地域史研究の先駆─

    柳原敏昭

    ものがたり東北大学の至宝　47-60　2009年1月30日

    出版者・発行元： 東北大学出版会

  12. 仙台城 ([宮城歴史科学研究会]創立30周年記念特集) -- (東北・宮城の取り組みと課題)

    柳原 敏昭

    宮城歴史科学研究　(63)　11-14　2009年1月

    出版者・発行元： 宮城歴史科学研究会

    ISSN： 0389-3227

  13. 仙台城

    柳原敏昭

    宮城歴史科学研究　(63・64)　11-14　2009年1月

  14. インドネシアでの一ヶ月

    柳原敏昭

    国史談話会雑誌　47　93-101　2006年11月

  15. 十二世紀の奥羽越と会津

    柳原敏昭

    文化財シンポジウム「十二世紀の奥羽越」報告書　5-13　2006年3月

    出版者・発行元： 福島県坂下町教育委員会

  16. 東北と琉球弧--島尾敏雄「ヤポネシア論」の視界 (東北文化公開シンポジウム 東北像再考--地域へのまなざし、地域からのまなざし)

    柳原 敏昭

    東北文化研究室紀要　48　106-97　2006年

    出版者・発行元： 東北大学大学院文学研究科東北文化研究室

    ISSN： 1343-0939

  17. 九州の唐坊・唐房の由来を探る

    柳原敏昭

    別冊歴史読本『地名を歩く』　2004年3月

    出版者・発行元： 新人物往来社

  18. 国史・日本史研究室小史 付・略年表

    柳原敏昭

    国史談話会雑誌　44　2003年11月

  19. 仙台城の艮櫓建設問題と石垣保存運動

    柳原敏昭

    歴史評論　633　(633)　32-37　2003年1月

    出版者・発行元： 校倉書房

    ISSN： 0386-8907

  20. 室町の王権と陰陽道 (宗教・文化研究所公開講座講演録)

