顔写真

ナガオカ リユウサク
長岡 龍作
Ryusaku Nagaoka
所属
大学院文学研究科 総合人間学専攻 芸術人間学講座(東洋・日本美術史専攻分野)
職名
教授
学位
  • 文学修士(東北大学)

所属学協会 3

  • 日本仏教綜合研究学会

  • 美学会

  • 美術史学会

研究キーワード 7

  • 仏身論

  • 信仰と造形

  • 法会

  • 願主

  • 図様

  • 仏像

  • 仏教美術

研究分野 2

  • 人文・社会 / 美術史 / 東洋日本仏教美術史

  • 人文・社会 / 美学、芸術論 / 東洋日本仏教美術史

受賞 2

  1. 第30回阿部次郎文化賞

    2013年10月9日 酒田市

  2. 国華賞

    1995年10月 国華社・朝日新聞社 論文「神護寺薬師如来像の位相―平安時代初期の山と薬師―」

論文 63

  1. 悠久の創造の物語―美術が伝える大乗仏教の世界

    長岡龍作

    悠久の絆 奈良・東北のみほとけ展 図録 22-35 2023年4月

  2. 仏の感応と仏像―法身の表象をめぐって 招待有り

    長岡龍作

    慶應義塾大学アートセンターブックレット (29) 12-32 2022年2月

  3. 受戒と仏像 招待有り

    長岡龍作

    コレクションとアーカイヴ-東アジア美術史学の可能性 145-181 2022年1月

  4. 古代日本の仏教空間と表象―世界観と思想から考える

    長岡龍作

    空間史学叢書4 聖と俗の界面 7-34 2021年11月

  5. 草創期中尊寺伽藍の構想と信仰

    長岡龍作

    平泉の文化史3 中尊寺の仏教美術 21-46 2021年3月

  6. 序章 平泉美術の概要と研究

    長岡龍作

    平泉の文化史3 中尊寺の仏教美術 1-20 2021年3月

  7. 清凉寺「版画弥勒菩薩像」と奝然の弥勒信仰

    長岡龍作

    科学研究費補助金基盤研究(B)「弥勒造像史における「間―世界性」表現の系譜」研究成果報告書 133-141 2021年3月

  8. 渤海の仏像と東アジアの仏教信仰―二仏並座と兜率天往生

    長岡龍作

    科学研究費補助金基盤研究(B)「弥勒造像史における「間―世界性」表現の系譜」研究成果報告書 143-156 2021年3月

  9. 仏像のアーケオロジー―仏像から「文化の痕跡」を読み取る 招待有り

    長岡龍作

    季刊考古学 別冊 (33) 11-18 2021年3月

  10. 清凉寺釈迦如来像の胎内に見る信仰世界 招待有り

    長岡龍作

    アジア仏教美術論集 東アジアⅢ(五代・北宋・遼・西夏) 145-184 2021年2月

  11. 感応と図様―仁寿舎利塔に見る表象形式と思想 招待有り

    長岡龍作

    『アジア仏教美術論集 東アジアⅡ(隋・唐)』 255-288 2019年3月

  12. 奈良時代東大寺における「天」の意義と造形

    長岡 龍作

    『東大寺の新研究 第三巻 東大寺の思想と文化』 185-225 2018年6月

  13. 空海の思想と草創期高野山の伽藍と仏像

    長岡 龍作

    『空海と高野山の至宝』展カタログ 24-32 2017年7月

  14. 山寺と仏像

    長岡 龍作

    日本の古代山寺 289-320 2016年9月

  15. 平等院鳳凰堂の阿闍世王説話―頼通時代の阿弥陀信仰の基層

    長岡 龍作

    知の挑発 平安後期 頼通文化世界を考える―成熟の行方 95-125 2016年7月

  16. 仁寿舎利塔の石函と感応

    長岡 龍作

    科学研究費補助金基盤研究(A)研究成果報告書「仁寿舎利塔の信仰と荘厳に関する総合的研究」 75-85 2016年3月

  17. 「対敵」の精神と神仏の役割―古代日本の事例に着目して 招待有り

    長岡龍作

    仏教文明と世俗秩序 国家・社会・聖地の形成 327-358 2015年3月

  18. 大乗仏教と東アジアの他者表象 招待有り 査読有り

    長岡龍作

    日本学研究(檀国大学日本研究所) (44) 7-25 2015年1月

  19. 蓮華蔵世界と正倉院の屏風

    長岡龍作

    仏教美術論集5 機能論―つくる・つかう・つたえる 200-223 2014年4月

  20. 南奥羽の観音と風景 招待有り

    長岡龍作

    講座東北の歴史 第五巻 信仰と芸能 75-105 2014年2月

  21. 行為と感応の場としての空間―表象の読み方を考える

    長岡龍作

    空間史学叢書1 痕跡と叙述 45-68 2013年11月

  22. 日本の仏像と仏教思想 招待有り

    長岡龍作

    アートライブラリー (14) 11-16 2013年4月

  23. 隋仁寿舎利塔と青州勝福寺址 招待有り

    長岡龍作

    中国中世仏教石刻の研究 154-181 2013年3月

  24. 蓮華蔵世界と観音 招待有り

    長岡龍作

    ザ・グレイトブッダ・シンポジウム論集 (10) 41-57 2012年12月

  25. 高橋由一の思想と絵画

    長岡龍作

    論集・東洋日本美術史と現場―見つめる・守る・伝える 192-208 2012年5月

  26. 救済の場と造形 招待有り

    長岡龍作

    日本思想史講座1―古代 289-322 2012年4月

  27. 行為と感応の場としての「空間」―表象の読み方を考える 招待有り

    長岡龍作

    建築遺産 保存と再生の思考―災害・空間・歴史 263-284 2012年3月

  28. 宮城の海浜風景―その宗教的意味について考える 招待有り

    長岡龍作

    今を生きる―東日本大震災から明日へ! 復興と再生への提言― 1.人間として 33-44 2012年3月

  29. 金剛寺蔵 木造地蔵菩薩半跏像 招待有り 査読有り

    長岡龍作

    國華 117 (1393) 46-47 2011年11月

    出版者・発行元:國華社

    ISSN:0023-2785

  30. 霊験と観音像 招待有り

    長岡龍作

    美術フォーラム21 22 (22) 30-36 2010年11月

    出版者・発行元:美術フォーラム21刊行会

  31. 仏像から見る古代日本の仏教 招待有り

    長岡龍作

    新アジア仏教史 第13巻 日本仏教の定着 331-363 2010年11月

  32. 平泉の美術と仏教思想 招待有り

    長岡龍作

    兵たちの時代3 兵たちの極楽浄土 66-96 2010年6月

  33. Buddhist Spiritual Manifestations: The Places and Forms of the Buddha's Spiritual Resonance 招待有り

    長岡龍作

    Bulletin of Death and Life Studies (6) 17-59 2010年4月

  34. 高清水善光寺阿弥陀如来像と中世の生身観 招待有り

    長岡龍作

    仏教芸術 (307) 51-69 2009年11月

    出版者・発行元:毎日新聞社

    ISSN:0004-2889

  35. 仏教における霊験―仏が感応する場と表象 招待有り

    長岡龍作

    死生学研究 (12) 230-266 2009年10月

  36. 古代日本の「生身」観と造像

    長岡龍作

    美術史学 (29) 35-60 2009年3月

    出版者・発行元:東北大学大学院文学研究科美術史学講座

    ISSN:0387-2688

  37. 救済と表象―「中尊寺供養願文」寺院に投影された意味について 招待有り

    長岡龍作

    季刊東北学 (16) 66-83 2008年8月

    出版者・発行元:東北芸術工科大学東北文化研究センター

  38. 彼岸・因果・表象―仏教美術への開かれたアプローチとして 招待有り

    長岡龍作

    日本仏教綜合研究 (6) 31-52 2008年5月

  39. 楽法寺蔵 観音菩薩立像、妙法寺蔵 伝阿弥陀如来坐像・伝観音菩薩立像・伝虚空蔵菩薩立像 招待有り

    長岡龍作

    国華 (1326) 38-43 2006年4月

  40. 悔過と仏像 招待有り

    長岡龍作

    鹿園雑集(奈良国立博物館研究紀要) (8) 1-29 2006年3月

    出版者・発行元:奈良国立博物館

    ISSN:1346-6402

  41. みちのくの仏像―造形と風土 招待有り

    長岡龍作

    東北 その歴史と文化を探る 2006年3月

  42. 山の像―古代日本の山岳観と神仏 招待有り

    長岡龍作

    東北文化研究室紀要 第47集別冊 64-53 2006年3月

    出版者・発行元:東北大学大学院文学研究科東北文化研究室

    ISSN:1343-0939

  43. 神像成立に関わる一考察―古代日本の八幡神― 招待有り

    長岡龍作

    ザ・グレイトブッダ・シンポジウム論集 (3) 7-23 2005年12月

  44. 仏像の意味と上代の世界観―内と外の意識を中心に 招待有り 査読有り

    長岡龍作

    講座日本美術史 3 13-45 2005年6月

  45. 隋唐期の舎利容器―かたちの変容と意味をめぐって

    長岡龍作

    シルクロード学研究センター課題研究報告書 21 (21) 37-51 2004年3月

    出版者・発行元:シルクロ-ド学研究センタ-

  46. 須弥座考―薬師寺金堂薬師如来像の台座をめぐって

    長岡龍作

    基盤研究(B)(2)『日本上代における仏像の荘厳』研究成果報告書 139-149 2003年3月

    出版者・発行元:奈良国立博物館

  47. 清凉寺釈迦如来像と北宋の社会 招待有り

    長岡龍作

    国華 106 (1269) 11-24 2001年7月

    出版者・発行元:学術雑誌目次速報データベース由来

    ISSN:0023-2785

  48. 仏像を描く―松平定信周辺の「仏像調査」

    長岡龍作

    『日本における美術史学の成立と展開』(科学研究費基盤研究(A)(1)報告書) 248-260 2001年3月

  49. 神護寺薬師如来像再論

    長岡龍作

    朝日百科日本の国宝別冊国宝と歴史の旅3 10-22 1999年12月

  50. 神護寺と東寺―それぞれの顕密

    長岡龍作

    朝日百科日本の国宝 別冊 国宝と歴史の旅3 48-54 1999年12月

  51. 平安初期彫像の基礎的問題-彫像の「場」をめぐって-

    長岡龍作

