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Koji Asano
Section
Graduate School of Economics and Management
Job title
Associate Professor
Degree

Research History 4

  • 2024/04 - Present
    Tohoku University

  • 2019/10 - 2024/03
    Tohoku University

  • 2017/04 - 2019/09
    日本学術振興会 特別研究員(PD)

  • 2013/04 - 2016/03
    日本学術振興会 特別研究員(DC1)

Research Interests 2

  • 金融

  • 契約理論

Research Areas 1

  • Humanities & social sciences / Money and finance /

Papers 6

  1. Liquidity policies with opacity Peer-reviewed

    Koji Asano

    The Quarterly Review of Economics and Finance 2024/10

    DOI: 10.1016/j.qref.2024.101885  

  2. Ignorant experts and financial fragility Peer-reviewed

    Koji Asano

    The North American Journal of Economics and Finance 2024/09

    DOI: 10.1016/j.najef.2024.102200  

  3. Managing financial expertise Peer-reviewed

    Koji Asano

    International Review of Economics & Finance 89 351-365 2024/01

    Publisher: Elsevier BV

    DOI: 10.1016/j.iref.2023.07.101  

    ISSN: 1059-0560

  4. Trust and Law in Credit Markets Peer-reviewed

    Koji Asano

    Economica 89 (354) 2022/04

    DOI: 10.1111/ecca.12400  

    ISSN: 1468-0335 0013-0427

  5. Managerial Reputation, Risk-Taking, and Imperfect Capital Markets Peer-reviewed

    Asano, K.

    B.E. Journal of Theoretical Economics 17 (1) 2017

    DOI: 10.1515/bejte-2014-0104  

    ISSN: 1935-1704

  6. Reputation acquisition in imperfect financial markets Peer-reviewed

    Asano, K.

    Economics Letters 139 2016

    DOI: 10.1016/j.econlet.2016.01.001  

    ISSN: 0165-1765

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Misc. 1

  1. Reputation and the Wall Street Walk

    Koji Asano

    MPRA Paper No. 118158 2023/08

Research Projects 4

  1. 低金利下における銀行による企業経営の規律付けと経済停滞

    浅野 康司

    Offer Organization: 日本学術振興会

    System: 科学研究費助成事業

    Category: 基盤研究(C)

    Institution: 東北大学

    2025/04/01 - 2030/03/31

  2. 金融仲介機関のガバナンスと金融危機

    浅野 康司

    Offer Organization: 日本学術振興会

    System: 科学研究費助成事業

    Category: 若手研究

    Institution: 東北大学

    2020/04 - 2025/03

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    今年度は、これまでに取り組んだ研究成果をもとに、コーポレート・ガバナンスと金融システムの不安定性に関する2点の研究に注力した。 <BR> 1点目の論文”Corporate Governance and Fire sales”では、これまでに構築したモデルをもとに、資産価格と金融仲介機関のガバナンスとの関係性についてさらなる分析を行った。金融仲介機関に規律を与えるためには、事業の成果が悪かった際には資産を売却することが有効であるが、低金利下ではこのようなコミットメントが困難となり、経営規律が緩むことになるため、資産価格が暴落する危険性が生じることとなる。この結果は、低金利によって、ガバナンスは悪化し、金融危機の発生につながる可能性があることを示唆している。 <BR> 2点目の論文” Reputation and the Wall Street Walk”では、経営者の評判構築行動と大株主の役割について注目している。経営者に市場からの評判を高めるために業績の改善に向けて努力する誘引があるとき、大株主の退出が経営者の努力に与える影響を分析している。もし企業の業績が経営者の能力よりも努力に左右されるのであれば、大株主は経営者の努力不足を観察したときに保有株式を売却する。このとき、経営者は株価の下落を恐れ、一層努力をすることになるため、大株主は経営者の規律付けに貢献することができる。一方で、企業の業績が経営者の能力に大きく左右されるのであれば、大株主は経営者の能力不足を察知したときに保有株式を売却する。このとき、経営者は努力をしたとしても市場からの評判を失ってしまう可能性があるため、努力する誘引が失われてしまう。この結果は、大株主の存在は経営規律を悪化させる可能性があることを示唆している。

