研究者詳細

顔写真

ナカニシ タロウ
中西 太郎
Taro Nakanishi
所属
大学院文学研究科 日本学専攻 日本語科学講座(日本語学専攻分野)
職名
准教授
学位
  • 博士(文学)(東北大学)

  • 修士(文学)(東北大学)

経歴 20

  • 2023年4月 ~ 継続中
    東北大学大学院 文学研究科・文学部 日本学専攻 日本語科学講座 准教授

  • 2024年4月 ~ 2025年3月
    宮城学院女子大学 学芸学部 日本文学科 非常勤講師

  • 2022年9月 ~ 2023年3月
    お茶の水女子大学 文教育学部 非常勤講師

  • 2019年4月 ~ 2023年3月
    跡見学園女子大学 文学部コミュニケーション文化学科 准教授

  • 2013年4月 ~ 2023年3月
    東京女子大学 現代教養学部 非常勤講師

  • 2021年12月 ~ 2022年3月
    上越教育大学 学校教育学部 非常勤講師

  • 2017年4月 ~ 2022年3月
    国立国語研究所 言語変異研究領域 共同研究員

  • 2018年4月 ~ 2020年3月
    駒澤大学 文学部国文学科 非常勤講師

  • 2018年4月 ~ 2019年3月
    目白大学 教育研究所 研究員

  • 2017年4月 ~ 2019年3月
    目白大学 社会学部メディア表現学科 講師

  • 2016年8月 ~ 2017年3月
    国立国語研究所 言語変異研究領域 非常勤プロジェクト研究員

  • 2016年4月 ~ 2017年3月
    東京女子大学 現代教養学部 研究員

  • 2013年4月 ~ 2016年3月
    明海大学 外国語学部日本語学科 専任講師

  • 2012年7月 ~ 2013年3月
    東北大学大学院 文学研究科 産学官連携研究員

  • 2012年4月 ~ 2013年3月
    奥羽大学薬学部 非常勤講師

  • 2012年4月 ~ 2013年3月
    尚絅学院大学総合人間科学部表現文化学科 非常勤講師

  • 2010年4月 ~ 2013年3月
    仙台ランゲージスクール 日本語教師養成講座 非常勤講師

  • 2007年4月 ~ 2013年3月
    東北大学大学院文学研究科東北文化研究室 室員

  • 2011年4月 ~ 2012年3月
    東北大学文学研究科 専門研究員

  • 2008年10月 ~ 2010年3月
    学校法人東北外語学園東北外国語学校 日本語教師養成コース 非常勤講師

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学歴 3

  • 東北大学大学院 文学研究科 言語科学専攻分国語学専攻博士課程後期修了

    2005年4月 ~ 2011年3月

  • 東北大学大学院 文学研究科 言語科学専攻国語学専攻分野博士課程前期修了

    2003年4月 ~ 2005年3月

  • 東北大学 文学部 人文社会学科国語学専修分野卒業

    1999年4月 ~ 2003年3月

委員歴 9

  • 社会言語科学会 事務局委員会副委員長

    2025年4月 ~ 継続中

  • 社会言語科学会 理事

    2025年4月 ~ 継続中

  • 日本方言研究会 編集委員会委員

    2023年5月 ~ 継続中

  • 日本方言研究会 世話人

    2023年5月 ~ 継続中

  • 社会言語科学会 事務局委員会委員

    2021年4月 ~ 2025年3月

  • 日本方言研究会 研究大会実行委員

    2021年6月 ~ 2023年5月

  • 日本語学会 日本語学会2021年度春季大会実行委員

    2020年12月 ~ 2021年5月

  • 社会言語科学会 研究大会開催校実行委員

    2012年9月 ~ 2012年9月

  • 日本方言研究会 事務局員

    2011年4月 ~ 2012年3月

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所属学協会 3

  • 日本方言研究会

  • 社会言語科学会

  • 日本語学会

研究キーワード 34

  • 災害

  • 外国人

  • 日本語教育

  • 情報弱者

  • やさしい日本語

  • コーパス

  • 危機方言

  • 情報ネットワーク

  • 東日本大震災

  • 宮城県

  • 青森県

  • 徳島

  • 沖縄

  • 九州

  • 東北

  • 非言語行動

  • 統計

  • 通時的研究

  • 定型表現

  • コミュニケーション

  • あいさつ表現

  • 社会学

  • 文化人類学

  • 動物行動学

  • 日本語史

  • 言語地理学

  • ポライトネス

  • 語用論

  • 敬語

  • 待遇表現

  • 社会言語学

  • フィールドワーク

  • 方言学

  • 日本語学

研究分野 7

  • ライフサイエンス / 動物生理化学、生理学、行動学 /

  • 人文・社会 / 社会学 /

  • 人文・社会 / 文化人類学、民俗学 /

  • 人文・社会 / 日本語教育 /

  • 人文・社会 / 日本語学 /

  • 人文・社会 / 言語学 /

  • 人文・社会 / 地域研究 /

論文 21

  1. 岡崎敬語調査に見る言語行動の経年変化-状況説明表現の定型化の観点から― 招待有り

    中西太郎

    計量国語学 34 (8) 547-562 2025年3月

    DOI: 10.24701/mathling.34.8_547  

  2. あいさつ表現の変化

    中西太郎

    東日本大震災被災地方言の記録・継承のための調査研究3 72-79 2025年2月

  3. 防災・復興と方言 招待有り

    中西太郎

    日本語学 43 (3) 70-79 2024年9月