    一般研究(A)研究成果報告書 東アジア美術における人のかたち 31-39 1996年4月

  52. 神護寺薬師如来像の位相-平安時代初期の山と薬師-

    長岡龍作

    美術研究 (359) 1-27 1994年3月

    出版者・発行元:東京国立文化財研究所

    ISSN:0021-9088

  53. 美術史研究と画像情報

    長岡龍作

    人文学と情報処理 3 (3) 33-37 1994年2月

  54. 日本 : 古代 八 (一九九三年の歴史学界 : 回顧と展望)

    長岡 龍作

    史学雑誌 103 (5) 714-718 1994年

    出版者・発行元:公益財団法人 史学会

    DOI: 10.24471/shigaku.103.5_714  

  55. 仏像表現における「型」とその伝播-平安初期菩薩形彫刻に関する一考察-(下)

    長岡龍作

    美術研究 352 (352) 19-33 1992年2月

  56. 仏像表現における「型」とその伝播-平安初期菩薩彫刻に関する一考察-(上)

    長岡龍作

    美術研究 351 (351) 1-15 1992年1月

  57. 初期観経変相図における来迎表現の諸相

    長岡龍作

    一般研究(A)研究成果報告書 日本における絵画・彫刻・工芸各分野のモチーフの交流に関する調査研究 26-32 1991年3月

  58. 「キーワード辞書」を用いた美術史関係文献検索システム

    島尾新, 長岡龍作, 中村節子

    国立歴史民俗博物館研究報告 (30) p67-86 1991年3月

    出版者・発行元:国立歴史民俗博物館

    ISSN:0286-7400

  59. キーワード辞書と検索モデルのパイロットシステムについて

    長岡龍作

    マート・ドキュメンテートョン通信 6 5 1990年7月

  60. 美術史研究用ツールとしてのキーワード辞書 査読有り

    長岡 龍作

    情報処理学会研究報告 90-F1-18 (55) 1-8 1990年

    詳細を見る 詳細を閉じる

    当研究所では、東洋日本美術史関係の文献データベースを開発中であるが、そこで蓄積されたキーワードをもとに、実験的にキーワード辞書とそれを用いての検索システムを作成した。キーワード辞書は、フリーターム方式によって文献採録時に登録したキーワードにいくつかの属性を対応させたものであり、キーワード・属性のそれぞれには単語を分類するためのコードを付してある。形式的には、単純な語彙ネットワークであるが、美術史研究における意味ネットワークの基礎と見ることができ、知識ベースへと充実させることが可能である。検索システムは、ユーザとして美術史研究者を想定し、ユーザが、この辞書を用いて自由に単語のネットワークを辿りながら、任意の検索語を選定して、文献検索へ至ることができる。自由連想による検索をシステムが補助する点に特色をもつ。At the institute we are currently producing a data-base for articles on Asian art. As an experiment, we have used the keywords assembled so far to prepare a keyword dictionary and connected retrieval system for accessing the data-base. The keyword dictionary is composed of the keywords and attributions later associated with the keywords. Formally it is a vocabulary network but it can be viewed basically as a semantic network. The user of the dictionary selects an optional search word while freely accessing the network and can arrive at the article search. The special feature of the system is that it provides assistance to searches based on free association.

  61. 日本古代仏教彫刻史における中国美術の受容

    長岡龍作

    鹿島美術財団年報 (5) 143-146 1988年11月

  62. 十一面観音再考-揚州出土六臂十一面観音像を中心として-

    長岡龍作

    美術史学 10 (10) 1-16 1988年3月

    出版者・発行元:東北大学文学部美学美術史研究室

    ISSN:0387-2688

  63. 山形宝積院十一面観音像をめぐって 査読有り

    長岡龍作

    美術史 121 47-64,3-4 1987年1月

    出版者・発行元:学術雑誌目次速報データベース由来

    ISSN:0021-907X

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書籍等出版物 14

  1. 悠久の絆 奈良東北のみほとけ展 図録

    東北放送株式会社 2023年4月

  2. 仏教と造形 : 信仰から考える美術史

    長岡, 龍作

    中央公論美術出版 2021年12月

    ISBN: 9784805508985

  3. 中尊寺の仏教美術 : 彫刻・絵画・工芸

    浅井, 和春, 長岡, 龍作, 菅野, 成寛

    吉川弘文館 2021年4月

    ISBN: 9784642068475

  4. 仏教美術論集5 機能論―つくる・つかう・つたえる

    長岡龍作

    2014年4月

  5. 仏像―祈りと風景

    長岡龍作

    2014年1月

  6. 日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院

    長岡龍作

    2012年12月

  7. 日本の仏像 飛鳥・白鳳・天平の祈りと美

    長岡龍作

    中央公論新社 2009年3月

  8. 講座日本美術史 第四巻 造形の場

    長岡龍作

    東京大学出版会 2005年9月

  9. 文化史の構想

    大隅和雄, 長岡龍作他

    吉川弘文館 2003年3月

  10. 慈善寺与麟溪橋

    岡田健, 長岡龍作他

    科学出版社(北京) 2002年7月

  11. 語る現在、語られる過去―日本の美術史学100年―

    長岡龍作他

    平凡社 1999年5月

  12. 世界美術大全集 東洋編5 五代・北宋・遼・西夏

    小川裕充, 長岡龍作他

    小学館 1998年12月

  13. 日本美術全集 5 密教寺院と仏像

    水野敬三郎, 紺野敏文, 長岡龍作他

    講談社 1992年8月

  14. 日本美術全集 10 運慶と快慶

    水野敬三郎, 三宅久雄, 長岡龍作他

    講談社 1991年8月

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講演・口頭発表等 39

  1. 仏像のいいお顔

    長岡龍作

    顔学オンラインサロン 2023年5月9日

  2. 日本の美術史研究の歴史と現在 招待有り

    長岡龍作

    廣州大學美術與設計學院講演会 2022年11月22日

  3. 仏教美術におけるビーズと荘厳 招待有り

    長岡龍作

    石川県七尾美術館特別セミナー「ビーズに込められたメッセージ-人と仏をかざる-」 2022年8月27日

  4. 草創期中尊寺の伽藍と平安時代の仏教思想 招待有り

    長岡龍作

    GPJS研修 2022年8月8日

  5. 清凉寺釈迦如来像と東大寺大仏 招待有り

    長岡龍作

    浅草寺文化講座 2021年3月22日

  6. 清凉寺釈迦如来像の胎内に見る信仰世界 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    名古屋大学・ハーバード大学国際ワークショップ「像内納入品研究の地平」 2018年6月23日

  7. 霊験仏をつくる―頬焼阿弥陀縁起をめぐって― 招待有り

    長岡 龍作

    シンポジウム「運慶と東国の宗教世界」 2018年3月3日

  8. Represented Landscapes in Japanese art and Its Religious Meaning 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    Knowledge Forum, Knowledge and arts on the move: transformation of the self-aware image through East-West encounters 2017年2月14日

  9. 古代日本の仏教空間と表象―世界観と思想から考える 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    アジアの建築交流国際シンポジウム 2016年9月21日

  10. 明治初期の「美術史」―高橋由一と岡倉天心 国際会議

    長岡 龍作

    吉林大学―東北大学シンポジウム「近代日本の文化とナショナリズム」 2016年9月6日

  11. フレームとしての寺院空間と仏像 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    学習院大学国際シンポジウム「フレームの超域文化学Ⅱ 世界認識と古典知」 2016年7月31日

  12. 仏教の礼拝空間―超越者との交感と美術 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    美術史学会全国大会シンポジウム「礼拝空間-超越者と対峙する場の創造」 2016年5月28日

  13. Buddhist belief in ancient Japan and Buddhist image 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    国際シンポジウム「学びの作法―対象としての日本、方法としての日本」 2015年10月29日

  14. 大乗仏教と東アジアの他者表象 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    檀国大学校日本研究所国際学術シンポジウム「記憶の空間と表象―変貌する東アジア世界と想像力の疎通―」 2014年10月31日