    柳原 敏昭

    研究紀要　(15)　267-272　2002年3月

    出版者・発行元： 京都女子大学宗教・文化研究所

    ISSN： 0914-9988

  21. 陰陽道史上の室町時代

    柳原敏昭

    しにか　13　(3)　2002年2月

    出版者・発行元： 大修館書店

  22. 米軍資料にみる6.17鹿児島空襲─米軍第21爆撃機集団『作戦任務報告書』（試訳）─

    柳原敏昭, 小栗実

    鹿児島大学 社会科学雑誌　19　(19)　65-111　1996年9月

    出版者・発行元： 鹿児島大学教養部

    ISSN： 0387-4931

  23. 現代学生の戦争認識

    柳原敏昭

    鹿大史学　43　19-42　1996年1月

  24. 「日本中世の王権と権威」伊藤喜良

    柳原 敏昭

    歴史　(82)　p50-56　1994年4月

    出版者・発行元： 東北史学会

    ISSN： 0386-9172

  25. 応栄・永享期における陰陽道の展開--「看聞日記」を中心として

    柳原 敏昭

    人文学科論集　(35)　p85-117　1992年2月

    出版者・発行元： 鹿児島大学法文学部

    ISSN： 0388-6905

  26. 「天皇・天皇制・百姓・沖縄--社会構成史研究よりみた社会史研究批判」安良城盛昭

    柳原 敏昭

    歴史学研究　(610)　p25-31　1990年9月

    出版者・発行元： 青木書店

    ISSN： 0386-9237

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書籍等出版物 23

  1. 科研費報告書 東北中世史の開拓者 大島正隆資料集補遺

    柳原敏昭

    2023年11月

  2. 新編北上市史 資料編 古代・中世

    菅野文夫, 誉田慶信, 七海雅人, 竹井英文, 高橋和孝, 羽柴直人, 柳原敏昭, 他

    岩手県北上市　2022年11月

  3. 奥大道 : 中世の関東と陸奥を結んだ道

    江田, 郁夫, 柳原, 敏昭

    高志書院　2021年3月

    ISBN: 9784862152183

  4. 青森県史 通史編１ 原始・古代・中世

    柳原 敏昭

    青森県　2018年3月

  5. 伊達氏重臣遠藤家文書～戦国編2～

    柳原 敏昭

    2017年3月

  6. 史学会125周年リレーシンポジウム2 東北史を開く

    柳原 敏昭

    山川出版社　2015年10月

  7. 東北の中世史 1～5巻

    柳原 敏昭

    吉川弘文館　2015年7月

  8. 新編 八戸市史 通史編Ⅰ 原始･古代･中世

    柳原 敏昭

    八戸市　2015年2月

  9. 新編八戸市史 中世資料編

    柳原敏昭, 菅野文夫, 七海雅人, 熊谷隆之, 兼平賢治

    2014年3月31日

  10. 講座東北の歴史3 境界と自他の認識

    柳原敏昭, 熊谷公男他

    清文堂　2013年11月22日

  11. 東北文化資料叢書６ 東北中世史の開拓者 大島正隆資料集

    柳原敏昭, 佐竹輝昭, 佐藤健治, 曽根原理, 七海雅人, 山田仁史

    2012年3月31日

  12. 青森県史 史料編中世3

    柳原敏昭他

    青森県　2012年3月30日

  13. 伊達家重臣遠藤家文書・中島家文書～戦国編～

    柳原敏昭, 平川新, 菅野正道, 七海雅人, 櫻井和人, 片岡耕平, 小佐野浅子

    白石市教育委員会，白石市歴史文化を活用した地域活性化実行委員会　2011年12月10日

  14. 中世日本の周縁と東アジア

    柳原敏昭

    吉川弘文館　2011年2月10日

  15. 中世会津の風景

    柳原敏昭, 飯村均他

    高志書院　2007年12月

  16. 御館の時代─十二世紀の奥羽・会津・越後─

    柳原敏昭, 飯村均他

    高志書院　2007年10月

  17. 東北大学百年史 一 通史編一

    柳原敏昭他

    東北大学　2007年10月

  18. 青森県史 資料編 中世２

    斉藤利男, 遠藤巌, 曽根原理, 佐藤健治, 佐竹輝昭, 柳原敏昭, 七海雅人他

    青森県　2005年3月31日

  19. 青森県史 資料編 中世Ⅰ

    斉藤利男, 遠藤巌, 柳原敏昭, 七海雅人他

    2004年3月

  20. 『鎌倉・室町時代の奥州』

    柳原敏昭, 飯村均

    高志書院　2002年5月

  21. 展望日本歴史９『中世社会の成立』

    柳原敏昭, 大石直正

    東京堂出版　2001年5月

  22. 仙台市史 通史編２ 古代中世

    柳原敏昭

    2000年3月

  23. 日本歴史地名体系『鹿児島県の地名』

    柳原敏昭, 五味克夫他

    平凡社　1998年7月

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講演・口頭発表等 18

  1. 災害と日本の歴史学 招待有り

    柳原敏昭

    北東アジア語文文化研究年会　2023年11月4日

  2. 鎌倉幕府成立期の薩摩国阿多郡

    柳原敏昭

    東北史学会大会　2023年10月1日

  3. 「海上の神火」の成り立ち

    柳原敏昭

    東北大学国史談話会大会　2023年6月10日

  4. 安藤・秋田氏と『秋田家史料』 招待有り

    柳原敏昭

    あきたスマートカレッジ 特別企画講座 中世の秋田と佐竹氏をひも解く　2019年10月19日

  5. 「西の境界」南九州を行き交う人・物・信仰 招待有り

    柳原敏昭

    第 2 回清水磨崖仏ワークショップ　2019年10月12日

  6. 戦前・戦中期東北地方における研究者間交流の一齣 ─新出の森嘉兵衛あて古田良一・大島正隆書簡四通─