  4. 多文化共生のためのコミュニケーションツール作成の取り組み―中西ゼミ2021-2022年度活動報告

    コミュニケーション文化 (17) 69-73 2023年3月

  5. 授業形態に応じたオンライン授業実践の手法・工夫 招待有り

    中西太郎

    跡見学園女子大学FDジャーナル-授業改善と教育力向上をめざす実践報告集- (21) 73-76 2022年7月

  6. 言語行動の方言学 招待有り

    中西太郎

    日本語用論学会 第24回大会発表論文集 (17) 7-12 2022年7月

  7. 場面設定会話と自由会話の特徴の比較―『生活を伝える方言会話』,『COJADS』の共通語訳テキストを用いて― 招待有り

    中西太郎

    計量国語学 32 (6) 346-355 2020年9月

  8. Corpus-based study of Japanese dialects Regional differences in accusative case marking system 査読有り

    木部暢子, 佐藤久美子, 中西太郎, 中澤光平

    197-207 2020年5月

  9. 学内横断的教育研究実践第2報 一跡見アカデミック雑技団による研究シェアの意義一

    板東充彦, 松井理恵, Christofer Bullsmith, 小関孝子, 中西太郎, 阿部一哉, 加藤大鶴

    跡見学園女子大学FDジャーナル-授業改善と教育力向上をめざす実践報告集- (19) 194-198 2020年3月

  10. あいさつ表現定型化の実態

    中西太郎

    文化庁委託事業報告書 被災地方言の保存・継承のための方言の記録と公開2 65-73 2019年3月

  11. 自治体Webサイトにおける多種防災マニュアルの語彙難度について―もっとやさしい日本語による情報支援実現のための基礎調査

    中西 太郎, 高丸 圭一

    多文化共生社会に向けての災害時コミュニケーションに関する総合的研究 9-19 2018年2月

  12. 言語行動の東西差―準備調査から傾向を探る―

    篠崎 晃一, 中西 太郎

    東京女子大学紀要「論集」 67 (2) 83-113 2017年3月

    出版者・発行元: 東京女子大学

    ISSN:0493-4350

  13. 言語行動の地理的・社会的研究―言語行動学的研究としてのあいさつ表現研究を例として 招待有り 査読有り

    中西 太郎

    方言の研究 (1) 77-102 2015年9月

  14. あいさつ表現の使用実態の地域差―朝の出会い時を中心に― 査読有り

    中西 太郎

    明海大学大学院応用言語学研究 16 (16) 75-87 2014年3月

    出版者・発行元: 明海大学大学院応用言語学研究科紀要編集委員会

    ISSN:1344-9427

  15. 外国人が言い換えた「やさしい日本語」―茨城県・千葉県におけるインタビューを通して― 招待有り

    中西 太郎

    命綱としての日本語―緊急時コミュニケーションの社会言語学的総合研究― 69-82 2013年12月

  16. 非疑問文での「?」(疑問符)使用についての一考察 査読有り

    田附 敏尚, 張 雅智, 中西 太郎, 内間 早俊, 王 其莉

    国語学研究 (52) 87-101 2013年3月

    出版者・発行元: 「国語学研究」刊行会

    ISSN:0288-1209

  17. Webサイト「東日本大震災と方言ネット」の運用

    中西 太郎

    文化庁委託事業報告書 東日本大震災において危機的状況が危惧される方言の実態に関する調査研究(宮城県) 23-34 2013年3月

  18. 東日本大震災と被災地の方言─東北大学方言研究センターの取り組み─ 招待有り

    小林 隆, 中西 太郎, 田附 敏尚, 川越 めぐみ, 津田 智史, 魏 ふく子, 坂喜 美佳

    日本語学 31 (6) 28-41 2012年5月

  19. 徳島県の言語調査報告―アスペクトとあいさつ表現

    津田 智史, 中西 太郎

    徳島大学国語国文學 25 131-162 2012年3月

  20. あいさつ表現

    中西 太郎

    宮城県・岩手県三陸地方南部地域方言の研究 189-208 2012年3月

  21. 消えゆく被災地の貴重な方言 招待有り

    中西 太郎

    文化庁委託事業報告書 東日本大震災において危機的な状況が危惧される方言の実態に関する予備調査研究 20-70 2012年3月

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MISC 23

  1. 列島縦断!日本全国イチオシ方言【総集編】 招待有り

    中西 太郎

    日本語学 35 (5) 71-71 2016年5月

  2. 列島縦断!日本全国イチオシ方言【宮城県】 招待有り

    中西 太郎

    日本語学 34 (12) 84-85 2015年10月

  3. コミュニケーション・ギャップの一因としてのことばの地域差 招待有り

    中西 太郎

    明海大学大学院応用言語学研究科紀要 17 9-15 2015年3月

  4. 5.Web方言会話集

    中西 太郎

    伝える、励ます、学ぶ被災地方言会話集 2013年3月

  5. あいさつ表現の運用 : 日中のあいさつ (柳田国男没後50周年記念シンポジウム)

    中西 太郎

    日本方言研究会研究発表会発表原稿集 95 (0) 73-78 2012年11月

    出版者・発行元: [日本方言研究会]

  6. 情報ネットワーク「東日本大震災と方言ネット」の構築

    中西 太郎

    日本方言研究会研究発表会発表原稿集 94 (0) 67-70 2012年5月

    出版者・発行元: [日本方言研究会]