  15. 仏像の顔と仏教信仰

    長岡 龍作

    日本顔学会フォーラム顔学2013 2013年11月9日

  16. 「対敵」の精神と仏像の役割―古代日本の事例に着目して 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    早稲田大学シンポジウム「対敵と仏法」 2013年9月28日

  17. 古代の仏教彫刻に見る祈願と表現―日韓中の比較を通して 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    国際学術シンポジウム「美術文化から見る韓日」 2013年6月21日

  18. Buddhist Soteriology and The Functions of Figurative Art 国際会議

    長岡 龍作

    33rd Congress of the International Committee of the History of Art, Section 3 2012年7月16日

  19. 日本美術史研究者にとっての河口コレクション 招待有り

    長岡 龍作

    東北大学東北アジア研究センターシンポジウム「聖典とチベット―仏のことばを求めて」 2012年2月19日

  20. 蓮華蔵世界と観音―習合思想を手がかりに 招待有り

    長岡 龍作

    ザ・グレイトブッダ・シンポジウム「華厳文化の潮流」 2011年12月11日

  21. 滅罪の場としての庭園―平等院の意味を再考する 招待有り

    長岡 龍作

    美術史学会東支部大会 2011年12月4日

  22. 行為と感応の場としての空間―表象の読み方を考える

    長岡 龍作

    空間史学研究会シンポジウム[空間を記述せよ―方法・史料・表象をめぐって] 2011年9月7日

  23. 東北地方の仏教文化と慈恩寺 招待有り

    長岡 龍作

    慈恩寺シンポジウム 2010年12月11日

  24. 山水と仏像―仏教的実践の場と表象の機能 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    コロンビア大学国際シンポジウム「Image and Objects in Japanese Buddhist Practice」 2010年10月8日

  25. 山水と表象―その宗教的機能を中心に

    長岡 龍作

    美学会例会 2009年7月11日

  26. 隋仁寿舎利塔と青州勝福寺址 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    国際シンポジウム「中国北朝後期から隋唐期の山東仏教石刻と東アジア」 2009年5月16日

  27. 美術から見た平泉の信仰―「表象」の仏教的意味を中心に

    長岡 龍作

    シンポジウム「都市平泉と列島の中世」 2008年7月26日

  28. 仏教における「霊験」―仏が感応する場と表象 国際会議 招待有り

    長岡 龍作

    公開・国際シンポジウム「死生と造形文化Ⅱ 礼拝像と奇跡 東西比較の試み」 2008年5月31日

  29. 彼岸と表象―仏教美術の機能についての基礎的考察

    美術史学会全国大会 2007年5月25日

  30. 悔過と仏像、仏像と景観 国際会議

    亜州仏教芸術研修営 2007年2月6日

  31. 山の像―古代日本の山岳観と神仏 国際会議

    東北文化講演会国際シンポジウム 2005年11月19日

  32. 上代日本の「異国」像 国際会議

    国際東方学者会議 2005年5月20日

  33. 「僧形」の神―古代日本の神のかたち

    第3回ザ・グレイトブッダシンポジウム「カミとほとけ―宗教文化とその歴史的基盤」 2004年12月18日

  34. 古代九州の仏像と「場」

    シンポジウム「美術史から九州を考える―周縁・中央・東アジア 2002年3月9日

  35. 清凉寺釈迦如来像をめぐる中国と日本の社会

    『美術史学』刊行20号記念学会 2000年11月18日

  36. 「仏像の語り方」の境界 国際会議

    文化財保存に関わる国際研究集会「今、日本の美術史学をふりかえる」 1997年12月3日

  37. 盧舎那如来と栴檀釈迦瑞像―日本と北宋の仏身論をめぐって 招待有り

    長岡龍作

    宮と都の東アジア比較宗教シンポジウム―日本・宋・高麗・契丹― 2021年11月7日

  38. 仁寿舎利塔の思想と表象 招待有り

    長岡龍作

    大正大学綜合仏教研究所公開講座 2020年1月22日

  39. 自然景を媒介した彼岸と此岸の表象・自然的要素が組み込まれた寺院の造形空間 招待有り

    長岡龍作

    平泉の仏教的理想空間に係る国際研究会 2019年11月23日

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共同研究・競争的資金等の研究課題 31

  1. 背後世界との関係を媒介する仏像の研究―納入品と立地に着目して

    川瀬 由照, 長岡 龍作, 神田 雅章, 瀬谷 貴之, 近藤 暁子, 皿井 舞, 久慈 麻亜沙

    2022年4月1日 ~ 2026年3月31日

  2. 汎アジアの宗教器物に関する俯瞰的研究―収蔵・奉献・伝播の視座から―

    加島 勝, 大塚 恵俊, 泉 武夫, 大島 幸代, 長岡 龍作, 岡林 孝作

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:Taisho University

    2021年4月1日 ~ 2025年3月31日

  3. 中国西北部における「器の信仰史」の構築―美術史学・考古学による新たな宗教器物研究

    長岡 龍作, 岡田 雅彦, 大島 幸代, 加島 勝, 岡林 孝作, 泉 武夫

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))

    研究機関:Tohoku University

    2020年10月27日 ~ 2024年3月31日

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    本研究は宗教的な「器」を、北インドから西域を通り中国中原に至る地域において、1)器形と内容物、2)器の装飾形象、3)用途と納置法の三点から調査研究し、Ⅰ.かたちは各地域の習俗・信仰をどのように反映しているか、Ⅱ.分布と偏差にはどのような意味があるかを明らかにしようとするものである。そのため美術史学と考古学の研究者が西北大学文化遺産学院との国際共同研究をおこなう。これにより、1)従来の未踏地域での新たな発見、2)新しい方法論の共同研究モデルの構築、3)新しい研究ネットワークによる様々な情報発信、4)古代日本文化研究に対する新しい研究視座の提供、5)中国でのわが国の知的プレゼンスの向上をはかることを目的として企画された。 第2年度にあたる2021年度は、西北大学(西安市)での事前打ち合わせ、ならびに中国国内(西域北道:新疆ウイグル自治区)及び中国国外(インド・パキスタン)での現地調査をおこなう計画であったが、新型コロナウィルスの流行により、中国及び中国国外での活動をおこなうことができなかった。そのため、計画をさらに次年度に後ろ倒しし、2022年度は、2021年度までに予定されていた打ち合わせと現地調査をあわせて遂行する計画である。

  4. 名取新宮寺一切経本を中心とした『続高僧伝』の総合的研究

    齋藤 智寛, 佐竹 保子, 冨樫 進, 川合 安, 堀 裕, 長岡 龍作, 斉藤 達也

    2019年4月1日 ~ 2024年3月31日

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    隔月で読書会を開催し、新宮寺本『続高僧伝』巻四・玄奘伝について、翻刻、校勘、日本古写経諸本校訂本作成、古写経系テクストと版本系テクスト対照表の作成を、第21紙13行(大正蔵本、454頁下、第27行に相当)まで進めた。 併せて、同範囲の日本語訳注を作成した。読書会と並行して、翻刻、校勘の方針の見直しと、新たな方針にもとづく既作業分の修正と未作業分の実施について分担を定め、2022年度における全体の調整および2023年度(最終年度)における研究報告書刊行に備えることとした。 2020年12月20日(日)には、第二回研究集会「写本から刊本へ」をZoomミーティングによるオンライン公開研究会として開催し、国際仏教学大学院大学准教授の池麗梅氏による講演「『続高僧伝』と刊本大蔵経」、研究分担者・斉藤達也による研究報告「新宮寺本『続高僧伝』巻八慧遠伝のテキストについて―諸本校異から見た特徴―」を実施した。 2021年10月17日(日)には、第三回研究集会「僧伝読解の実際」をZoomミーティングによるオンライン公開研究会として開催し、上海師範大学副教授の王招国(定源)氏による講演「『高僧伝』は誰によって修訂されたのか―諸本校異から見た特徴―」、研究代表者・齋藤智寛による研究報告「『続高僧伝』序解釈の諸問題」を実施した。 これら二回の研究集会を通じて、新宮寺本巻八は興聖寺本に近く、同時に独自要素も有すること、また『続高僧伝』序についての先行訳注は論旨の理解に問題があることが解明された。

