顔写真

オチ イクノ
越智 郁乃
Ikuno Ochi
所属
大学院文学研究科 広域文化学専攻 域際文化学講座(文化人類学専攻分野)
職名
准教授
学位
  • 博士(学術)(広島大学)

  • 修士(学術)(広島大学)

プロフィール

文化人類学・民俗学的を専門に、接触領域(コンタクトゾーン)における観光・移住を含む人の移動と「権力」との関係を研究する。
(1)現代沖縄における祖先祭祀や墓制の「伝統観」と支配層(日本、米軍)による社会経済的変化を調査し、単なる「伝統の衰退」に終わらない祭祀理論の再編を試みる。
(2)台湾併合以降構築された沖縄台湾間の経済圏が日本復帰と観光開発によって分断されていく様相と現在の観光地の姿から、国境域における「不自由な観光」を明らかにする。
(3)コンタクト・ゾーンとしてミュージアムを捉え、その権威性への抵抗や迎合、あるいは代替としての現代芸術祭の動きに注目する。新潟県(新潟市、十日町市)、横浜市、フランス・ナント市の芸術祭と市民活動を対象に、芸術祭が地域に与える影響と「上」からの押し付けではない地域振興策について検討する。

単著:『動く墓-沖縄の都市移住者と祖先祭祀』2018年、森話社
書評:
週刊読書人ウェブ(2018年6月) 
毎日新聞 今週の本棚(2018年4月1日)https://mainichi.jp/articles/20180401/ddm/015/070/049000c

経歴 4

  • 2016年4月 ~ 2020年3月
    立教大学 観光学部観光学科 助教

  • 2020年4月 ~ 継続中
    東北大学 大学院文学研究科 准教授

  • 2019年4月 ~ 2020年3月
    女子美術大学 芸術学部 非常勤講師

  • 2018年4月 ~ 2020年3月
    聖心女子大学 文学部 非常勤講師

委員歴 2

  • 日本文化人類学会植松東アジア研究基金 管理委員

    2020年5月 ~ 2022年5月

  • 埼玉県新座市教育委員会 新座市教育委員会の事務に関する点検評価委員

    2018年10月 ~ 2020年3月

研究キーワード 16

  • 国際展

  • コンタクト・ゾーン

  • アートプロジェクト

  • 都市

  • 沖縄

  • まちづくり

  • 地域活性化

  • 現代芸術祭

  • 台湾・先島

  • 国民国家

  • 植民地

  • 越境

  • 韓国・対馬

  • 文化変容

  • 海域

  • 観光

研究分野 1

  • 人文・社会 / 文化人類学、民俗学 /

論文 17

  1. インバウンドによる沖縄観光の変化と「地域文化」-台湾人観光客の観光動向と米軍用跡地開発との連関を例に-

    越智郁乃

    グローバリゼーションとつながりの人類学 361-386 2021年3月31日

  2. 日本のまちづくり活動における担い手と学生の関係: 京都における市民プロジェクトを題材に

    川崎修良, 越智郁乃

    URP先端的都市研究シリーズ24 創造都市における文化プロジェクトと担い手育成—フランス・ナント市と京都市を例に 51-67 2021年3月15日

  3. 都市計画と観光まちづくりの横断に向けて : フランス・ナント市のアートプロジェクトを事例に

    越智 郁乃, 川崎 修良, オチ イクノ, カワサキ ノブヨシ, Ikuno Ochi, Nobuyoshi Kawasaki

    立教大学観光学部紀要 = Rikkyo University bulletin of studies in tourism (22) 52-77 2020年3月

  4. 民俗資料としてのアート : 沖縄市コザ十字路絵巻とガイドツアーを例に

    越智 郁乃, オチ イクノ, Ikuno Ochi

    立教大学観光学部紀要 = Rikkyo University bulletin of studies in tourism (21) 37-49 2019年3月

  5. 墓の移動にみる現代沖縄の墓制と先祖祭祀の変化 (特集 沖縄の「家」の記録と継承 : 家譜・墓・仏壇から考える)