  7. 徳島県の言語調査報告 : アスペクトとあいさつ表現

    津田 智史, 中西 太郎

    徳島大学国語国文學 25 162-131 2012年3月31日

    出版者・発行元: 徳島大学

    ISSN: 0916-0280

  8. あいさつ表現の使用実態の地域差--朝の出会い時を中心に

    中西 太郎

    日本方言研究会研究発表会発表原稿集 93 19-28 2011年10月

    出版者・発行元: [日本方言研究会]

  9. 貴重な方言が消えていく

    中西 太郎

    東北大学方言研究センター研究報告書『東日本大震災と方言』 21-56 2011年10月

  10. 待遇的観点から見たあいさつ表現の使用実態の地域差―青森県・秋田県の朝の出会いの場面を対象に― 査読有り

    中西 太郎

    文化 75 (1・2) 21-39 2011年9月

  11. あいさつ表現

    中西太郎

    宮城県・山形県陸羽東線沿線地域方言の研究 173-188 2011年6月

  12. 朝のあいさつ表現の変遷--南九州地方の非定型表現使用地域に注目して 査読有り

    中西 太郎

    国語学研究 50 (50) 203-218 2011年3月

    出版者・発行元: 「国語学研究」刊行会

    ISSN: 0288-1209

  13. 待遇的観点から見た日本語あいさつ表現の研究 査読有り

    中西太郎

    東北大学大学院文学研究科博士学位論文 1-334 2011年3月

  14. 朝のあいさつ表現の変遷 : 南九州地方の非定型表現地域に注目して(口頭発表・午後の部,日本語学会2010年度春季大会研究発表会発表要旨)

    中西 太郎

    日本語の研究 6 (4) 195-196 2010年10月1日

    出版者・発行元: 日本語学会

  15. 東北地方のあいさつ表現の分布形成過程--朝の出会い時の表現を中心にして

    中西 太郎

    東北文化研究室紀要 51 144-127 2010年3月

    出版者・発行元: 東北大学大学院文学研究科東北文化研究室

    ISSN: 1343-0939

  16. 秋田県の言語調査報告

    中西 太郎, 田附 敏尚, 内間 早俊

    東北文化研究室紀要 (50) 90-70 2009年3月

  17. The cognition of social relationships observed through colloquial greeting expressions

    中西 太郎

    The Japanese journal of language in society 11 (1) 76-90 2008年8月

    出版者・発行元: 社会言語科学会

    ISSN: 1344-3909

  18. 「あいさつ」における言語運用上の待遇関係把握 (特集:敬語研究のフロンティア)

    中西太郎

    社会言語科学 11 (1) 76-90 2008年8月

    出版者・発行元: 社会言語科学会

    DOI: 10.19024/jajls.11.1_76  

    ISSN: 1344-3909

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    本研究では,人が人に出会ったときにどのような行動をするか,その実態をもとに,出会い時のあるメッセージが待遇的にどんな働きをしているかを明らかにすることと,そのメッセージが表し分ける人間関係,言語運用上の待遇関係把握がいかなるものか,を明らかにすることを目的とする.したがって,本稿で対象とするのは,従来の研究で主に扱われてきたあいさつ言葉を含む,総体としての出会い時の表現(本稿では,これを「」付きで「あいさつ」と表現する)である.本研究では,日記調査法を用いて,「出会いのあいさつ」の実証的なデータを収集した.荻野の数量化に基づく分析の結果,「あいさつ」としての各表現が,丁寧度の軸に沿って詳細に位置づけられた.また,「あいさつ」による聞き手の位置づけは敬語による聞き手の位置づけとほぼ同じになることがわかった.つまり「あいさつ」と敬語の待遇関係表示の機能はほぼ同じであるといえる.加えて,「あいさつ」においては文末敬語形式に加えて,「オハヨウ」か「オツカレ」か,といった表現形式の使い分けも待遇関係表示の機能にとって重要だということを明らかにした.それを踏まえ,従来のあいさつ論の観点では説明し得ない,近年のあいさつの運用実態の変化について,荻野値にもとづいた待遇的観点で説明を与え,その有用性を示した.

  19. あいさつ言葉の定型化をめぐって--「おはよう」を事例とした定型化の検証 査読有り

    中西 太郎

    国語学研究 47 (47) 82-96 2008年3月

    出版者・発行元: 「国語学研究」刊行会

    ISSN: 0288-1209

  20. 秋田県の言語調査報告

    中西 太郎, 田附 敏尚, 内間 早俊

    東北文化研究室紀要 50 90-70 2008年

    出版者・発行元: 東北大学大学院文学研究科東北文化研究室

    ISSN: 1343-0939

  21. あいさつ表現における待遇関係把握 : 社会的属性差の観点から

    中西 太郎

    言語科学論集 11 (11) 23-34 2007年12月1日

    出版者・発行元: 東北大学大学院文学研究科言語科学専攻

    ISSN: 1343-4586

  22. 出会いの言語行動と親疎意識

    中西太郎

    言語科学論集 9 (9) 71-82 2005年12月1日

    出版者・発行元: 東北大学大学院文学研究科言語科学専攻

    ISSN: 1343-4586

  23. 出会いの言語行動の社会言語学的研究

    中西太郎

    東北大学文学研究科修士学位論文 1-119 2005年3月

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書籍等出版物 17

  1. 東日本大震災被災地方言の記録・継承のための調査研究3

    小林 隆, 武田 拓, 赤間 咲良, 竹田 晃子, 玉懸 元, 加順 咲帆, 坂喜 美佳, 勝又 琴那, 中西 太郎, 椎名 渉子, 佐藤 未依奈, 櫛引 祐希子, 山田 はるか