    柳原敏昭

    東北史学会大会　2019年10月6日

  7. 平泉と並び立つ比爪の実像を探る 招待有り

    柳原敏昭

    ひづめ館懇話会設立10周年事業シンポジウム　2019年7月7日

  8. 供養願文の原本調査―成果と課題― 招待有り

    柳原 敏昭

    岩手大学平泉文化研究センター・シンポジウム「供養願文の謎を解く」　2019年3月23日

  9. 中世の多賀国府と留守氏 招待有り

    柳原敏昭

    歴史文化講座　2019年3月20日

  10. 最近の日本における古文書研究の動向―古文書の形と地域性― 国際会議 招待有り

    柳原 敏昭

    第2回 東北大学―南開大学学術交流会 日本学フォーラム　2018年9月21日

  11. 大島正隆の奥州留守氏研究

    柳原敏昭

    東北史学会大会　2017年10月1日

  12. 大島正隆採訪「織田家御内書十四通」―秋田家史料の「新出」文書紹介―

    柳原敏昭

    東北史学会大会　2011年10月2日

  13. ミュージアムトーク「東北大学の古文書」 招待有り

    東北大学珀周年記念展示「東北大学の至宝」（仙台市博物館）　2007年11月17日

  14. フロアレクチャー 招待有り

    東北大学百周年記念展示「東北大学の至宝」（江戸東京博物館）　2007年9月22日

  15. 森鷗外と東北大学 招待有り

    東北大学国史談話会大会　2007年6月9日

  16. 中世日本の[外国人]居留地 国際会議 招待有り

    東北アジア文化学会第１３回国際学術大会　2006年11月25日

  17. 東北と琉球弧─島尾敏雄「ヤポネシア論」の視界─

    東北文化研究室シンポジウム　2006年10月28日

  18. The relationship between medieval Japan and Asia 国際会議 招待有り

    インドネシア・ナショナル大学文学部招待講演　2006年5月3日

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共同研究・競争的資金等の研究課題 15

  1. 個人資料を活用した1930～40年代の東北中世史研究についての史学史的考察

    柳原 敏昭

    2020年4月1日 ～ 2023年3月31日

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    2021年度は、本研究課題の主たる対象である東北大学史料館所蔵「大島正隆文書」について、前年度未撮影分について撮影を行い、すべての資料について撮影を終えることができた。現在は撮影状況の点検、目録との照合、タイトル付与などの整理作業を遂行しているところである。 成果物としては、論文「創立期の東北大学日本史研究室」を脱稿した。これは、現在の東北大学大学院文学研究科日本史研究室の前身に当たる東北帝国大学法文学部国史研究室の創立期（1923年～1945年）の様相を、主としてそこで行われた教育、地域史研究、学会運営に着目して論述したものであり、従来知られていなかった事実を数多く発掘するとともに、「地方の」「後発の帝国大学」に置かれた日本史研究室の他大学と比較した際の特色と歴史的位置づけを明確にすることができた。 依拠した史料は、新聞記事（『河北新報』）、法文学部発行の学術雑誌（『文化』）、学会事務担当者の旧蔵資料が主なものであるが、「大島正隆文書」に含まれる大島正隆書簡等も多数活用した。このことにより単なる制度的な変遷を追うだけの記述ではなく、当時研究室に在籍していた人物の視点も盛り込むことができ、複眼的・立体的な叙述とすることができた。また、大学アーカイブズの活用という面でも意味があった。論文はすでに最終校正を終えており、小澤実・佐藤雄基編『史学科の比較史』（勉誠社）に収載されて2022年5月に刊行される予定となっている。

  2. 平泉仏教文化の諸相とその社会的基盤に関する資料学的研究

    七海 雅人, 永田 英明, 柳原 敏昭, 狭川 真一, 入間田 宣夫, 菅野 文夫, 堀 裕, 上杉 智英, 横内 裕人, 吉田 歓, 齊藤 利男

    2020年4月1日 ～ 2023年3月31日

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    本共同研究は、12世紀、平泉と周辺地域における仏教文化の展開と、その社会的基盤の様相について、歴史学（文献史学）・考古学・宗教史学・美術史学各分野の研究者が協同し、文献・考古資料（遺構・遺物）・石造物等の調査・集成を進め、中世初期東北・北海道地域史に関する新しい歴史像の提示を目的としている。 研究活動の方法について、文献班・考古班・石造物班の三つのグループを組織し、各班が設定したテーマについて調査・分析を進め、それぞれの成果を集成し、総合的な考察を行うという体制をつくった。しかし、2020年度の活動は、新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、当初予定していた作業を進めることができず、現地調査等のスケジュールを大きく変更せざるを得なかった。2020年７月にリモート会議で各班のリーダーが集まり、調査活動の修正など工夫を行ったが、最終的には交付金を次年度へ繰り越すという措置をとった。 2020年度における各班の作業内容・成果は、つぎのとおりである。【文献班】「中尊寺文書」の電子入力によるデータベースの作成と、中尊寺経に関するこれまでの調査研究内容の確認・整理を行った。【考古班】静岡県熱海市の伊豆走湯山遺跡群出土資料の整理・分析に着手し、岩手県南部における経塚の分布調査を進めた。【石造物班】一関市図書館など資料所蔵施設を訪問し、岩手県・宮城県・福島県における中世石造物の情報を蒐集し、次年度以降における調査リストの作成を進めた。 文献班と石造物班は、次年度以降に本調査を行うための予備調査、準備作業の段階にとどまった。次年度以降、新型コロナウイルス感染症の流行状況に気をつけながら、調査活動が可能なテーマ、調査対象について再検討を行し、所期の目的を達成するため共同研究を継続したい。

