研究者詳細

顔写真

タダノ マナミ
伹野 愛実
Manami Tadano
所属
大学院歯学研究科 歯科学専攻 地域共生社会歯学講座(小児発達歯科学分野)
職名
助教
学位
  • 博士(歯学)(東北大学)

共同研究・競争的資金等の研究課題 2

  1. 歯胚距離制御による歯数異常発生の分子メカニズム解析

    但野 愛実

    2023年4月1日 ~ 2028年3月31日

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    本年度は上顎正中埋伏過剰歯の有無に関して、顔面形態を計測することから発見できるかどうかを検討した。調査対象は、本学大学病院小児歯科を受診した2歳から13歳までの小児であり、260名とした。その中で過剰歯を有するものが152名、過剰歯を有しないものが108名であった。顔面形態の計測には、スケールを眉上に置いた状態で顔面写真の撮影を行い、内眼角間、外眼角間、顔幅、鼻翼間、鼻翼基部間、人中間、口角間および内眼角/外眼角間、内眼角/顔幅等の計測点間の比について計測を行った。その結果、各計測点は、年齢の増加に伴って増大する傾向がみられ、年齢との間に明らかな相関関係が認められた。そのため、過剰歯との相関関係を見つけることが困難であった。そこで、内眼角間、外眼角間、顔幅、鼻翼間、鼻翼基部間、人中間および口角間の比率を算出し、これらの比率と年齢との関連を調査したところ、内眼角と外眼角間の比率の値に関しては、年齢との明確な相関を示さないことが明らかとなった。そこで、内眼角と外眼角間の比率と過剰歯との相関関係を解析したところ、内眼角/外眼角間比が0.45未満のグループにおける過剰歯が存在するオッズ比を1.0とした場合、0.45以上のグループではオッズ比が5.36であることが明らかとなった。以上の結果から、顔貌写真をもとに内眼角/外眼角間比を計測することで、過剰歯の有無についての予測が可能となることが示唆された。

  2. エナメル質石灰化におけるin vitro解析システムの開発

    但野 愛実

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up

    研究機関:Tohoku University

    2020年9月11日 ~ 2022年3月31日

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    歯の発生過程においてエナメル芽細胞は中心的な役割を担っており、エナメル質形成は連続した上皮-間葉細胞の相互作用による細胞の増殖と分化により生じる。そのため、通常行われる平面培養よりも細胞間接着がより密になる三次元培養が分化に影響を与えることが示唆されている。そこで、エナメル質石灰化におけるin vitro解析システムを確立することで、簡便なエナメル芽細胞分化や石灰化評価のためのモデル作成を目指し、三次元培養下でのラット由来歯原性上皮細胞株SF2細胞の培養条件の検討を行った。その結果、エナメル質特異的な基質の誘導が生じた。従って、本培養法は人工エナメル質形成に有用な手法であることが示唆された。