    東北大学日本語学研究室 2025年2月9日

  2. 起源でたどる日本語表現事典

    木部, 暢子, 中澤, 光平, 中西, 太郎, 平子, 達也

    丸善出版 2024年12月26日

    ISBN: 9784621310359

  3. 日本語変異論の現在

    大木, 一夫, 甲田, 直美

    ひつじ書房 2024年5月20日

    ISBN: 9784823411861

  4. 東日本大震災被災地方言の記録・継承のための調査研究2

    中西太郎, 工藤真子, 楊博葳, 大久保泰斗, 日野太木, 赤間咲良, 大内颯太, 川瀬雄也, 勝又琴那, 大島佑萌, 大原美怜, 加順咲帆, 大場理主, 丹野靖大, 佐藤未依奈, 宋歌, 菅野連, 山田はるか, 井戸遥菜, 山野咲, 小林隆, 津田智史, 竹田晃子, 半沢康

    東北大学日本語学研究室 2024年2月

  5. 方言地理学の視界

    小林, 隆, 大西, 拓一郎, 篠崎, 晃一

    勉誠社 2023年5月25日

    ISBN: 9784585380030

  6. 全国調査による感動詞の方言学

    小林, 隆, 竹田, 晃子, 田附, 敏尚, 櫛引, 祐希子, 椎名, 渉子, 坂喜, 美佳, 津田, 智史, 松田, 美香, 作田, 将三郎, 川崎, めぐみ, 中西, 太郎, 舩木, 礼子, 友定, 賢治, 有元, 光彦, 勝又, 琴那

    ひつじ書房 2022年11月

    ISBN: 9784823411670

  7. Handbook of Japanese sociolinguistics

    Yoshiyuki Asahi, Mayumi Usami, Fumio Inoue(eds, Florian Coulmas, Yoshiyuki Asahi, J.K. Chambers, Takehiro Shioda, Fumio Inoue, Taro Nakanishi, Yoshimitsu Ozaki, Orie Endo, Hideko Abe, Katsue A. Reynolds, Momoko Nakamura, Takashi Nagata, Masato Takiura, Mayumi Usami, Yoko Ujiie, Senko K. Maynard, Shoji Azuma, Yoshiyuki Asahi, Frank E. Daulton, Mie Hiramoto, Daniel Long, Hiroyuki Sasahara, Katsumi Shibuya

    2022年4月

    ISBN: 9781501507472

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    本書は、日本語に関する社会言語学的研究の初めての包括的な概説書である。日本語は、他の言語と同様に、言語的・社会的要因の相互作用によって形成されたバリエーションとして実現される、非常に多様な言語体系を発展させてきた。本書では、社会言語学の古典的な分野と最新の分野の両方に焦点を当てている。筆者は、その中で「集団語」の研究分野の解説を行った。これまでの日本語の集団語研究の歴史、研究視点、位置づけまでを論じた。

  8. 感動詞研究の展開

    友定賢治編, 井上優, 金田純平, 金水敏, 小林隆, 定延利之, 冨樫純一, 友定賢治, 中西太郎, 林青樺, 仁科陽江, 野田尚史, 森山卓郎, 楊虹, 羅希, 劉伝霞, 有元光彦

    ひつじ書房 2022年3月

    ISBN: 9784823410659

    詳細を見る 詳細を閉じる

    研究発表21を論文化したもの。台湾における出会いの表現を対象にし「吃飯了嗎(ご飯食べた?)」などの表現が、挨拶としての定型性を持つのかを検証した。日本語の挨拶表現の定型性の判断基準で検証を行い、「吃飯了嗎」が準定型の挨拶表現だということ、「敖早」「食飽未?」など、他の出会いの表現も含め定型性のスケール上に位置付けられることを示した。そして本稿の取り組みを通して、アジアを中心に分布する「食事尋ね」の表現を定型性の観点で比較する視点を確立し、あいさつ類型論の手法を示した。

  9. 日本語の大疑問 : 眠れなくなるほど面白いことばの世界

    国立国語研究所

    幻冬舎 2021年11月

    ISBN: 9784344986374

  10. 全国調査による言語行動の方言学

    小林, 隆, 篠崎, 晃一, 井上, 文子, 松田, 美香, 竹田, 晃子, 熊谷, 智子, 椎名, 渉子, 津田, 智史, 佐藤, 亜実, 櫛引, 祐希子, 尾崎, 喜光, 中西, 太郎

    ひつじ書房 2021年3月

    ISBN: 9784823410710

  11. 実践方言学講座 第1巻 社会の活性化と方言

    半沢, 康, 新井, 小枝子, 渡邉, 潤爾, 田中, 宣廣, 日高, 水穂, 中西, 太郎, 田中, ゆかり, 鳥谷, 善史, 松本, 修, 塩田, 雄大, 岸江, 信介, 柚木脇, 大輔, 鶴田, 健介, 清水, 勇吉, 今村, かほる

    くろしお出版 2020年12月

    ISBN: 9784874248454

  12. 生活を伝える方言会話[分析編]