  3. 地域連携にもとづく秋田藩家蔵文書の史料学的研究

    金子 拓, 高橋 典幸, 渡辺 英夫, 柳原 敏昭, 高橋 修, 木下 聡, 遠藤 ゆり子, 佐々木 倫朗

    提供機関：Japan Society for the Promotion of Science

    制度名：Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目：Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関：The University of Tokyo

    2018年4月1日 ～ 2021年3月31日

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    秋田県公文書館・千秋文庫にて調査をおこない、撮影した史料のデジタル画像に目録を付し、一部をデータベースより公開した。 また、代表者・研究分担者が個々の関心から取り組んだ『秋田藩家蔵文書』および佐竹氏に関わる研究成果については、『秋田藩家蔵文書』収録文書と関わる秋田県および茨城県において、研究報告のための講座を企画した。このうち秋田県では、秋田県生涯学習センターの講座（スマートカレッジ）において地域の人々に対する成果公開をおこなった。

  4. 平泉研究の資料学的再構築

    柳原 敏昭, 七海 雅人, 狭川 真一, 入間田 宣夫, 菅野 文夫, 堀 裕, 山口 博之, 誉田 慶信, 佐藤 健治, 齊藤 利男, 飯村 均, 乾 哲也, 井上 雅孝, 及川 真紀, 岡 陽一郎, 菅野 成寛, 鈴木 弘太, 長岡 龍作, 奈良 智法, 畠山 篤雄, 羽柴 直人, 若松 啓文

    提供機関：Japan Society for the Promotion of Science

    制度名：Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目：Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関：Tohoku University

    2013年4月1日 ～ 2018年3月31日

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    本科研がめざしたのは、歴史資料の再検討による、平泉研究の新たな展開のための基盤整備である。研究目的に即し、文献・考古・石造物の三班に分かれて研究を遂行した。 文献班は、中尊寺文書を中心とする同寺所蔵中世史料の悉皆的な調査を実施し、多くの新知見を得た。また、平泉関係の文献史料を集成した。考古班は、経塚を中心とする12世紀代の遺跡の発掘調査を行い、日本最北端の経塚を確認するなどの成果を上げた。また、平泉に関連する北海道・東北地方の遺跡の集成を行った。石造物班は、平泉とその周辺の石造物を調査、資料化し、主要なものについて報告書に掲載した。結果、平泉研究に新しい面を開くことができた。

  5. 球陽外巻『遺老説伝』の総合的研究

    前村 佳幸, 大川 昭典, 柳原 敏昭, 小島 浩之

    提供機関：Japan Society for the Promotion of Science

    制度名：Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目：Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究機関：University of the Ryukyus

    2013年4月1日 ～ 2017年3月31日

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    本研究は、18世紀前半に成立した琉球史書『球陽』の外巻とされる説話集『遺老説伝』について、現存する諸本の料紙に対する物質的調査を行いつつ、本文の校訂や内容の研究を並行して進めることにより、その史料としての特徴を多面的に明らかにするものである。そのために、伊波普猷文庫№14と宮良殿内文庫№26を修復した際に得られた試料（紙片）や資料（袋綴じ本文の内部に綴じられていた新聞紙、裏表紙の芯に使われていた反古紙）を分析し、料紙や装幀について所見を得た。さらに、尚家文書№1251を底本として全文の校訂を行い、史話史伝という観点から宮古島の旧記との比較検討を行うなどテクストの変容面についても明らかにした。

  6. 未刊古文書釈文作成のための協調作業環境の構築

    近藤 成一, 海老澤 衷, 稲葉 伸道, 本多 博之, 柳原 敏昭, 高橋 敏子, 遠藤 基郎, 渡邉 正男, 神野 潔, 野村 朋弘, 金子 拓, 西田 友広, 遠藤 珠紀, 山田 太造, 岡本 隆明