  5. 仏身と表象―日本宗教美術史の基層の探究

    長岡 龍作

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究機関:Tohoku University

    2019年4月 ~ 2023年3月

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    仏教的造形に「仏身論」がいかに表象されているかについて調査・分析をおこなった。清凉寺釈迦如来像の分析を通して、2020年度に獲得した本研究全体を貫く見通しに基づき、今年度は以下の二点について考察を加えた。 (a)仏の感応と仏像:中国六朝には、仏身には生身(化身)と法身の二種があり、法身こそが究極の仏であるとの理解が定着した。場と仏像が仏の感応に役立つという思想は、東アジアに普遍的に広がった。中世日本では、法身は密教化し、五輪塔と仏舎利がそれを表象するようになる。法身を納入することで仏像は生身仏に変じ、仏身論的に意味を完結する。文治元年(1185)に、再興大仏で初めて試みられたこの作法は東国へ移植された。施主の依頼に応え運慶は、願成就院の諸像、樺崎寺伝来の二体の大日如来像を造った。願成就院像は五輪塔が納入されることで生身仏に変じ、樺崎寺像は、五輪塔と月輪という金胎両部の二種の法身が納入され、厨子とともに意味を発現した。 (b)受戒と仏像:東大寺大仏が依拠する『梵網経』は、大乗菩薩戒を支える根本経典のひとつである。『梵網経』は釈迦如来を、盧舎那仏の化身と菩薩戒を説く者という二面において意味づけている。それゆえ、大仏造立以降、日本においては、受戒と関わる釈迦如来像は、大仏との関わりを有することになる。その観点から、東大寺戒壇院、清凉寺、法成寺、西大寺の釈迦如来像を検討すると、いずれもが何らかの形で東大寺大仏との関係を有していることが明らかとなる。また『梵網経』は、受戒の前提となる好相行と仏像の関係を明確に説いている。好相行が求めるのは滅罪である。薬師如来は持戒と破戒からの回復をもたらす尊であるため、日本では好相行の本尊として特に薬師如来像が選ばれることになった。鑑真の唐招提寺、善珠の秋篠寺、最澄の比叡山一乗止観院の薬師如来像が、好相行のための仏像として機能したと見なされる。

  6. 弥勒造像史における「間-世界性」表現の系譜

    泉 武夫, 長岡 龍作, 岩佐 光晴, 大島 幸代

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:Tohoku University

    2017年4月1日 ~ 2021年3月31日

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    本年度は、国内の作品調査については、本科研テーマに関連する福井・西福寺蔵の「観経曼荼羅図」、根津美術館蔵の「釈迦如来・阿難像」、大阪・個人蔵の「白衣観音像」などの実地調査を行った。海外調査は本年度3月に中国・甘粛省を予定していたが、新コロナ問題が発生したため、断念した。 西福寺本「観経曼荼羅」は広い一枚絹を用いた鎌倉時代後期の制作であることを確認した。根津美術館蔵「釈迦如来・阿難像」については承元3年(1209)の年紀銘を確認するとともに、他界から現世への影向表現がどのような意図をもとになされているかを検討した。個人蔵の「白衣観音像」は南宋初期の制作とされる作例だが、今回の調査で画絹ではなく平織の料絹を用いていることを初めて指摘することができた。 資料方面の研究においては、弥勒上生経変の造像史において、すでに現地調査した山西省の諸遺跡(平順県大雲寺・開化寺・雲岡石窟)の画像を整理・分析し、中国中原における兜率天宮の表現について考察を行った。その結果、暫定的結論であるが、山西省・開化寺の主殿北壁は北宋期の弥勒上生経変と認められ、その図様の分析から、地理的にはるか離れた甘粛省・文殊山石窟万仏洞壁画の西夏期の弥勒上生経変、さらにはトルファン北方のジムサル所在西ウイグル王国期の弥勒上生経変と同系統であることが認識された。これは新しい知見である。

  7. 「器の信仰史」として見る汎アジアの舎利容器研究

    加島 勝, 泉 武夫, 大島 幸代, 長岡 龍作, 岡林 孝作

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:Taisho University

    2016年4月1日 ~ 2020年3月31日

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    本研究課題は、仏教が伝播したアジア地域に普遍的に存在する舎利信仰を、舎利を納める「器のかたち」とそれを埋納する方法に着目し、各地域にわたる現地調査を通して、舎利の意味の変遷と両者の相関関係を明らかにすることを目的としたもので、この目的を達成するため南・北インド、ネパール、新疆ウィグル自治区、スリランカ、インドネシアに及ぶ凡アジア地域に所在する仏教寺院遺跡に関する現地調査と博物館における関連遺物調査を実施した。 その結果、舎利容器の伝播は北伝ルート(北インド~ガンダーラ~西域)と南伝ルート(南インド~スリランカ~インドネシア)があったのではないかというこれまでにない全く新しい視点が開けてきた。

  8. 仏像の表象機能に関わる総合的調査研究―空間・荘厳・胎内に着目して

    有賀 祥隆, 山本 勉, 津田 徹英, 川瀬 由照, 岩佐 光晴, 武笠 朗, 泉 武夫, 瀬谷 貴之, 三浦 敬任, 長岡 龍作, 杉本 欣久, 畠山 浩一, 浅井 和春

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

    研究機関:Tohoku University

    2016年4月1日 ~ 2020年3月31日

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    本研究は、「生身」と「霊験」という仏像の宗教的意味を踏まえながら、「仏像の表象機能」をあきらかにする目的でおこなわれた。その目的のため、(1)仏像の所在地、(2)荘厳、(3)胎内という三つの観点を重視し、これらに関わりの深い仏像を選定して詳細な調査をおこなった。その結果、4カ年の総計として、寺院・神社は20ヶ所で仏像69躯・仏像以外物件4箇を、公共機関は7ヶ所で仏像10躯を、個人コレクションは1ヶ所で仏像1躯を調査した。以上の調査対象について、詳細な調査報告と画像を掲載した冊子体の研究成果報告書を刊行し、関係機関、関係研究者へと送付し、研究成果公開をおこなった。

  9. 古代日本における「天界」表象の意味・構造・機能 競争的資金

    長岡 龍作

    2016年4月 ~ 2019年3月

  10. 菩薩形弥勒と浄土・現世の交通

    泉 武夫, 長岡 龍作, ロール シュワルツ・アレナレス, 海野 啓之, 畠山 浩一

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:Tohoku University

    2012年4月1日 ~ 2016年3月31日

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    兜率天浄土にいる弥勒菩薩の像容は、交脚形から結跏趺坐形に変化し、その途中で半跏思惟形を派生させる。さらに結跏形は倚坐形に変化する。中央アジアから中国・朝鮮半島・日本へと伝播するその図像の変化の過程が、現地調査を通じてより明確になった。また、兜率天曼荼羅が大陸では正面型しかないのに日本中世で斜め型が登場するのは、日本特有の展開とみなされることが明らかとなった。その斜め型が垂迹曼荼羅に応用された可能性がある。浄土という他界にいる弥勒と、現世に示現する弥勒の造形的交渉は、浄土曼荼羅を主軸にして展開したと想定される。

  11. 仁寿舎利塔の信仰と荘厳に関する総合的調査研究

    加島 勝, 松本 伸之, 和田 浩, 東野 治之, 泉 武夫, 長岡 龍作, 岡林 孝作, 大島 幸代

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

    研究機関:Taisho University

    2012年4月1日 ~ 2016年3月31日

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    本研究は、隋文帝が仁寿元年(601)から三度にわたり中国全土に詔した仁寿舎利塔の起塔地と関係遺物に関する現地調査を(1)起塔地の隋以前の歴史(2)舎利荘厳における儒仏道の習合的意味、(3)仁寿舎利塔の受容史、という新しい観点から総合的に実施し、その結果第1回目の仁寿舎利塔起塔地30箇所について、現在地の特定、関連遺物、周辺の景観等の面から、仁寿舎利塔事業の全体像の一端を具体的にあきらかにした。

  12. 善業と記憶―美術と時間に関わる基礎的考察 競争的資金

    長岡 龍作

    2013年4月 ~ 2016年3月

  13. 生身と霊験―宗教的意味を踏まえた仏像の基礎的調査研究

    有賀 祥隆, 浅井 和春, 山本 勉, 岩佐 光晴, 武笠 朗, 泉 武夫, 長岡 龍作, 津田 徹英, 瀬谷 貴之, 川瀬 由照, 海野 啓之

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

    研究機関:Tohoku University

    2011年4月1日 ~ 2014年3月31日

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    三か年の期間中に、調査範囲を、東北(宮城)、関東・甲信越(千葉・神奈川)に加え、関西(京都・奈良)、中国地方(山口)、四国(高知)に広げ、寺院・神社22ヶ所27件66躯;1幅、公共機関13ヶ所24件躯;1幅2面6巻、個人宅1ヶ所1件11躯;の物件を調査し、詳細な写真と基礎データを収集した。この調査データをまとめた研究成果報告書(報告編・129頁、図版編・268頁各一冊)を、2014年3月に刊行した。また、報告書を、関係研究者、関係機関に配布することにより、研究成果を広く社会に公開し、多くの分野への学術的寄与を果たした。

  14. 感応と表象―美術の宗教的機能に関する基礎的考察 競争的資金

    長岡 龍作

    2010年4月 ~ 2013年3月

  15. 隋唐時代の仏舎利信仰と荘厳に関する総合的調査研究

    加島 勝, 松本 伸之, 和田 浩, 東野 治之, 泉 武夫, 長岡 龍作, 岡林 孝作

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    2009年 ~ 2011年

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    隋唐時代の仏舎利信仰と荘厳に関して〔場所〕、〔表現〕、〔受容〕という従来にない独創的な観点から、以下のような研究成果をあげることができた。 〔場所〕仁寿元(601)年に隋文帝が建立を指示した16の寺院のうち7ヶ寺の起塔地を特定した。 〔表現〕仁寿舎利塔の現存唯一の遺物である陝西省耀州神徳寺址出土の舎利石函の図様が儒仏道の習合という観点から分析される必要があることをつきとめた。 〔受容〕仁寿舎利塔址に遺存する碑文や舎利容器の器形変化の分析を通して、「仁寿舎利塔をめぐる後代の受容史」という、新たな問題の重要性が明らかとなった。