    東北大学方言研究センター編

    ひつじ書房 2019年10月

    ISBN: 9784894769861

  13. 明解方言学辞典

    中西 太郎

    三省堂 2019年4月

  14. コミュニケーションの方言学

    熊谷智子, 篠崎晃一, 中西太郎, 小林隆, 岸江信介, 杉村孝夫, 松田美香, 久木田恵, 太田有紀, 琴鐘愛, 沖裕子, 甲田直美, 尾崎喜光, 三宅和子, 日高水穂, 森勇太, 井上文子

    ひつじ書房 2018年5月

  15. 方言学の未来をひらく

    中西 太郎

    ひつじ書房 2017年5月

    ISBN: 9784894768529

  16. 柳田方言学の現代的意義―あいさつ表現と方言形成論

    有元光彦, 大西拓一郎, 小川俊輔, 沖裕子, 岸江信介, 熊谷康雄, 渋谷勝己, 瀬戸口修, 田島優, 中井精一, 中西太郎, 灰谷謙二, 日高水穂, 町博光, 鑓水兼貴

    ひつじ書房 2014年7月

  17. 方言を救う、方言で救う 3.11被災地からの提言

    東北大学方言研究センター

    ひつじ書房 2012年10月

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講演・口頭発表等 34

  1. 「ホラ」相当形式の用法分類の提案 ―COJADSデータをもとに― 招待有り

    勝又琴那, 加順咲帆, 赤間咲良, 佐藤未依奈, 山田はるか, 中西太郎

    第14回方言語用論研究会 2025年3月29日

  2. 社会とリンクする方言研究センターの研究射程 国際会議

    中西太郎

    東北⼤学⽅⾔研究センター 開設20周年国際シンポジウム『社会とリンクする⽅⾔学』 2025年2月15日

    詳細を見る 詳細を閉じる

    東北大学方言研究センターが輩出した研究者は、地域方言の研究を通じて養った地域社会の課題を捉える視点を活かして、東北大方言研究センターの活動の先に、社会とリンクする様々な研究領域まで幅を広げている。本発表では、東北地方の「ことば」をめぐる現状を踏まえて、それぞれの研究者が手掛ける最新の研究成果が、今後進む多文化共生社会の中でどのように活きるかについて提言をした。

  3. 地域文化としての方言と被災地の復興 招待有り

    中西太郎

    災害⼈⽂学領域シンポジウム(2024 年度 第4 回研究会) 「東日本大震災・能登半島地震の復興と支援―宗教者と研究者の対話―」 2025年1月24日

  4. ことばの地域差の現在(いま) 招待有り

    中西太郎

    2024年度公開学術講演会 「表現文化学会」 2024年11月30日

  5. 多文化共生社会のコミュニケーション環境を考える 招待有り

    中西太郎

    東北大学大学院文学研究科 市民のための公開講座(2024 年度) 第17 期「齋理蔵の講座」 2024年11月2日

  6. 方言の活用 招待有り

    中西太郎

    令和5年度 第1回けせんぬま学講座 気仙沼地方の方言 ―東北大学 2023年方言調査から― 2023年12月16日

  7. あいさつ表現の通言語的研究―定型化と変異― 招待有り

    中西太郎

    社会言語科学会第47回研究大会 2023年3月17日

  8. 言語行動データベースへの招待-あいさつ場面の新旧調査の比較を通して- 招待有り

    中西太郎

    「日本方言データベース(DDJ)」の構築と公開 2023年3月11日

  9. 台湾中国語の昼の出会いのあいさつ表現の定型性ーあいさつの定型性記述の深化・展開に向けてー

    中西太郎

    感動詞研究会 2022年10月10日

  10. 言語行動の地域差―中部地方の特徴に焦点を当てて 招待有り

    中西太郎

    第89回中部日本・日本語学研究会 2022年8月6日

    詳細を見る 詳細を閉じる

    本発表では、筆者が共同研究者(東京女子大学:篠崎晃一氏)と行った全国規模のアンケート調査の結果をもとに、従来盛んにおこなわれてきた依頼のような言語行動以外の未解明の場面における地域差の実態を、中部地域の結果に焦点を当てて報告した。それとともに、県民性調査などに代表される地域別の性向調査の実態と、言語行動の調査に表れる言語姿勢が合致するかの検討を行った。その結果、合致するものと合致しないものがあることが明らかになった。