    提供機関：Japan Society for the Promotion of Science

    制度名：Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目：Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

    2013年4月1日 ～ 2017年3月31日

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    未刊古文書釈文作成のための協調作業環境を構築することにより、未刊古文書の釈文を歴史学のコミュニティにおいて協同で行うことを提起し、史料編纂のあり方について新たな可能性を模索するとともに、歴史学のコミュニティの実体形成にも寄与する基礎とした。釈文作成のために外部から自由な書き込みを許す部分と、作成された成果を史料編纂所の管理のもとに公開する部分を構築し、前者から後者にデータを選択して移行するシステムを設けた。

  7. 日本中世の「外国人居留地」に関する比較史的研究

    柳原 敏昭

    提供機関：Japan Society for the Promotion of Science

    制度名：Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目：Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究機関：Tohoku University

    2010年 ～ 2012年

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    九州と中国地方には、トウボウと唐人町という中世の「外国人居留地」を示すと考えられる地名がのこっている。本研究では、これらの地名をめぐる研究史を整理し、問題の所在を明らかにした。その上で、現地調査を実施し、沖縄や東南アジアとの比較史的な観点を持ちつつ、これらの地名を残す地域の空間構成の特徴について考察した。あわせて中世港湾=坊津についての史学史的研究を行い、今後の研究の土台を提供した。

  8. 協調作業環境下での中世文書の網羅的収集による古文書学の再構築

    近藤 成一, 海老澤 衷, 稲葉 伸道, 本多 博之, 柳原 敏昭, 遠藤 基郎, 渡邉 正男, 鴨川 達夫, 金子 拓, 西田 友広, 遠藤 珠紀, 山田 太造, 神野 潔, 野村 朋弘, 岡本 隆明, アドルフソン ミカエル

    提供機関：Japan Society for the Promotion of Science

    制度名：Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目：Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

    研究機関：The University of Tokyo

    2009年 ～ 2012年

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    1600年以前の日本の古文書に関する諸情報を共有し、文書名の付与や年代比定などの基礎作業を共同で行う「古文書バーチャルラボ」を構築した。「古文書バーチャルラボ」の運用により、史料編纂所歴史情報システム上の古文書に関するデータを修正・追加することを試行し、また古文書学上の研究成果については公開研究会において発表した。また『鎌倉遺文』未収録の文書数について検討した。以上の内容を報告書にまとめ、「東京大学史料編纂所研究成果報告2012-4」として刊行した。

  9. 東国地域及び東アジア諸国における前近代文書等の形態・料紙に関する基礎的研究

    山本 隆志, 湯山 賢一, 林 譲, 柳原 敏昭, 橋本 雄, 小島 浩之, 富田 正弘, 大川 昭典, 本多 俊彦, 吉川 聡, 七海 雅人, 前嶋 敏, 丸島 和洋, 門口 実代

    提供機関：Japan Society for the Promotion of Science

    制度名：Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目：Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

    研究機関：University of Tsukuba

    2008年 ～ 2011年

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    東国文書では色部文書全体の形態・料紙を顕微鏡等を用いて調査し、全体の傾向としては楮紙で通常形式が多いが、戦国末期の書状には東国に特徴的な形式が少なからず見え、中には雁斐紙があること等を解明した。東アジア文書では沖縄の尚家・上江洲家文書を調査・整理し、楮紙が多いことと竹紙・芭蕉紙が混在することを確認した。韓国・中国では伝統的製紙の現場を視察するとともに17世紀以降の文書も調査して楮紙が多いことを確認した。

  10. 南部光徹氏所蔵「遠野南部家文書」の調査・研究

    齊藤 利男, 遠藤 巌, 入間田 宣夫, 伊藤 喜良, 柳原 敏昭, 七海 雅人, 若松 啓文, 兼平 賢治, 熊谷 隆次, 藤田 俊雄, 入間田 宣夫, 伊藤 喜良, 柳原 敏昭, 七海 雅人

    提供機関：Japan Society for the Promotion of Science

    制度名：Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目：Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関：Hirosaki University