  16. 「奉為の造像」研究 競争的資金

    長岡 龍作

    2006年4月 ~ 2010年3月

  17. 兜率天往生の思想とかたち

    泉 武夫, 長岡 龍作, シュワルツ・アレナレス ロール, 井上 大樹

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    研究機関:Tohoku University

    2007年 ~ 2010年

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    兜率天上の弥勒菩薩の造形について、インドから日本中世までの展開過程をおおよそ明らかにした。中国唐代までは持水瓶・交脚形が主流であるが、宋代およびその影響を受けた日本中世では持麈尾・趺坐形が浸透する。また兜率天浄土の表現についても、中央アジアから中国、日本に至る図様形成と変容状況を遺品から跡づけた。とくに日本中世の兜率天曼荼羅図のタイプを整理することができた。

  18. 東日本に分布する宗教彫像の基礎的調査研究-古代から中世への変容を軸に

    有賀 祥隆, 浅井 和春, 山本 勉, 武笠 朗, 長岡 龍作, 津田 徹英, 泉 武夫, 瀬谷 貴之, 井上 大樹

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

    研究機関:Tohoku University

    2006年 ~ 2008年

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    三か年の期間中に、東北(岩手・宮城)、関東・甲信越(群馬・千葉・東京・神奈川・山梨)に加え、範囲を関西(京都・奈良)と中国地方(広島)にも一部広げ、都合、寺院・神社24ヶ所、34件46躯1箇1片、公共機関6ヶ所、8件20躯1双1柄、個人1ヶ所、1件1躯の物件を調査し、詳細な写真と基礎データを収集した。この成果は刊行準備中である。

  19. 仏教美術のトポロジー―仏像のいる土地とその意味に関する基礎的考察 競争的資金

    長岡 龍作

    2006年4月 ~ 2007年3月

  20. 奥州仏教文化圏に遺る宗教彫像の基礎的調査研究

    有賀 祥隆, 浅井 和春, 山本 勉, 岩佐 光晴, 武笠 朗, 長岡 龍作, 伊東 史朗

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

    研究機関:TOHOKU UNIVERSITY

    2003年 ~ 2005年

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    奥州仏教文化圏と関連地域の宗教彫像を系統的に調査した。調査地、作品数は次の通りである。 平成15年度 寺院・14ケ所、38躯 個人・2ヶ所、2躯 その他・2ヶ所、2躯 平成16年度 寺院・15ヶ所、34躯1面 その他・3ヶ所、7躯 平成17年度 寺院・10ヶ所、9躯1箇 その他・2ヶ所、6躯 地域としては、東北の福島・山形・宮城・岩手に新潟・栃木などの各県を加え、ことに茨城県の寺院17ヶ所、その他5ヶ所を調査したことが特色としてあげられる。茨城県の調査の成果は、『国華』1326号・特輯「常陸の仏像」(2006年4月)に、本研究分担者が執筆し公開した。 調査では、通常の撮影に加え、デジタルマイクロスコープ撮影、X線写真撮影をおこない、多角的な画像資料を収集した。デジタルマイクロスコープは、茨城県玉造町(現・行方市)・万福寺阿弥陀如来及び両脇侍像三躯の着衣に施された微細な切金文様の調査に効力を発揮し、また、X線写真撮影は、東京都・大倉文化財団(大倉集古館)木造普賢菩薩騎象像、新潟県上越市照行寺木心乾漆如来坐像などにおこない、構造上の新たな発見をみた。特に、万福寺(前出)阿弥陀如来像のX線写真からは、両手の部分が金属製であることが確認され、鎌倉時代の「生身」信仰の貴重な資料となった。 本研究により新たに見出された作例に以下のものがある。照行寺(前出)木心乾漆如来坐像(奈良時代後期)、茨城県岩瀬町(現・桜川市)・妙法寺伝阿弥陀如来坐像、伝観音菩薩立像、伝虚空蔵菩薩立像(平安時代前期)、茨城県池亀区木造五大力菩薩五躯。照行寺像は後世玉眼が嵌入された点に意義がある。妙法寺諸像は新治郡寺伝来と想定された。五大力菩薩は龍王吼菩薩像の胎内に治承二年(一一七八)の銘が確認された。いずれも古代彫刻史研究上の重要作であることが判明した。

  21. 仏像荘厳にあらわれる墓モチーフに関する調査研究

    長岡 龍作

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究機関:TOHOKU UNIVERSITY

    2002年 ~ 2004年

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    各年度にわたりおこなった調査を通じ、(1)舎利信仰とその造形、(2)墓制と美術、(3)供養者と仏教造像の各観点に関わる重要事例について成果を得た。(1)では、舎利容器(陝西省耀縣出土石函・隨時代・耀縣博物館、陝西省周至県仙遊寺塔出土棺型舎利容器・唐時代、韓国感恩寺東三層石塔出土舎利容器・新羅時代)、造像碑(山西省臨猗県大雲寺・唐時代・山西省博)、誌(青州勝福寺舎利塔下銘・隨時代・青州市博)、(2)では、山東省霊岩寺慧崇塔・唐時代、司馬金龍墓石棺床・北魏時代、(3)では、駝山石窟、雲門山石窟(山東省)、曲陽修徳寺出土石造群(北京故宮博)がその調査対象である。 これらの成果を基礎に、(1)隨唐期の舎利容器の形式変遷と意味、(2)薬師寺金堂薬師如来像の須弥座、(3)上代日本の異国像について論考をあらわし、それを掲載した報告書を刊行した。(1)では、舎利容器が唐時代を通じて容器型から棺型へと変化する過程をあとづけ、舎利が釈迦の遺骨として埋葬されることの意味を論じ、この変化の理由に儒教的な文脈が入り込んでいる可能性について言及した。(2)では、同像の台座にあらわされる四神や崑崙奴などの中国作例にはみられないモチーフが、奈良時代初頭の日本に出現したその意味について考察を加えた。(3)では、北魏から唐、そして古代日本に散見される異国人をあらわすモチーフが、仏教美術において果たす役割について論じた。

  22. 中尊寺を中心とする奥州藤原文化圏の宗教彫像に関する調査研究

    有賀 祥隆, 山本 勉, 浅井 和春, 伊東 史朗, 岩佐 光晴, 長岡 龍作

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

    研究機関:TOHOKU UNIVERSITY

    2000年 ~ 2002年

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    本研究の内容は大きく4点にまとめられるので、以下に、そのそれぞれにづいて実績を報告する。 (1)中尊寺所蔵の主要作例の、X線透過撮影をともなう調査 中尊寺所蔵の金色堂諸像及び大長寿院文殊五尊像について、X線透過撮影を伴う調査を完了した。撮影画像の分析により、従来未詳だったこれら諸像の構造を一挙に解明した。 (2)中尊寺を中心とする奥州藤原文化圏の関連作例の調査 以下の各像について詳細な観察データと高精細な画像資料を得た。 願成寺薬師如来像、永泉寺聖観音立像(一関市)、双林寺本堂聖僧坐像、天部立像、二菩薩像他(宮城県栗原郡築館町)、林ノ沢観音堂金銅菩薩立像、本堂所在菩薩立像他、大光寺薬師如来立像、不動明王像(東磐井郡千厩町)、善光寺銅造阿弥陀如来立像(宮城県高清水町)、大門神社所蔵二天立像及び地蔵菩薩像(岩手県花泉町)、新宮寺文殊五尊像(宮城県名取市)、無量寺阿弥陀如来像(福島県小野町)、熊野神社文殊騎獅像・神像(福島県喜多方市) (3)調査データ、撮影データのデジタルコンテンツ化 ・調査データは、すべてテキストデータ化した。 ・撮影済みの4×5ポジ及びネガフィルム、計298カットをプロフォトCDとしてデータ化した。 ・撮影済みX線画像をデジタル画像化したうえで、画像処理により接合し、継ぎ目のない像全体の画像資料を得た。 (4)報告書の作成 各研究分担者による詳細の調査報告、金色堂諸像及び大長寿院文殊五尊像のX線透過画像、中尊寺を中心とする奥州藤原文化圏の関連作例のカラー図版を掲載した、総ページ数157頁の報告書を刊行した。

  23. 中国陝西省唐代石窟造像の調査研究-慈善寺石窟と麟渓橋摩崖仏を中心として-

    岡田 健, 水野 敬三郎, 東野 治之, 副島 弘道, 津田 徹英, 長岡 龍作, 加島 勝, 王 建新, 王 世和, 岡田 健, 浅井 和春

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (A).