  11. 言語行動の方言学 招待有り

    中西太郎

    第24回日本語用論学会シンポジウム 2021年12月19日

  12. あいさつ表現の言語類型論に向けて:日台あいさつ表現の比較を通して 招待有り

    中西 太郎

    東北大学大学院文学研究科 / 文学部 言語学シンポジウム「発話行為のダイナミズムー方言・歴史・文化ー」 2018年12月8日

  13. 食飽未(ご飯食べたか?)は挨拶表現か -日台感動詞の比較の観点から- 招待有り

    中西 太郎, 林 青樺

    感動詞ワークショップ 2017年12月16日

  14. コーパスによる日本語諸方言の研究― 国際会議

    Methods in Dialectology ⅩⅥ 2017年8月10日

  15. 言語行動の変異の解明に向けて

    篠崎 晃一, 中西 太郎

    日本語学会2017年度春季大会 2017年5月13日

  16. 『日本語諸方言コーパス』の構築について

    木部 暢子, 佐藤 久美子, 中西 太郎, 中澤 光平

    言語資源活用ワークショップ2016 2017年3月7日

  17. 自治体Webサイトにおける防災マニュアルの語彙難度について―もっとやさしい日本語による情報支援実現のための基礎調査 国際会議

    中西 太郎, 高丸 圭一

    International Conference of Japanese Language Education 2016 2016年9月10日

  18. コミュニケーションギャップの一因としての地域差 招待有り

    中西 太郎

    追手門学院大学国際教養学部アジア学科「応用日本語1」特別講義 2016年6月21日

  19. コミュニケーション・ギャップの一因としてのことばの地域差

    中西 太郎

    明海大学応用言語学セミナー 2014年11月15日

  20. 「もっとやさしい日本語」の提案―災害時のよりよい情報共有のために― 国際会議

    津田智史, 椎名渉子, 山下暁美, 井上史雄, 高丸圭一, 中西太郎

    韓国日本語学会 2014年9月20日

  21. 4. 「東日本大震災と方言ネット」の構築と運用

    中西 太郎

    文化庁委託事業研究報告会 文化としての方言・絆としての方言-東日本大震災、被災地からの発信- 2013年3月19日

  22. 宮城県の事業報告(東日本大震災と方言ネット)

    中西 太郎

    東日本大震災と方言に関する研究報告会―文化庁委託事業の進行状況 2012年11月3日

  23. あいさつ表現の運用―日中のあいさつ

    中西 太郎

    日本方言研究会 柳田国男没後50周年記念シンポジウム 2012年11月2日

  24. 留学生は普段どんな「言葉」を使っているか―日記調査法と録音機を併用した言語使用実態調査の試み― 国際会議

    橋本 洋輔, 中西 太郎

    日本語教育国際研究大会 2012年8月

  25. 情報ネットワーク「東日本大震災と方言ネット」の構築

    中西 太郎

    第94回日本方言研究会 2012年5月

  26. あいさつ表現の使用実態の地域差―朝の出会い時を中心に―

    中西 太郎

    第93回日本方言研究会 2011年10月

  27. 貴重な方言が消えていく

    中西 太郎

    東北大学方言研究センター研究報告会「東日本大震災と方言」 2011年10月

  28. 東北地方のあいさつ表現の分布形成過程

    東北文化研究室研究発表会 2010年6月

  29. 朝のあいさつ表現の変遷―南九州地方の非定型表現地域に注目して―

    日本語学会2010年度春季大会 2010年5月

  30. 南九州地方のあいさつ表現―コンニチワマダゴワシタの衰退と代替表現の台頭―

    第358回国語学研究会 2010年3月

  31. 疑問文じゃないですよ“?”―若年層における「?」(疑問符)の使用意識―

    第24回社会言語科学会研究大会 2009年9月19日

  32. あいさつ表現における言語運用上の待遇関係把握

    第18回社会言語科学会研究大会 2006年8月26日

  33. 出会いの言語行動の数量化

    第333回国語学研究会 2006年1月22日

  34. 出会いの言語行動の社会言語学的研究

    第328回国語学研究会 2005年2月

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共同研究・競争的資金等の研究課題 12

  1. 「100場面会話」の発展による方言語用論の基盤形成

    小林 隆, 松田 美香, 櫛引 祐希子, 中西 太郎, 津田 智史, 川崎 めぐみ, 椎名 渉子, 澤村 美幸, 新井 小枝子, 田附 敏尚, 佐藤 亜実

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:Tohoku University

    2022年4月1日 ~ 2026年3月31日

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    本年度の研究実績は次のとおりである。 ①「100場面会話」の作成:この談話資料は、目的別に組織された言語行動の種類に基づき、その全体がとらえられるように設計した100個の場面を収録するものである。種々の談話展開の様相やオノマトペ、感動詞、表現法などの運用面の特徴もこれらの言語行動のバラエティの中で把握する。まず、①-1. 先行4地点の調査では、これまで進めてきた宮城(東北)、東京(関東)、大阪(近畿)、大分(九州)の4地点の作業を継続して行った。また、①-2. 新規4地点の調査の実施では、先行する4地点に加え、山形(東北)、群馬(関東)、京都(近畿)、福岡(九州)の4地点で昨年度新たに収録作業を開始したが、これも引き続き作業を進めた。収録した会話は、継続地点・新規地点ともに第1段階の文字化テキストの作成を行った。 ②補完データの作成整備:「100場面会話」の談話資料を、地点別の詳細調査と、全国分布の把握の観点から補完するためのデータの整備を実施することにしているが、本年度は特に、②-2. 全国分布調資料の整備を行った。具体的には、これまで代表者が実施した全国800地点規模の通信調査データを整備した。「話し方(言語行動)の全国調査」「感動詞〈感情・感覚系、行為系〉の全国調査」の2つについてはすでにデータの整備が完了しているので、「オノマトペの全国調査」について作業を行った。 ③資料の総合的分析による知見の獲得:最終的には①の談話資料に②の補完データを合わせて分析することで、日本語方言における言語運用の概略を把握するとともに、分析の観点や方法についての見通しを得ることを目指す予定である。本年度は2年目となるため、昨年度整備したデータが一定程度蓄積されており、それを使いながら、年3回の研究会を開催したり、学会発表を行ったりして分析を進めた。