    2007年 ～ 2009年

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    中世北奥の大名八戸南部氏の直系の子孫南部光徹氏が所蔵する「遠野南部家文書」について、重文指定文書247点を含む中世・近世資料全体を対象にした初めての悉皆調査を行い、総目録を作成した(資料総数約2900点)。また重文指定資料については再調査と詳細な分析を、未紹介重要資料についても解読・翻刻・分析を行い、八戸南部氏を中心とした中世北奥の歴史について、従来謎であった多くの問題を解明することができた。

  11. 中近世移行期における鉱山開発と地域社会の変容に関する研究

    池 享, 柳原 敏昭, 七海 雅人, 菅野 文夫, 蔵持 重裕, 小林 一岳, 長谷川 博史, 平川 新, 渡辺 尚志, 遠藤 ゆり子, 長谷川 裕子, 川戸 貴史, 黒田 基樹, 糟谷 幸裕, 藤井 崇, 渡辺 尚志, 平川 新, 蔵持 重裕

    提供機関：Japan Society for the Promotion of Science

    制度名：Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目：Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関：Hitotsubashi University

    2006年 ～ 2009年

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    本研究は、これまでの研究で十分に明らかにされてこなかった、中近世移行期の鉱山開発が地域社会に与えた影響の解明を課題としている。そのため、大規模鉱山よりも地域社会との関わりが密接な、砂金・土金採取を基本とする岩手県東磐井郡域の鉱山をフィールドに設定した。研究の到達段階を踏まえ、採掘統括責任者の家文書の目録作成・翻刻や、地名等の歴史情報の聞き取り調査など、研究の基礎となる情報の収集・整理に重点が置かれた。その成果は、A4版560ページの印刷物としてまとめられている。

  12. 12〜14世紀日本列島南西部の交易拠点に関する研究

    柳原 敏昭

    提供機関：Japan Society for the Promotion of Science

    制度名：Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目：Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究機関：Tohoku University

    2004年 ～ 2006年

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    本研究は、12世紀〜14世紀の日本列島南西部における交易や流通の展開を、拠点的地域の調査・分析を通して考察しようという目的で行われた。 本研究の根幹をなす現地調査は3年間で5回、万之瀬川下流地域・奄美諸島・大隅半島西部(鹿児島県)、都城市(宮崎県)、福岡市・福津市(福岡県)、長崎市・松浦市・島原半島(長崎県)・下関市(山口県)で実施した。いずれにおいても地元教育委員会の文化財担当者、博物館学芸員等にご案内・ご説明をいただき、有益な資料(発掘成果報告書・伝承・史料等)、情報を得ることができた。 拠点地域の研究は、上記調査結果も踏まえ、鹿児島県万之瀬川下流地域、「唐坊」(中世前期の外国人居留地)所在地については、一定の前進を見た。ただし、日本列島南西部全域にまでは及ばなかった。とくに南西諸島の研究を進展させることが今後の課題である。また、研究の進行につれて、当初予定していなかった日本列島南西部と北東部との比較という観点が強まることとなり、その面ではかなりの成果を出せたと自負している。 こうした結果、印刷発表した研究は、論文等6本である(このほか成果報告書に新稿2本を載せ、印刷中のものが1本ある)。口頭発表は、海外で行うことができたのが収穫であった。 データベースとしては、中世南九州の交易拠点関係文献リストを作成した。本研究で専用ホームページを立ち上げており、研究期間終了後も存続させて、情報を発信したい。

  13. 中世東国武家文書の成立と伝来に関する史料学的研究-陸奥白河結城家文書を中心に-

    村井 章介, 高橋 裕次, 千々和 到, 海老澤 衷, 柳原 敏昭, 市村 高男, 山本 隆志

    提供機関：Japan Society for the Promotion of Science

    制度名：Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目：Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関：The University of Tokyo