  3. 金融仲介機関の評判構築と金融危機

    浅野 康司

    Offer Organization: 日本学術振興会

    System: 科学研究費助成事業

    Category: 特別研究員奨励費

    2017/04/26 - 2020/03/31

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    今年度は、金融機関の行動と金融危機に関する以下の3点の研究に取り組んだ。 <BR> 以前から取り組んでいた論文"Ignorant Experts and Financial Fragility"では、主要な結果として、高度に発展した金融市場のもとでは、金融機関は過剰に情報 収集能力を獲得してしまい、その結果金融市場がショックに対して脆弱になってしまうことを示している。この論文を国際学会(46th Annual Conference of the European Association for Research in lndustrial Economics (EARIE) )で報告し、国際学術雑誌に投稿したところ、情報収集能力が観察できない場合は、結果が変わりうることが指摘された。情報収集能力を完全には観察することができない場合、さらなる情報収集能力を獲得するような混合戦略均衡が存在する可能性がある。これは理論的に興味深い状況なので、今後さらなる分析を進める予定である。 2点目の論文"Corporate Governance and Fire Sales"では、マネージャーの獲得をめぐる金融機関の間の競争が、金融機関が直面する流動性リスクに与える影響を分析している。この論文も前年度から取り組んでいたが、新しい結果として、事前にマネージャーに対する報酬を制限する規制を政府が課すことで、資産価格の下落を防ぎ、経済厚生を改善することができることを示した。 3点目の論文"Liquidity hoarding and information acquisition"では、金融資産の質に関する情報収集が可能な環境下における金融機関の流動性管理について分析している。その結果、金融機関の現金の保有を強制する規制は、金融資産の市場流動性を損なう恐れがあることを示した。

  4. 金融危機と所得格差

    浅野 康司

    Offer Organization: 日本学術振興会

    System: 科学研究費助成事業

    Category: 特別研究員奨励費

    Institution: 大阪大学

    2013/04 - 2016/03

    More details Close

    銀行をはじめとする金融仲介機関は、世界中の資本市場で大きな影響力を持っている。その影響力を考慮すると、金融仲介機関の経営者が選ぶ投資戦略は、資本市場全体を揺るがす問題となりうる。実証研究に目を向ければ、投資家保護が弱い国では経営者はリスクを控える投資戦略を取る傾向があるのに対し、投資家保護が強い国では積極的にリスク投資を行う傾向がみられた。そこで私の研究「Managerial Reputation, Risk-Taking and Imperfect Capital Markets」では、この事象を説明するための理論モデルを構築した。分析した結果、投資家保護が強い国ほど、経営者は自身の評判を高めることを目指し、より高いリターンを求めてリスクをとることが示された。この結果は、法整備が進んだ国ほど、投資に成功した人たちと失敗した人たちの所得格差が大きくなることを示唆している。 <BR> 2007年に起こった世界金融危機は、多くの企業の株価暴落や倒産をもたらし、企業間で所得格差を拡大させた。この危機の背後には、経営者による過剰なリスクテイクがあったと考えられており、市場による規律付けがうまく機能しなかったことを示している。投資家は過剰なリスク投資をする企業には資金を融資したくないので、企業が投資家から資金を集め続けるためには、健全な投資を行い、企業の評判を打ち立てる必要がある。このように、企業が自身の評判を気にしていればリスクの取り過ぎを控えるはずである、というのが市場による規律付けを期待する人々の考えであった。そこで、私の研究「Reputation acquisition in imperfect financial markets」では、なぜ評判による規律付けがうまく機能せず、経営者が無謀な投資を行ったのか、という問いに取り組んだ。この論文では、金融市場の発達および世界的な低金利という、近年の金融市場における2つの大きな変化が原因であると主張している。

Teaching Experience 2

  1. Monetary Economics Tohoku University

  2. 金融論 東北大学