研究者詳細

顔写真

イノカワ ナナコ
井野川 七虹
Nanako Inokawa
所属
大学院工学研究科 土木工学専攻 水環境学講座(水環境システム学分野)
職名
助教
学位
  • 博士(工学) (神戸大学)

経歴 2

  • 2026年4月 ~ 継続中
    東北大学,大学院工学研究科 土木工学専攻, 助教

  • 2023年4月 ~ 2026年3月
    独立行政法人日本学術振興会,特別研究員 DC2

学歴 3

  • 神戸大学, 大学院工学研究科, 市民工学専攻

    2023年4月 ~ 2026年3月

  • 神戸大学, 大学院工学研究科, 市民工学専攻

    2021年4月 ~ 2023年4月

  • 神戸大学, 工学部, 市民工学科

    2017年4月 ~ 2021年3月

研究キーワード 4

  • 家屋被害評価

  • 避難シミュレーション

  • 氾濫解析

  • 都市氾濫

研究分野 1

  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 水工学 /

受賞 1

  1. 若手奨励賞

    2026年3月 サービスコンピューティング(SC)研究会 歴史的災害リスク評価のための自然災害伝承碑データの活用

MISC 2

  1. 1m高解像度DEMを用いた浸水解析の精度と家屋の倒壊評価に関する基礎的検討

    井野川 七虹, 小林 健一郎

    土木学会論文集 80 (16) n/a 2024年

    出版者・発行元: 公益社団法人 土木学会

    DOI: 10.2208/jscejj.23-16187  

    eISSN: 2436-6021

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    高精度な浸水解析のためには,標高データの解像度と計算格子解像度が重要となる.本研究では兵庫県の1m解像度標高と国土地理院5m解像度標高による浸水解析を実施し,1m解像度の詳細な標高データを用いることで,より現地形状に沿った結果となることを明らかにした.また,5m解像度標高でも家屋の形状を正確に反映し1mの格子解像度で計算することで,1m解像度標高に近い解析結果となることを明らかにした.また,家屋間の流れを表現するには2m格子では十分でなく,1m程度の解像度が必要であること,個々の家屋の特徴を加味した倒壊評価が重要であることを明らかにした.

  2. 1mメッシュ標高データを用いた地下空間浸水解析と避難リスクについての検討

    井野川 七虹, 小林 健一郎

    土木学会論文集B1(水工学) 78 (2) I_415-I_420 2022年

    出版者・発行元: 公益社団法人 土木学会

    DOI: 10.2208/jscejhe.78.2_i_415   10.2208/jscejj.23-16187_references_DOI_IRrIKT7dJgI4UAWuNrHYYu1jWEP   10.2208/jscejj.24-16048_references_DOI_IRrIKT7dJgI4UAWuNrHYYu1jWEP  

    eISSN: 2185-467X

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    近年,再現期間の長い降雨が頻発し,都市域における浸水害のリスクが高まっている.地下空間は浸水害に脆弱であるため,地下空間における浸水害リスクとその対策について把握する必要がある.本研究では,1mメッシュ標高データを用いた神戸市街の浸水計算と三ノ宮駅にある地下空間の浸水計算を連結し詳細な地上地下一体型の解析を行い,地下空間については標高データの有無によって浸水状況の微妙な変化をとらえることが重要なことを明らかにした.また,地下空間での避難シミュレーションを実施し,社会的距離が避難時間に与える影響についての評価を行い,コロナ禍における避難リスクの変容についても明らかにした.

共同研究・競争的資金等の研究課題 1

  1. 最適な確率的予測情報と2次的災害リスク評価による早期避難対策の減災効果の解明

    井野川 七虹

    2024年4月23日 ~ 2026年3月31日

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    空間的な災害リスクのばらつき・避難対策を考慮するには、家屋ごとの詳細な倒壊評価を行うことが必要であると判断したため、今年度は最適な家屋倒壊評価手法の基礎的検討に注力した。 具体的には、個々の家屋の評価には高解像度の浸水解析結果が必要であることから、1m解像度浸水解析を実施し、密集市街地における家屋周りの詳細な流速・浸水深分布を用いた家屋倒壊評価を行った。特に、1m解像度浸水解析では、家屋群の間の流れも表現できることから、家屋が隣接する箇所においても倒壊評価を実施した。浸水解析では兵庫県の1mメッシュ標高データを、家屋データは国土交通省が推進する3D都市モデルのオープンデータ化プロジェクトPLATEAUのデータを活用した。密集市街地において破堤を想定した浸水解析を実施した。浸水解析により得られた家屋周りの流速・浸水深を用いて個々の家屋の倒壊評価を実施し、家屋形状・耐震基準・壁面の方向など個々の家屋の特徴を考慮した倒壊評価を行った。特に、耐震基準によって倒壊評価が大きく異なることが明らかになった。また、建築面積・壁面の幅・他の家屋との位置関係といった家屋特性の違いが倒壊評価に与える影響について検討を進めた。倒壊評価により得られた結果から、家屋周りの流れ方向を加味した家屋倒壊評価手法の構築に着手した。 さらに、個々の家屋の詳細な倒壊評価を実施するため、OpenFOAMを用いた家屋周辺の三次元的な流れ構造の解析の準備にも着手した。