    越智 郁乃

    比較家族史研究 (32) 92-118 2018年3月

    出版者・発行元:比較家族史学会 ; 1986-

    ISSN:0913-5812

  6. 『観光地』沖縄の野心?:ポスト基地社会の消費増大にむけた開発との連関

    越智 郁乃

    日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2016 B22 2016年

    出版者・発行元:日本文化人類学会

    DOI: 10.14890/jasca.2016.0_B22  

    ISSN:2189-7964

    詳細を見る 詳細を閉じる

    本発表では、戦後沖縄の観光開発の歴史を踏まえた上で、近年の台湾人をはじめとした外国人観光客の動きに注目する。そして、観光開発とポスト基地社会における「日本」からの自立経済にむけた動きを重ね合わせたときに、「沖縄」にとって「観光」や「観光客」がどのような存在とみなされるのかということについて考察を加える。

  7. <論文>ゲート前という接触領域 --沖縄県那覇市新都心における軍用地の記憶と返還地の開発 査読有り

    越智 郁乃

    コンタクト・ゾーン = Contact zone 7 33-55 2015年3月31日

    出版者・発行元:京都大学大学院人間・環境学研究科 文化人類学分野

    ISSN:2188-5974

    詳細を見る 詳細を閉じる

    在日米軍施設が集中する沖縄県では、1961 年から2007 年までの間に軍用地利用から返還された土地が12 万ヘクタールにも上る。過密化する今日の沖縄本島中南部では、狭小な土地の有効活用のため返還跡地の開発が進められてきた。大規模商業地として開発が行われた地域では雇用が増大したが、商業偏重の開発とその後の経済や社会の持続可能性については疑義が呈されている。このように評価が分かれる跡地開発に対して、本稿ではかつての軍用地とその周辺地域を「接触領域」と捉え、今日までの特異な社会空間での地域の住民の経験、すなわち琉球王府、日本、米軍統治から日本復帰へというように次々と変わる支配者層および支配文化といかに相対し、いかに交渉してきたのかという長い道のりに注目する。具体的には、軍用跡地開発を経て誕生した那覇市新都心を事例に、そこでの住民の経験として沖縄戦前後、米軍による土地接収後の米軍住宅化やそれに伴う周辺地域での開発が、返還後の大規模再開発にいかなる影響を及ぼしているかということを明らかにし、単なる開発の評価だけではなく、その地に住まう人々にとっての軍用跡地開発の意義について考察する。