    2004年 ～ 2006年

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    「白河結城家文書」は、中世、東北と関東のつなぎ目にある白河の地を押さえ、京都や鎌倉を含む各地の勢力から重要視されていた白河結城家が伝えた古文書で、800通を超える数をもつ東国有数の武家文書である。しかし、戦国から近代にかけて同家を見舞った厳しい歴史のなかで、文書は東日本の各地に分散したため、現在の研究水準のもとで全体を見わたした史料学的研究が必要と考えた。 「白河結城家文書」の原本につき、所蔵者の意向で調査が許されなかった1か所(須賀川市)を除くすべての所蔵先で調査を実施し、原本の詳細な観察調査と1点ごとの調書作成、デジタルカメラによる数種類の写真撮影(全体、部分、顕微鏡など)を実施した。調査地は、白河・東京・川崎・仙台・多賀城・津・蒲郡・秋田・大館・福井の各地に及んだ。そのほかに、古文書の材料となる「紙」についての知見を深めるべく、高知県立紙産業技術センター(高知県いの町)へ研究出張に赴いた。 原本調査を踏まえた研究の成果を、随時総括するために、1年目に2回、2年目に1回、3年目に2回の研究会を、東京大学史料編纂所または調査先の各地で開いた。また、平成18年11月に、白河市で、地元市民をおもな対象として、シンポジウムと現地史跡見学会で構成される「白河結城文書サミット」を開催し、研究成果の社会還元をはかった。以上の機会に本研究メンバーが発表した研究成果は、「研究成果報告書」に13編の論文として結実した。これは今年度に一般書籍として刊行する予定である。 採集した厖大な画像・文字データを整理統合して、データベース「白河結城文書総合目録」を作成し、全データを収録したDVDを作成した。その一部のデータを抽出したものを、研究成果報告書に付録として掲載した。このデータベースを踏まえて、今年度に史料集「白河結城文書集成」を出版助成を得て刊行すべく、現在編集作業を進めている。

  14. 津・湊の復原的研究に基づく中世南九州地域像の再検討

    柳原 敏昭

    1999年 ～ 2000年

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    今年度は主として、九州現地における実地調査と資料収集につとめた。訪れた場所は、鹿児島県鹿児島市・垂水市・加世田市・川辺郡坊津町・日置郡金峰町・大島郡宇検村、福岡県福岡市などである。主要な目的は、中世に湊のあった地域、および中国人居留地関連地名を残す地域の景観復原に必要な基礎資料の収集であった。そのために現地のフィールドワークを実施したほか、江戸時代に描かれた古地図の調査、役場・地方法務局における地籍図(小字図)の調査を重点的に行った。また、考古学情報の収集につとめ、各自治体の埋蔵文化財担当者から遺跡現地において説明を受け、発掘調査報告書を多数入手した。 これらの調査によって、景観復原作業を行う際の基礎的資料を多数得ることができた。また、昨年度たてた、唐坊(当房・唐房)という地名を残す場所は中世前期の宋人居留地であったという仮説の裏付けを一層確実にすることもできた。調査時には、ビデオ撮影を行っており、それを編集の上、上映して講義などで活用した。 これらの成果は、現在、論文にまとめつつある。また、中世国家の西(南)の境界であった南九州地域を視野に入れつつ、東(北)の境界地域であった東北地方についての論考を公表した。一方、地域へ研究成果を還元すべく、金峰町町報に2000年8月〜2001年1月のあいだ6回にわたり、「万之瀬川から見える日本・東アジア」という題の連載を行った。

  15. 日本および東アジアにおける陰陽思想と政治・社会との関係についての比較史的研究

    柳原 敏昭

    1994年 ～ 1994年

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    本研究は、東アジア世界との比較の中で、室町時代の陰陽道について考えてみようとしたものである。 室町時代の陰陽道については、まず義満期について検討した。 その結果、永和年間(1375〜79)を画期として陰陽道重視政策がとられるようになったことが明確になり、義満政権の祈祷体制が、永和年間以前、永和年間〜応永七年(1400)、応永七年〜義満の死まで、と三段階をへて確立してきたことが判明した。また、義満に重用された陰陽師・安倍有世の詳細な事績、義満の陰陽道編成施策についても明らかにすることができた。(「安倍有世論」として発表。) ついで義持期についても検討を加え、次の点で知見を得た。 第一に、義持政権は、反義満的政策をとったといわれており、たしかに陰陽師の活動も義満期より不活発となるが、陰陽家の家格が維持されている面などをみれば単純に陰陽道軽視策がとられたとはいえないこと、第二に、義持に仕えた陰陽師を検討すると、義満期に重用された系統は冷遇された徴証があり、この点では反義満的傾向が見られること、以上である。(「義持政権期の陰陽道」『鹿児島中世史研究会報』50に発表予定。) これらの検討により、従来よりも一層詳細に室町政権の陰陽道政策が明らかになったものと考えられる。今後は、義教政権以後についても分析を進める所存である。 一方、東アジア世界との比較において日本の陰陽道を考えるという点については、文献リストの作成という段階に留まった。研究の乏しい分野であり、今後、基礎的作業にかなりの時間を費やさねばならないであろう。