    1998年 ~ 1999年

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    本調査研究は、中国陝西省に所在する唐時代に開かれた石窟寺院の仏教彫刻について、美術史および考古学の方法から現地調査とそれにもとづく研究をおこない、長安を中心として展開した唐時代の仏像様式を理解するとともに同時代(7〜9世紀)の日本における仏像様式との比較検討におよぶことを目的としている。 1.現地調査 第1年次(平成10年)8月23日〜9月13日、第2年次(平成11年)8月28日から9月18日の日程で中国へ赴き、中国側研究分担者とともに麟游県慈善寺石窟および同県麟渓橋摩崖仏についての現地調査を実施した。具体的内容は以下の通り。 (1)慈善寺石窟 3窟および10龕の全てについて、調書作成、写真撮影、作図を実施し、全作業を終了した。 (2)麟渓橋摩崖仏 全部で19龕。足場を架設。全龕の調査を完了した。 また、本調査と関連して、麟游県内の関係遺跡、唐時代の石窟寺院、および陝西省内の唐時代・北宋時代の石窟寺院を調査した。さらに、同時代の他地域の仏像様式と比較検討のため、河南省洛陽龍門石窟および周辺の小石窟について調査を実施した。 2.資料の整理 2年間で収集した資料については、(1)日中双方がそれぞれの言語で調査ノートを整理し、(2)(1)4×5ポジ52枚(2)6×6カラーポジ272枚、(3)6×6カラーネガ261枚、(4)35mmカラーネガ1,652枚を整理し、(3)陝西省石窟寺院に関する文献資料リストを作成した。 3.中国側研究分担者の招へい 第1年次は平成11年2月21日から3月11日の日程で陝西省考古研究所張建林氏を日本に招聘し、第2年次は同年11月16日から11月23日の日程で西北大学王世和氏、同王建新氏を日本へ招へいした。 4.報告書の作成 本調査については、科学研究費報告書のほかに、日中共同の学術出版をめざし、現在の中国国内の出版等との交渉をすすめている。

  24. 中尊寺を中心とする奥州藤原文化圏の美術工芸品に関する総合的調査研究

    有賀 祥隆, 須藤 弘敏, 長岡 龍作, 浅井 和春, 伊東 史朗, 水野 敬三郎, 加藤 寛, 梶谷 亮治

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

    研究機関:Tohoku University

    1996年 ~ 1998年

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    今回の総合的調査研究は彫刻、絵画と書跡及び工芸品の3分野にわたって行われた。 まず、彫刻では岩手県の中尊寺と毛越寺をはじめとして、宮城県、秋田県と山形県の彫刻26件46点の調査を行った。その結果、これらの彫刻には、材質としてはカツラ材が、構造としては一木造りか割矧ぎ造りの技法が用いられている例が多くみられる特徴を指摘することが出来た。また、中尊寺の秘仏である木造一字金輪坐像の詳細な調査が行われたことも、今回の大きな成果の一つである。像本体については実見による精査とともにX線透過撮影を行い、その複雑な寄せ木造りの構造を解明した。このほか、装身具、光背と大円相そして天蓋についても、像本体と同じく平安時代後期12世紀の作と確認され、本像が一字金輪坐像を中尊とする一字金輪曼陀羅を構成する特異な発想に基づく造像であるとの推測を導くに至った。 絵画と書跡では、中尊寺の39点を調査した。金字一切経について見返し絵の描法からこれを3つのグループに分類したこと、金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図の品質形状を調査し、加えてその四天王の表現や紺紙濃彩の特異性を指摘したことが今回の調査研究の成果としてあげられる。 工芸では、中尊寺・毛越寺の金工品を中心とする作品44件53点の調査が行われ、奥州藤原時代の優れた金工の技術が明らかになった。 以上,この地域の作品のなかには京都の院政期美術とは異なった表現・構想によるものが指摘でき、中央の作例とは別趣の美術品を創出する奥州藤原文化の特色を指摘できる新知見を得ることができた。

  25. 美術史研究支援ツールの研究

    廣井 雄一, 田中 淳, 長岡 龍作, 井出 誠之輔, 鈴木 廣之, 米倉 迪夫

    1995年 ~ 1996年

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    本年度の研究計画にもとづいて以下の活動をおこなった。 1.画像データの活用に関する基礎的研究(画像データ研究班) 美術工芸品を撮影した4×5インチ・カラーポジフィルムを原稿にして(1)プロフォトCDマスターを作成し、前年度までに試作した(2)TIFF形式の画像と比較した。サンプル原稿として新写フィルムのほか、褪色フィルム(1955〜60ごろ撮影)を選び、解像度と画質にくわえ、補正可能な度合いなどを検討した。 (2)はJ-PEGなどの画像圧縮を併用すれば効率的に格納できる反面、元データを完全に復元できない欠点がある。(1)は圧縮効率に劣るが、欠落なく復元できる。また将来、A4判程度の図版印刷の原稿への使用を想定しているが、データの均質性保証の点で(2)は問題が残る。現状では(1)フォトCDマスターもっとも現実的な方式といえる。 2.システムの調査研究(システム研究班) 本研究所の情報資料部で運営しているデータベースを基本にして今後の発展方向をさぐったが、本年度はとくにインターネットへの参入が全所規模で実現したために、資料の共有化に向けた条件が整った。ホームページの作成など具体的な活用方法を検討することできた。 また本年度は、本研究所の属する文化庁各機関でも電算化の本格的な利用が具体化された。このため、京都市埋蔵文化財研究所などの先行機関のほか、京都国立近代美術館・京都国立博物館をはじめとする所轄機関の進めているシステムの構想と概要について担当研究者と意見を交換することができ、大きな収穫を得た。

  26. 法隆寺献納宝物と正倉院宝物の源流に関する調査研究-シュリーヴィジャヤ王国関連の彫刻・工芸作品を中心に-

    鷲塚 泰光, 加藤 寛, 奥村 秀雄, 寺島 洋子, 鈴木 恒之, 岡田 健, 長岡 龍作, 竹内 奈美子, 木村 法光, 今井 敦, 淺湫 毅, 浅井 和春, 高橋 隆博, 時枝 務, 加島 勝, 沢田 むつ代, 松本 伸之, 加藤 寛, 安達 直哉, 原田 一敏, 小松 大秀, 大隅 晶子, 金子 啓明, 関根 俊一, スワティ カルティワ, 小笠原 小枝, カルティワ スワティ, グナワルダナ レスリー, ニコム ムシガ カマ

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for international Scientific Research

    研究機関:Tokyo National Museum

    1994年 ~ 1996年

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    1.実施した調査研究内容 本研究では3カ年(平成6年度〜8年度)の研究期間に、以下のような調査研究を行なった。 (1)文献史・資料および写真資料等の整理 各年度とも訪問地に関する関係作品、制作技法、材料等について国内外の関連史・資料、写真資料を収集しカード化して整理した。 (2)現地調査(訪問先の詳細は派遣者名簿〔様式8〕の項に記載) 交渉史・陶磁史・考古班-スリランカ、インドネシア、タイの各大学・博物館・寺院・関連遺跡において碑文資料・出土品等の調査および交渉史、陶磁史、考古関連資料の収集を行なった。 彫刻史班-ベトナム、シンガポール、スリランカ、インド、タイ、カンボジア、ミャンマー、インドネシア、マレーシアの各博物館・寺院・遺跡において彫刻作品の調査および関連資料の収集を行なった。 染織史班-スリランカ、インドネシア、タイ、ラオス、ベトナム、ミャンマー、ブ-タン、インドの各大学・博物館・染織品制作工房において染織作品の調査および関連資料の収集を行なった。 金工史班ーシンガポール、スリランカ、インド、タイ、カンボジア、ミャンマー、ベトナムの各博物館・遺跡において金工作品の調査および関連資料の収集を行なった。 漆工史班-タイ、ミャンマー、ブ-タン、ベトナムの各大学・博物館・漆工作品制作工房において関連資料の収集を行なった。 (3)現地調査資料の整理と考察 (2)の現地調査で得られた調書、写真資料等をカード化(重要作品に関してはフォトCDにデジタル化して保存)して整理し、(1)で得られた史資料と比較検討しながら、各班ごとに考察を行った。 (4)研究会 定期的に、日時および発表者を定め、各分野の研究成果の報告ならびに現地調査にむけての情報交換を行った。 (5)研究統括 研究分担者の参加により、各年度ごとの研究成果に検討をくわえ、3カ年の調査研究の統括を行なった。 2.新たに得られた知見 本調査研究によって新たに得られた知見の概要は以下の通りである(年度毎に記載)。 平成6年度 (1)ベトナムでの調査により、中国南北朝期あるいはその影響下に制作されたと思われる金銅仏の存在が明らかになり、当該時代の両国間の文化的交渉が確認された。 (2)マレーシアケダ州ブジャンバレー遺跡出土の舎利容器および内容品が、中国、朝鮮半島および日本のそれと密接な関係にあることが確認された。 (3)スリランカでの調査により、シュリヴィジャヤ研究にかかすことのできない碑文集成を収集した。 (4)同じくスリランカでの調査により、パンタギと呼ばれる木工および象牙類の染料は、正倉院宝物や法隆寺献納宝物中のバチル製品との関連性が注目された。 平成7年度 (1)タイ東北部の調査において、カンボジアの7〜8世紀に制作された作品と同一様式で作られた浮き彫り群が現存することが新たに確認された。 (2)タイ西北部の調査で、ミャンマー製挽き物漆器を実見し、同地域が籃胎キンマ漆器だけの製作地でないことを確認した。 (3)ミャンマーの調査で、同地域の陶磁器は従来、中国陶磁の強い影響下で制作されたものとみなされていたが、西アジアの影響を受けた制作技法も認められることが判明した。 (4)ブ-タン西部の染織品調査で、タイで使用されていた紋機(はた)とはことなるh機を確認した。また、同地域では茜等による植物染料も一部で使用されていることが判明したのも新たな知見である。 平成8年度 (1)タイ南部の調査で、シュリビジャヤの一方の故地と目されるスラ-タニ-を含め、古代海上ルート上の遺跡を調査し、スマトラ、パレンバン周辺の遺跡出土の隋代の鶏冠壺を確認することができた。 (2)インドネシアの調査で、インド南部から中国への仏像伝播を考える上で重要な作例をスマトラ島で確認することができた。 (3)インドの調査で、インド東北部出土の舎利容器および内容品がマレー半島、中国、朝鮮半島、日本のそれ(平成6年度の新知見〔3〕)の源流となることを確認した。 (4)ベトナム、ラオス、タイの調査で当該地域の染織技法に密接な共通性が認められた。 (5)おなじくベトナムの調査で、正倉宝物「漆胡瓶」と共通する巻胎漆器を確認した。 (6)ミャンマーの調査で、パガン潮から続くビルマ漆器の調査によって得た制作技法も新知見である。