  8. 墓に用いられるモノと記憶 : 現代沖縄の造墓からみた墓制の変容

    越智 郁乃

    国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 191 349-372 2015年2月27日

    出版者・発行元:国立歴史民俗博物館

    DOI: 10.15024/00002165  

    ISSN:0286-7400

    詳細を見る 詳細を閉じる

    これまでの沖縄における墓制研究は,沖縄内各地域の墓制のバリエーションに関する研究が蓄積されている。一方で,17世紀に中国から琉球王府の士族層にもたらされた墓地風水に関する研究が行われてきた。傾斜地に横穴式に掘込み,後方の高い風水上吉型をなす墓形は,19世紀末から20世紀初頭にかけて沖縄の庶民層に広く普及した。沖縄において墓は「あの世の家」であり,その快適さ如何によっては子孫に影響を及ぼす存在であるという言説は,現在でも広く存在する。しかし1945年以降,政治経済的な中心である沖縄本島への地方からの人口移動と都市化が進むことで,墓のあり方は変化した。火葬の急増に伴い洗骨が減少すると,墓は小規模化した。また,コンクリート建材の使用によって平面立地が可能になり,1980年代以降の経済発展に伴い日本本土から墓石業者が参入し始める。このような墓の形状変化とともに,戦後,都市部に移住した人々が,祖先祭祀の対象として欠かせない墓を移住先に新たに作り,元の墓から遺骨を移動させる事例が散見される。以上のように今日,沖縄の墓制を取り巻く環境や状況は大きく変化している。しかし,それに伴う人々の宗教実践や墓に対する認識がいかなる変容を遂げているのかということについて,従来の地理的区分による墓制研究や墓地風水研究だけでは対応しきれていない。そこで,本稿では現代沖縄の都市部における移住者の墓造りを事例として取り上げる。新たに墓を造る際に墓に用いられる物質(モノ)の変化に注目し,いかなる過程から新たなモノが導入され,いかに用いられ,それが墓として機能していく中でどのような変化を遂げているかということを明らかにしながら,現代沖縄の墓制の変化について考察する。Today, the environment and situations around Okinawan grave system are changing dramatically. Graves have changed as migration of people to main island of Okinawa and the urbanization of it progressed after 1945. Senkotsu(cleansing the bones of the dead) practice became extinct due to rapid increase of cremation and it led to smaller tombs. Concrete made it possible to build tombs on flat land, instead of digging into slope ground and the shape of graves changed greatly. Graves became object of governmental management due to the birth of common grave from the urban planning of the 1950&#039; and the application of Act Concerning Graveyard, Grave, etc. of Japan at the time of the Reversion of Okinawa. As the economy developed in the 80&#039;s, Japanese gravestone dealers started business in Okinawa. Okinawa&#039;s grave has changed not only its shape but also its location over the years. People, who migrated to the urban areas of the main island of Okinawa after the WWII, brought their graves that are essential to their religious practice of ancestral ritual to their new homeland. There are people who have even brought their ancestors&#039; remains from the original graves. As people migrate, graves migrate. However, the changes in religious practice of people and recognition of graves associated with it are not studied or discussed well by existing grave system studies or grave feng shui studies.In this paper, I would like to discuss grave construction of migrants from Yaeyama and northern region of main island to urban areas of modern Okinawa as case studies. The change in the grave system of modern Okinawa will be discussed by focusing on the changes of building materials for tombs: How new building materials were introduced, how they were used, how they transformed while functioning as tombs.

  9. 「芸術作品を通じた人のつながりの構築と地域活性化の可能性―新潟市における芸術 祭と住民活動を事例に―」 査読有り

    越智 郁乃

    『アジア社会文化研究』 (15) 95-119 2014年3月

    出版者・発行元:アジア社会文化研究会

    DOI: 10.15027/35625  

    ISSN:1346-1567

    詳細を見る 詳細を閉じる

    本研究の推進にあたっては福井大学可能性試験事業(研究題目:「ふくいのアートで『まちおこし』~芸術作品を活用した観光による地域活性化にむけて~」)の助成。また、「アートとエージェンシー」及び「モノのエージェンシー」に関する理論面の検討は、科学研究費助成事業(若手研究B、代表者:越智郁乃、課題番号:2470391、研究題目「沖縄における墓地開発と宗教実践に関する文化人類学的研究」)の助成による。

  10. 沖縄の米軍返還地における村落祭祀とコミュニティ再編(第十四部会,研究報告,第七十一回学術大会)

    越智 郁乃

    宗教研究 86 (4) 1163-1164 2013年

    出版者・発行元:日本宗教学会

    DOI: 10.20716/rsjars.86.4_1163  

  11. 墓と人のエージェンシー : 現代沖縄における墓の変容を事例に (シンポジウム「資料から問い直す地域研究のあり方」特集号) 査読有り

    越智 郁乃

    アジア社会文化研究 0 (13) 13-32 2012年3月

    出版者・発行元:アジア社会文化研究会

    DOI: 10.15027/32498  

    ISSN:1346-1567

  12. 土地を「守る」こと:現代沖縄における米軍接収土地返還後の開発とエージェンシー

    越智 郁乃

    日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2012 85-85 2012年

    出版者・発行元:日本文化人類学会

    DOI: 10.14890/jasca.2012.0.85.0  

    ISSN:2189-7964

    詳細を見る 詳細を閉じる

    第二次世界大戦後、沖縄では米軍による土地の強制接収に端を発し、土地代や補償をめぐる闘争が続いてきた。しかし本土復帰を経て土地の大規模返還が開始されると、一転して地主らが主体的に土地を開発していく必要に迫られることになった。本発表では、返還地である那覇市A地区の地域集団と彼らが持つ入会地の開発の事例を取り上げ、地域集団の共同性が土地の利用をめぐって変化する側面に着目する。そして、米軍」対「沖縄民衆」という従来の二項対立的な図式を逃れる実践のあり方について考察を試みる。