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社会貢献活動 22

  1. 平泉と頼朝・義経―史実と物語の間―

    文化財講座

    2022年6月18日 ～ 2022年6月18日

  2. 「西の境界」南九州を行き交う人・物・信仰

    清水磨崖仏県指定 60 周年記念 第2回清水磨崖仏ワークショップ

    2019年10月12日 ～ 2019年10月12日

  3. 平泉と並び立つ「比爪」の実像を探る

    ひづめ館懇話会設立10周年記念シンポジウム

    2019年7月7日 ～ 2019年7月7日

  4. 宮城で見つかった山形の中世―遠藤家文書と天童家文書―

    歴史文化講座

    2019年6月1日 ～ 2019年6月1日

  5. 中世の多賀国府と留守氏

    平成30年度文化庁 文化遺産総合活用推進事業講演

    2019年3月20日 ～ 2019年3月20日

  6. 清衡・供養願文そして顕家

    「平泉世界遺産の日」特別講演会

    2024年6月29日 ～

  7. 島根県益田市 歴史を活かしたまちづくり講演会 パート14

    2012年9月23日 ～

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    「歴史を活かしたまちづくり講演会 パート14」において基調講演を行い、パネリストをつとめた。

  8. 東北大学文学研究科有備館講座

    2012年7月21日 ～

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    「戦国時代東北の『地域』」というテーマで講演した。

  9. 秋田県立秋田高校における出前授業

    2011年6月8日 ～

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    文学部紹介と出前授業

  10. 根城おもしろ講座 歴史講演会

    2010年6月6日 ～

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    講演 「源氏南部八戸家系」の成り立ち

  11. 第47回 大崎市郷土歴史講演会

    2010年5月29日 ～

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    講演「中世日本、北と南の正統観念」

  12. 新潟県高等学校教育研究会地歴公民部会総会

    2009年7月3日 ～

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    講演「地域史の可能性」

  13. 東北大学文学研究科斉理屋敷講座

    2008年11月1日 ～

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    講演「川から読む中世」

  14. 新潟県立高田高等学校高大連携・大学模擬講義

    2007年12月25日 ～

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    講義「地名から探る日本─アジア交流史」

  15. 東北大学文学研究科有備館講座

    2007年12月15日 ～

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    講演「太田正雄東北帝大医学部教授（木下杢太郎）と学生たち」

  16. 東北大学文学研究科有備館講座

    2005年6月18日 ～

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    講演「１２世紀日本列島の南と北」

  17. 仙台市史でまえ講座講師

    2003年9月 ～

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    講演

  18. 南日本新聞特集連載 はやと海道

    2001年11月 ～

  19. 仙台リビングサマーカレッジ講師

    2001年9月 ～

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    講演

  20. 色麻町公民館高齢者学級講師

    2001年7月 ～

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    講演

  21. 京都女子大学宗教・文化研究所公開講座講師

    2000年12月 ～

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    公開講座講師

  22. 尚古集成館文化講座

    1997年3月 ～

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    講演

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メディア報道 1

  1. 万之瀬川に中・近世の景観探る

    2006年9月6日

    メディア報道種別: 新聞・雑誌

その他 9

  1. 書評と紹介 海老澤衷・近藤成一・甚野尚志編『朝河貫一と日欧中世史研究』

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    『日本歴史』845、pp.102-104

  2. 書評と紹介 飯村均『中世奥羽の考古学』

  3. 東北大学日本史研究室所蔵「朴沢文書」

  4. 2000年の歴史学界─回顧と展望─ 日本中世三

  5. 書評 伊藤喜良『日本中世の王権と権或』

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    書評 伊藤喜良『日本中世の王権と権或』

  6. 書評 安良城盛昭著『天皇・天皇制・百姓・沖縄』

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    安良城盛昭著『天皇・天皇制・百姓・沖縄』

  7. 1988年の歴史学会─回顧と展望─ 日本中世五

  8. 書評 藤木久志著『戦国大名の権力構造』

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    藤木久志著『戦国大名の権力構造』（歴史72

  9. 書評 入間田宣夫著『百姓申状と起請文の世界』

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    入間田宣夫著『百姓申状と起請文の世界』

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