  27. メディアとしての請来美術研究-東アジアにおける仏教美術表現の伝播と受容-

    井手 誠之輔, 長岡 龍作

    1993年 ~ 1993年

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    本研究は、請来美術を、美術表現に関わる情報を伝達する特有のメディアとしてとらえ、その機能を分析することを通して、日本における外来美術受容の構造を明らかにすることを目的とした。単年度の研究となったために、基礎資料の収集に重点をおき、あわせて、請来美術のメディアとしての機能を分析し、彫刻・絵画各領域におけるそれぞれの特性、両者の相互関係について考察した。 1、基礎資料の収集 (1)彫刻班 清涼寺式釈迦像の伝来と日本における伝播に関する資料の収集。兜跋毘沙門天像(京都・東寺)、聖僧文殊像(東寺)、京都国立博物館及び大阪市立美術館に所蔵する中国彫刻を調査。 (2)絵画班 アメリカ・ヨーロッパ所在の、日本より流出した、宋元仏画、高麗仏画に関する資料の収集。宋時代の阿弥陀画像に関する資料の収集。観経曼茶羅図(奈良・円照寺)、阿弥陀三尊図(愛知・西方寺)、釈迦如来図(兵庫・個人)の調査。研究成果の一部は、「宋時代の阿弥陀画像」という題で口頭発表した(1994年1月26日、於東京国立文化財研究所)。 2、メディアとしての特性 請来美術に特有のメディアとしての特性は、美術作品という「モノ」に、さまざまな外来の情報が付帯していることにある。とくに仏教美術の場合は、それが絵画であれ、彫刻であれ、大陸伝来あるいは祖師請来という宗教像(イコン)としての正統性を保証する図像のみが抽出され、「唐本」・「宋本」として、日本で受容され伝播していく傾向が強い。しかしながら、イコンの正統性の保証は、造形の自由の否定を意味するものではなく、受容側の文化構造にしたがって、付帯情報がさらに強化・拡大される場合も少なくない。請来美術のメディアとしての特性を総合的に把握するためには、今後、個々の事例の蓄積とメディア論との整合性の検証、地域・時代による受容過程の差異などについて、考察をふかめることが課題として残された。

  28. 画像と言語-東洋美術史における比較研究-

    鈴木 廣之, 米倉 廸夫, 長岡 龍作, 島尾 新, 井出 誠之輔

    1992年 ~ 1993年

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    本研究は、視覚像(ビジュアル・イメージ)とコトバとの親和性,つまり両者は対立するものではなく,むしろ相互に補完するものであるという点を,ヨーロッパなど他の地域の美術にみられない東アジア美術の特徴のひとつと考え,具体的な作例に基づいてその特質の実態を明らかにし,あわせて視覚像・言語の比較研究のための一般問題・理論の提示を試みることを目的とした。 先年度に実行できなかった関連作品の調査を行なった。主な調査作品を3つの代表的なタイプに分類すると以下のようになる。 1.視覚像・コトバを作品内部の構造にもつ例……絵巻(絵と詞),水墨画・肖像画(絵と賛),彫像と銘文など一枝希惟筆「山水図巻」(京都国立博物館),野泉筆「策彦還国図」(妙智院) 2.言語テキストを典拠とする視覚像……物語・説話・故事にもとづく画像と経典にもとづく宗教像 「源氏物語色紙貼交屏風」(京都個人蔵) 3.生活空間のなかで伝承される視覚像……漆工,染織などの工芸品の文様・意匠 「扇面草子」(高津古文化会館・京都個人蔵等) 最終年度にあたる本年度は,2年間の収集資料を整理し,まとめの作業にあたった。本研究では,今後の研究の見とおしをつけることはできたが,具体的な結論を提示するには至らなかった。本研究を基礎においた新たな研究が期待される。

  29. 美術史研究における基礎資料の共有化とデ-タベ-スの活用

    米倉 迪夫, 須藤 弘敏, 長岡 龍作, 井手 誠之輔, 島尾 新, 鈴木 廣之

    1989年 ~ 1991年

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    1 研究分担者会議 1)研究全体の総括 2)残された課題と今後の研究方向の検討 2 デ-タファイルの作成 1)全文テキストデ-タ作成(前年度の継続) 美術史関係基礎資料の全文テキストデ-タ化(『日本絵画論大系』第五巻〈『畫道要訣』ほか〉、『歴代著録画目』) 2)ユ-ティリティ作成 『画史叢書』全文テキストデ-タに基づく画題インデックスの作成 3)テキスト処理に関する基礎的研究 京都大学大型計算機センタ-主催研究セミナ-「東洋学へのコンピュ-タ利用」への参加と国文学・歴史学におけるテキスト処理事例の調査 3 デ-タライブラリについての検討 1)国内外における美術史関係デ-タベ-ス情報の収集 2)デ-タライブラリ試案の作成 4 デ-タの公開等 関連機関・研究者に対して作成デ-タの試供をおこなった。特に全文テキストデ-タについては、ひろくモニタ-を募り、その利用方法についての情報交換をおこなった。 5 報告書作成 1)デ-タ利用をめぐる諸問題の研究 2)作成デ-タのサンプル打ち出し

  30. 八・九世紀木彫像の再検討-中国様式の受容と伝播という視点から-

    長岡 龍作

    1989年 ~ 1989年

  31. 東北地方彫刻の基礎的調査研究

    上原 昭一, 岩佐 光晴, 麻木 脩平, 田中 恵, 須藤 弘敏, 長岡 龍作, 小川 裕充

    1986年 ~ 1987年

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    本年度は昨年度から各地での調査を継続. 以下, 順に調査地及び調査作例をあげる. 1 仙台市博物館の協力を得て「みちのく名宝」展出陳の作品を集中的に調査, 主な作品は, 福島勝常寺広目天像, 山形慈光明院羅刹女像,慈恩寺伝阿弥陀如来像,岩手黒石寺僧形坐像,藤里毘沙門堂兜跋毘沙門天,天台寺聖観音象・十一面観音像等. 2.山形県寒河江市慈恩寺にて垣査を行う. 調査対象:三重塔大日如来,本堂普賢菩薩像,文殊菩薩像,十羅刹女,最勝老人,優庁王,仏陀波利属者,菩薩形坐像,聖観音像,聖徳太子像,阿弥陀如来立像,虚空蔵菩薩像,弥勒菩薩像. 3 福島県立博物館の協力を得て「会津の仏像」展出陳の作品を集中的に調査. 目な作品は, 名入観音堂木造天部形立像,定徳寺木造薬師如来坐像,薬王寺木造阿弥陀如来坐像,成法寺木造聖観王菩薩坐像,禅定寺地蔵菩薩坐像,泉福寺木造大日学来坐像等. 4.岩手県平泉町毛越寺本堂薬師如来坐像の調査. 5 岩手県宮古市周辺及び遠野市周辺の調査. 6 青森,北海道現存の円空仏を調査. 7 山形県米沢市内調査. 昌伝庵大日堂木造大日如来坐像,西明寺木造十一面観音坐像. 8 山形市内調査. 極楽寺木造阿弥陀如来坐像,誓願寺木造阿弥陀如来立像. 9 山形県朝日村薬師如来立像の調査. 以上の調査では, 各像の詳細な法量を測定し, 品質構造についてもできる限り明らかにした. また, 写真も能う限り豊富にモノクロ・カラーとも撮映して基礎資料の充実に努めた.