  2. 「100場面会話」の発展による方言語用論の基盤形成

    小林 隆, 松田 美香, 櫛引 祐希子, 佐藤 亜実, 中西 太郎, 津田 智史, 川崎 めぐみ, 椎名 渉子, 澤村 美幸, 新井 小枝子, 田附 敏尚

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:Tohoku University

    2022年4月1日 ~ 2026年3月31日

  3. 日本語諸方言コーパスによる方言音調の比較類型論的研究

    木部 暢子, 五十嵐 陽介, 小西 いずみ, 中西 太郎, 白岩 広行, 大槻 知世, 中川 奈津子, 籠宮 隆之

    2021年4月5日 ~ 2025年3月31日

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    本研究の目的は、諸方言の談話音声をデータとする方言コーパスを整備・公開し、方言研究の基盤を構築すること、及びこれを利用して、音調句の形成のしかたや文末イントネーションといった談話における音調現象や、フィラー・相づち等の地域差を明らかにし、そのシステムを類型論的に解明することである。本年度は4年計画の1年目に当たり、以下のことを実施した。 (1)『日本語諸方言コーパス』モニター版のデータと検索機能を整備・拡充し、約80時間の方言談話データによる『日本語諸方言コーパス(COJADS)』を正式公開した。また、全データの配布方法を簡素化し、利用しやすいように環境を整備した。 (2)COJADSにおける方言の検索機能を充実させるために、国語研のコーパス開発センターの指導を受けて、方言の「形態素解析辞書」の開発の可能性について検討を行った。関西方言に関しては、すでに公開されている「近世上方語UniDic」を応用して「関西方言形態素解析辞書」の作成が可能ではないかという指摘を受け、試作することとなった。 (3)コーパスを利用した研究を推進するために、研究会を3回開催し、討論を行った。発表テーマは「談話データへの音声ラベルの付与に関する研究」「富山市方言における文末音調の研究」「フィラーに関する研究」である。また、方言コーパスやデータベースを使った研究成果を論文や学会等の発表で公開した。 (4)日本語諸方言データの国際的な活用をめざして、方言テキストのローマ字化と発話内容の英訳を行う計画である。本年度はコアとなる48地点、24時間のデータを使って、ローマ字化に際しての方言テキストの表記の問題点を抽出した。 (5)COJADSの活用を促進するために、若手研究者を主な対象とする「日本語諸方言コーパス講習会」をオンラインで開催した。

  4. 東日本大震災被災地方言の記録作成及び啓発事業

    中西太郎, 小林隆, 櫛引祐希子, 今村かほる, 大野眞男, 竹田晃子, 小島聡子, 半沢康, 杉本妙子

    2024年6月 ~ 2025年3月

  5. 日台あいさつ表現変化モデル構築に関する研究

    中西太郎

    2020年4月 ~ 2025年3月

  6. 東日本大震災被災地方言の記録作成及び啓発事業

    中西太郎, 小林隆, 櫛引祐希子, 今村かほる, 大野眞男, 小島聡子, 竹田晃子, 半沢康, 杉本妙子

    2023年6月 ~ 2024年4月

  7. 100場面会話による言語行動の地域差についての研究 競争的資金

    小林 隆, 松田美香, 櫛引祐希子, 椎名渉子, 澤村美幸, 佐藤亜実, 中西太郎

    2019年4月 ~ 2024年3月

  8. 言語行動の変化モデル構築に関する研究 競争的資金

    篠崎 晃一, 中西太郎

    2015年4月 ~ 2019年3月

  9. 多文化共生社会に向けての災害時コミュニケーションに関する総合的研究

    津田 智史, 井上 史雄, 高丸 圭一, 中西 太郎, 山下 暁美, 林 青樺, 梁 敏鎬, 椎名 渉子, 斎藤 敬太

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究機関:Miyagi University of Education

    2015年4月1日 ~ 2018年3月31日

    詳細を見る 詳細を閉じる

    災害時および防災時にいかなる語彙が必要になるのかの調査を、自治体の防災パンフレットや自治体ホームページ、また「平成28年熊本地震」後の地元新聞紙を対象として実施した。そこから、災害時に必要になる語彙およそ110語を選定した。 当初、研究期間内でのデータベース構築を目標としていたが、地震以外の災害語彙についての収集もおこなったこともあり、現在もデータベース構築・公開のための作業を継続中である。

  10. 日本語あいさつ表現に関する変化モデル構築の研究 競争的資金

    中西 太郎

    2014年4月 ~ 2018年3月

  11. 命綱としての日本語ー緊急時コミュニケーションの社会言語学的総合研究ー

    山下 暁美, 井上 史雄, 半沢 康, 中川 祐治, 高丸 圭一, 田中 宣廣, 中西 太郎, 津田 智史, 椎名 渉子, 沢野 美由紀, 竹田 晃子, 武田 拓, 小林 初夫, 林 青樺, ヤン 敏鎬, 金 賢珠, 胡 暁睿, 上村 健太郎, 張 海燕, 高 源, 永島 恭子, 高須賀 萌, 胡 中華

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究機関:Meikai University

    2012年4月1日 ~ 2015年3月31日

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    ☆『2014(平成26)年度版災害支援カード(もっとやさしい日本語訳付)Words to use in an Emergency』(制作者山下暁美・井上史雄・高丸圭一・中西太郎・津田智史・椎名渉子)、『平成 25年度版災害時命綱カード・共通語版(ひらがな表記付)』『平成25年度版災害時命綱カード(岩手(盛岡)方言訳付)』『平成25年度版災害時命綱カード(宮城方言訳付)』『平成25年度版災害時命綱カード(福島方言訳付)』を発行した。 ☆科学研究費補助金報告書『命綱としての日本語-緊急時コミュニケーションの社会言語学的総合研究-』を発行するとともに国内外の学会で研究発表を行った。