  13. 墓と人のエージェンシー : 現代沖縄における墓の変容を事例に(第十一部会,<特集>第七十回学術大会紀要)

    越智 郁乃

    宗教研究 85 (4) 1271-1272 2012年

    出版者・発行元:日本宗教学会

    DOI: 10.20716/rsjars.85.4_1271  

  14. 災因としての祖先の否定 : 現代沖縄における祖先祭祀を事例に(第十四部会,<特集>第六十九回学術大会紀要)

    越智 郁乃

    宗教研究 84 (4) 1298-1299 2011年

    出版者・発行元:日本宗教学会

    DOI: 10.20716/rsjars.84.4_1298  

  15. 宗教的職能者の選択 : 現代沖縄の死者儀礼を事例として(第十五部会,<特集>第六十八回学術大会紀要)

    越智 郁乃

    宗教研究 83 (4) 1576-1577 2010年

    出版者・発行元:日本宗教学会

    DOI: 10.20716/rsjars.83.4_1576_2  

  16. 遺骨の移動からみた祖先観--現代沖縄社会における墓の移動に関する一考察 査読有り

    越智 郁乃

    沖縄民俗研究 (27) 51-68 2009年3月

    出版者・発行元:沖縄民俗学会

    ISSN:0285-3728

  17. この世の家とあの世の家の移動:現代沖縄における祖先祭祀と墓・位牌

    越智 郁乃

    日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2008 5-5 2008年

    出版者・発行元:日本文化人類学会

    DOI: 10.14890/jasca.2008.0.5.0  

    ISSN:2189-7964

    詳細を見る 詳細を閉じる

    本発表では、人口移動に伴い形成された沖縄本島都市部における墓や位牌を通じた祖先祭祀の実践と「家」の継承の動向を取り上げる。先行する親族研究以降の激しい人口移動や経済的変化を踏まえたうえで今後の研究を行う必要があるとの考えから、現代沖縄において「家」の継承の属性とされる墓・位牌をめぐる実践を報告し、次世代の「家」の継承者に関する考察を、親子間の長期間に渡るやり取りを通じた関係性に着目して行う。

︎全件表示 ︎最初の5件までを表示

MISC 6

  1. イエなき時代からケア概念の導入へ—特集 日本民俗学の研究動向(2)

    越智 郁乃

    日本民俗学 = Bulletin of the Folklore Society of Japan / 日本民俗学会 編 (312) 74-93 2022年11月