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社会貢献活動 67

  1. 放送大学宮城学習センター面接授業

    2015年6月13日 ~ 2015年6月14日

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    仏像と日本人の信仰

  2. 真宗大谷派仙台教区教学研究所 特別講義

    2015年5月29日 ~ 2015年5月30日

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    信仰・表象・空間―見えない世界とつながる仏教美術

  3. NHK文化センター講座 青山教室・町田教室

    2015年2月16日 ~ 2015年2月17日

  4. 放送大学宮城学習センター面接授業

    2011年11月26日 ~ 2011年11月27日

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    仏像と日本人の信仰

  5. 放送大学山形学習センター面接授業

    2006年12月16日 ~ 2006年12月17日

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    日本美術に見る信仰と世界観

  6. 美術に見る奈良仏教の人と思想

    「悠久の絆 奈良・東北のみほとけ展」講演会

    2023年5月20日 ~

  7. 美術に見る日本仏教の世界

    NHK文化センター仙台教室特別講座

    2023年4月28日 ~

  8. 美術に見る奈良仏教の世界

    東北東芝グループ会講演会

    2023年3月23日 ~

  9. 「悠久の絆 奈良・東北のみほとけ展」について

    三井住友信託銀行東北地域懇親会

    2023年2月2日 ~

  10. 宗教美術史の可能性―「見えないものを見せる」ことを考える

    第21期有備館講座「未来の学問・学問の未来」

    2022年9月17日 ~

  11. 清凉寺釈迦如来像と東大寺大仏

    浅草寺文化講座

    2021年3月22日 ~

  12. 興福寺と会津~徳一がつないだ西と東

    夜の仏像鑑賞会

    2019年7月20日 ~

  13. 徳一ゆかりの南都寺院―興福寺・薬師寺の信仰と美術

    慧日寺資料館歴史講座

    2019年7月20日 ~

  14. 極楽浄土を願う―平安時代の浄土教美術

    仙台市青年文化センター文化講座

    2019年2月10日 ~

  15. 美術から見る「聖地巡礼」

    齋理蔵の講座「勝手に世界遺産」

    2018年10月6日 ~

  16. 仏像への旅―姿・祈り・土地

    東北大学メトロでカルチャー「日本と西洋の彫刻の美」

    2018年3月3日 ~

  17. 海をわたる釈迦像―清凉寺釈迦如来像の胎内に見る信仰世界

    金沢文庫連続講座「唐物と東アジアの海域交流」

    2017年12月15日 ~

  18. 正倉院の屏風と蓮華蔵世界

    正倉院展講演会

    2017年11月11日 ~

  19. 中世の仏教信仰と若狭の仏像

    「特別展 知られざるみほとけ」講演会

    2017年10月15日 ~

  20. 仏像から読み解く平泉文化

    平泉町歴史教室

    2017年2月13日 ~

  21. 室生寺十一面観音立像 祈りと姿

    丸キャリTravel講演会

    2016年12月7日 ~

  22. 寳幢寺旧蔵の十一面観音立像―宝積院十一面観音像の時空

    山形県立博物館記念講演会

    2016年10月21日 ~

  23. 古代中世陸奥国の仏教信仰と黒川郡の仏像

    大和町まほろば大学郷土史講座

    2016年7月2日 ~

  24. 薬師寺の仏像―祈りのかたち

    薬師寺まほろば塾連続特別講座

    2015年7月4日 ~

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    薬師寺の仏像―祈りのかたち

  25. 奈良学文化講座

    2015年3月1日 ~

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    薬師寺の仏像―祈りのかたち

  26. 2014 Dongguk Japanese Summer School

    2014年8月19日 ~

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    身近に感じる日韓仏教美術の比較

  27. 齋理蔵の講座

    2014年6月7日 ~

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    美術から見る日本人の他界観

  28. 刊行記念講演会

    2014年5月31日 ~

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    仏像―祈りと風景

  29. 福岡市博物館講演会

    2014年5月24日 ~

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    古代の祈りと仏像―東北と九州を旅する

  30. 仙台市中央市民センター公開講座

    2014年3月15日 ~

  31. 仙台市博物館講演会

    2014年3月8日 ~

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    法隆寺 祈りと美

  32. 山梨県立博物館「山梨の名宝」展記念講演会

    2013年11月24日 ~

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    仏像 祈りと風景

  33. 無限洞講演会

    2013年9月9日 ~

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    みちのくの仏像 祈りと風景

  34. 小学館『日本美術全集』発刊記念特別講演

    2013年1月26日 ~

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    法隆寺―古代日本の祈りと美

  35. NHK文化センター特別講座

    2012年12月5日 ~

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    美術で旅する幕末明治の江戸・東京

  36. 東大寺学講座

    2012年11月25日 ~

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    不空羂索観音の姿と役割

  37. 智山教化センター・愛宕薬師フォーラム

    2012年6月21日 ~

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    古代日本の仏像―祈りとかたち―

  38. 特別展「仏のかたち 人のすがた―仙台ゆかりの仏像と肖像彫刻―」記念講演会

    2011年11月5日 ~

  39. NHK文化センター特別公開講座

    2011年6月4日 ~

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    寧波・杭州・台州―美術で旅する日本仏教の故郷

  40. 八木山市民センター主催講座

    2011年2月22日 ~

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    「正倉院宝物」から天平を想う

  41. 慈恩寺シンポジウム

    2010年12月11日 ~

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    東北地方の仏教文化と慈恩寺

  42. 奥州市歴史講座

    2010年8月28日 ~

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    奥六郡域の毘沙門天像について

  43. 奥州市歴史講座

    2010年7月31日 ~

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    奥六郡域の薬師如来像について

  44. 仙台市博物館「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」展講演会

    2010年5月15日 ~

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    日本から見たチベット美術

  45. NHK文化センター郡山教室一日講座

    2010年4月24日 ~

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    仏像と風景~日本人の祈りの世界~

  46. 京都嵯峨藝術大学特別公開講座

    2010年1月16日 ~

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    仏像と風景―仏への祈りの場とは何か

  47. リビングカレッジ2009

    2009年9月15日 ~

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    麗しき仏像―日本人の祈りと美

  48. 杜の都まちづくり広場ワークショップ「霊場・城下町・学都 ― 杜の都仙台誕生の軌跡」

    2009年2月20日 ~

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    仙台 美術のある風景、風景のある美術

  49. 奥州市歴史講座

    2008年12月6日 ~

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    護国と救済―律令制下陸奥国の仏像と信仰

  50. 特別展「平泉―みちのくの浄土」講演会

    2008年11月29日 ~

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    美術にみる平泉の信仰

  51. 有備館講座

    2008年1月19日 ~

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    みちのく・肖像の風景―聖人・祖師・先祖

  52. 興福寺仙台講座

    2007年12月21日 ~

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    奈良時代興福寺の仏像

  53. 平泉文化史講座

    2007年11月10日 ~

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    念仏・懺悔・往生―平泉美術と仏教思想

  54. 有備館講座

    2005年12月17日 ~

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    みちのく仏像案内・古代篇―天王寺考

  55. 東北大学市民オープンキャンパス・紅葉の賀

    2005年11月3日 ~

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    仏教美術と紅葉―美術の中の自然景をめぐる一考察

  56. みやぎ県民大学

    2005年9月24日 ~

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    仏像―造形と風土

  57. 奈良国立博物館夏期講座「古密教」

    2005年8月23日 ~

  58. 東北大学オープンキャンパス

    2005年7月29日 ~

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    仏像と古代の社会―なぜ人々は仏像をつくったのか

  59. 有備館講座

    2005年5月14日 ~

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    みちのく仏像案内―宮城・山形篇

  60. 仙台市北山シルバースクール

    2004年6月12日 ~

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    仏像について―阿弥陀如来のかたちと信仰―

  61. 奈良国立博物館夏季講座

    2003年7月23日 ~

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    日本上代彫刻の国際性―薬師寺金堂本尊台座を中心に―

  62. 京都国立博物館夏期講座「祈りの造形」

    2001年7月25日 ~

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    神像の成立―僧形像をめぐって

  63. 東北文化公開講演会

    2001年6月30日 ~

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    古代東北の仏像と「場」

  64. 磐梯山慧日寺資料館歴史講座

    2000年10月 ~

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    平安時代初期の会津の仏像―地方の造仏を国家的観点から考える―

  65. 田無市文化講座

    1997年6月 ~

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    日本人と大陸の仏像

  66. 国華賞受賞記念講演

    1995年10月23日 ~

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    仏像を考えるということ

  67. 東京国立文化財研究所美術部・情報資料部公開学術講座

    1992年11月28日 ~

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    古代木彫仏研究序説―型と素材をめぐって―

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その他 9

  1. 奥州仏教文化圏に遺る宗教彫像の基礎的調査研究

  2. 中尊寺を中心とする奥州藤原文化圏の宗教彫像に関する調査研究

  3. 日本上代における仏像の荘厳

  4. 中国陝西省唐代石窟造像の調査研究―慈善寺石窟と麟溪橋磨崖仏を中心として―

  5. 中国陝西省唐代石窟造像の調査研究―慈善寺石窟と麟溪橋磨崖仏を中心として

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    中国陝西省麟游県所在の慈善寺石窟と麟溪橋磨崖仏を中心とした唐代石窟に対する、日中共同調査

  6. 中尊寺を中心とする奥州藤原文化圏の美術工芸品に関する総合的調査研究

  7. 法隆寺献納宝物と正倉院宝物の源流に関する調査

  8. 海外所在日本美術品調査

  9. 東北地方彫刻の基礎的調査研究

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