  12. 待遇的観点から見た日本語あいさつ表現の研究 競争的資金

    中西 太郎

    2012年4月 ~ 2014年3月

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    1)あいさつ表現がどんな相手に用いられるかという待遇的観点からの記述、a)出会い時のあいさつ表現の記述をもとにした、あいさつ表現の待遇性や待遇法の検討、b)a)を踏まえた待遇的観点での使用実態の地域差の記述、2)1)の資料を活用した、近年のあいさつ表現変化の仕組みの検討、を目的にし、それぞれ、2011年現在までに、1)a)あいさつ表現に聞き手敬語に相当する待遇的機能があること、b)南三陸地方、陸羽東線沿線地域、青森県・秋田県、宮崎県南部・鹿児島県の朝の出会い時の表現について、その待遇的場面ごとに各地域の使用実態に地域差があること、2)近年の「待遇的側面目当ての変化」と、あいさつ表現変化の大きな流れ「定型化」との関わり合いで、出会いのあいさつ表現の変化が起きていること、を明らかにした。 今後も未発表の沖縄、四国のデータなどを発表するとともに、記述対象地域を広げ、あいさつ表現の使用実態の地域差を明らかにしつつ、その変化のモデルを追及していくつもりである。

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担当経験のある科目(授業) 65

  1. 日本語学基礎講読 東北大学

  2. 日本語学総合演習Ⅳ 東北大学

  3. 日本語学総合演習Ⅱ 東北大学

  4. 人文社会序論 東北大学

  5. 日本語学概論 東北大学

  6. 日本語学各論 東北大学

  7. 日本語学演習 東北大学

  8. 日本語学総合演習Ⅲ 東北大学

  9. 日本語学総合演習Ⅰ 東北大学

  10. 研究倫理特論 東北大学

  11. 日本語学演習ⅡA 宮城学院女子大学

  12. 日本学総合科目Ⅱ 東北大学

  13. 日本語学演習ⅠA 宮城学院女子大学

  14. 日本語学講読 東北大学

  15. 人文社会科学特別科目 東北大学

  16. 日本語学特殊研究 お茶の水女子大学

  17. 日本語演習 跡見学園女子大学

  18. コミュニケーション文化概論 跡見学園女子大学

  19. コミュニケーション文化学研究演習ⅡB 跡見学園女子大学

  20. 卒業論文・卒業研究 跡見学園女子大学

  21. コミュニケーション文化学研究演習ⅡA 跡見学園女子大学

  22. コミュニケーション文化学研究入門B 跡見学園女子大学

  23. コミュニケーション文化学演習ⅠB 跡見学園女子大学

  24. コミュニケーション文化学演習ⅠA 跡見学園女子大学

  25. プロゼミⅡ 跡見学園女子大学

  26. 日本語コミュニケーション論 跡見学園女子大学

  27. 丁寧語・敬語研究 跡見学園女子大学

  28. ことばの世界 東京女子大学

  29. 実践日本語(多読) 跡見学園女子大学

  30. 国語学講読A 上越教育大学

  31. 日本語学概論Ⅱ 東京女子大学

  32. 日本語学概論Ⅰ 東京女子大学

  33. 実践日本語(グループディスカッション) 跡見学園女子大学

  34. 日本語コミュニケーションスキル(会話) 跡見学園女子大学

  35. 言語調査Ⅰ 東京女子大学

  36. 3年次演習Ⅱ 東京女子大学

  37. 言語調査Ⅱ 東京女子大学

  38. 国語学研究Ⅱ 駒澤大学

  39. 言語理解論 跡見学園女子大学

  40. 3年次演習Ⅰ 東京女子大学

  41. 実践日本語(文章表現) 跡見学園女子大学

  42. 対人コミュニケーション論 跡見学園女子大学

  43. プロゼミⅠ 跡見学園女子大学

  44. 日本語読解演習Ⅱ 目白大学

  45. 表現演習Ⅱ 目白大学

  46. 日本語読解演習Ⅰ 目白大学

  47. 大学生活と学問 目白大学

  48. 表現演習Ⅰ 目白大学

  49. 日本語表現Ⅱ 目白大学

  50. 日本語表現Ⅰ 目白大学

  51. 学習の基礎Ⅰ 明海大学

  52. 日本語表現研究Ⅱ 明海大学

  53. 敬語表現法 明海大学

  54. 日本語表現研究Ⅰ 明海大学

  55. 応用言語学 明海大学

  56. 日本語方言学 明海大学

  57. 社会言語学Ⅱ 明海大学

  58. 学修の基礎Ⅱ 明海大学

  59. 卒業研究 明海大学

  60. 社会言語学Ⅰ 明海大学

  61. 日本語表現論 奥羽大学

  62. 社会言語学 仙台ランゲージスクール

  63. 方言文化論 尚絅学院大学

  64. 社会人420時間コース「社会言語学」 学校法人東北外語学園東北外国語学校

  65. 日本語教師養成コース「言語と社会」 学校法人東北外語学園東北外国語学校

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その他 1

  1. 文化庁委託事業「東日本大震災において危機的な状況が危惧される方言の実態に関する調査研究」産学官連携研究

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    文化庁委託事業の一環として、東日本大震災の被災地(宮城県)の方言談話収集調査を分担実施。 さらに東日本大震災と方言に関わる取り組みの情報を集約・発信し、それらの取り組みを活性化するため、 Webサイト「東日本大震災と方言ネット」(http://www.sinsaihougen.jp/)を立ち上げる(2012年6月~)。