    出版者・発行元:日本民俗学会

    ISSN:0428-8653

  2. 米軍基地と沖縄

    越智郁乃

    中国新聞 5-5 2021年9月25日

  3. フィールドワークの極意

    越智郁乃

    七月社ウェブ連載「ほんのうらがわ」 2021年4月

  4. アートツーリズムと創造都市:フランス、ナント市の芸術祭と地域振興

    越智郁乃

    月刊みんぱく 44 (12) 7-7 2020年12月1日

  5. <書評リプライ>沖縄というコンタクト・ゾーンの民族/民俗誌 : 福田真郷氏の書評へのリプライ

    越智 郁乃

    コンタクト・ゾーン = Contact zone 11 (2019) 431-434 2019年8月31日

    出版者・発行元:京都大学大学院人間・環境学研究科 文化人類学分野

    ISSN:2188-5974

  6. すれ違いのボーダーツーリズム -沖縄台湾、国境海域の観光旅行の移り変わり

    越智 郁乃

    なじまぁ なじみ深きアジア 7 24-26 2017年

︎全件表示 ︎最初の5件までを表示

書籍等出版物 13

  1. 文化プロジェクトによる地域づくりのこれから:都市の未低利用地の暫定利用に向けた日仏の眼差しの比較

    川崎修良, 越智郁乃

    大阪公立大学都市科学・防災研究センター 2023年3月

  2. 人文社会科学の未来へ : 東北大学文学部の実践

    東北大学文学部

    東北大学出版会 2022年3月

    ISBN: 9784861633720

  3. グローバリゼーションとつながりの人類学

    越智, 郁乃, 関, 恒樹, 長坂, 格, 松井, 生子

    七月社 2021年3月

    ISBN: 9784909544193

  4. 動く墓──沖縄の都市移住者と祖先祭祀

    越智 郁乃

    森話社 2018年2月26日

    ISBN: 4864051275

  5. 観光人類学のフィールドワーク : ツーリズム現場の質的調査入門

    市野沢, 潤平, 碇, 陽子, 東, 賢太朗

    ミネルヴァ書房 2021年5月

    ISBN: 9784623091881

  6. 創造都市における文化プロジェクトと担い手育成 : フランス・ナント市と京都市を例に

    川崎, 修良, 越智, 郁乃

    大阪市立大学都市研究プラザ 2021年3月

    ISBN: 9784904010396

  7. フィールドから読み解く観光文化学 : 「体験」を「研究」にする16章

    西川 克之, 岡本 亮輔, 奈良 雅史

    ミネルヴァ書房 2019年5月

    ISBN: 9784623085859

  8. 大学的東京ガイド : こだわりの歩き方

    立教大学観光学部

    昭和堂 2019年3月

    ISBN: 9784812218143

  9. 境域の人類学―八重山・対馬にみる「越境」

    上水流 久彦, 村上 和弘, 西村 一之

    風響社 2017年8月1日

    ISBN: 4894891964

  10. 〈境界〉を越える沖縄: 人・文化・民俗 (叢書・文化学の越境)

    小熊 誠

    森話社 2016年6月3日

    ISBN: 486405097X

  11. URP「先端都市研究」シリーズ8 市大都市研究の最前線-公募型共同研究による連携講座2015

    越智 郁乃

    大阪市立大学都市研究プラザ 2016年3月

  12. キャリア・アントレプレナーシップ‐地域を創造するキャリアのデザインと真の男女共同参画社会の構築

    越智 郁乃

    萌書房 2015年9月

  13. 生をつなぐ家―親族研究の新たな地平

    信田 敏宏, 小池 誠

    風響社 2013年4月

    ISBN: 4894891514

︎全件表示 ︎最初の5件までを表示

講演・口頭発表等 14

  1. 祖先祭祀を支えるもの-現代沖縄の若年層にみる祭祀継承とジェンダー観

    越智郁乃

    シンポジウム「東アジアの祖先祭祀を問い直す―少子化、父系理念、家族を超える試みから」 2024年1月27日

  2. 二つのミンゾクガク (民俗学/民族学)的フィールドワークの交錯 招待有り

    越智郁乃

    日本民俗学会第75回年会公開シンポジウム 「民俗学でつながる、民俗学をつなげる -フィールドワークのこれからを考える-」 2023年10月21日

  3. 地域間交流と農業の持続可能性に関する文化人類学的研究 -東北地方のホップ農家を事例に-

    越智郁乃

    東北大学東北アジア研究センター 研究成果報告会2022 2023年9月27日

  4. 連鎖する虚構と旅 : 地域芸術祭の参加作家と作品、地域住民とのつながりを事例に

    越智郁乃

    第57回文化人類学会 2023年6月4日

  5. 琉球/沖縄における死の文化の創造 招待有り

    越智郁乃

    国際日本文化研究センター「コンソーシアムのグローバルな新展開」 キックオフシンポジウム「日本文明の再構築―岩倉使節団 150 周年に寄せて―」 「令和の岩倉使節団―自由で開かれた国際社会への貢献― 」 パネル「異文化接触と文化創造―古今東西からの岩倉使節団―」 2023年2月18日

  6. 櫻澤誠『沖縄観光産業の近現代史』(2021年、人文書院)書評

    越智郁乃

    観光文学研究会 2022年9月8日

  7. アートを通じた地域文化の「領有」: 新潟、青森における芸術祭・アートプロジェクトを事例に

    越智郁乃

    グローバル化時代における「観光化/脱-観光化」のダイナミズムに関する研究 2022年8月27日

  8. 「沖縄:楽しみとしての祭祀と継承の困難」

    越智郁乃

    シンポジウム 東アジアの若年層に見る『祖先祭祀』の現在〜科研によるアンケート調査結果をもとに 2022年7月26日

  9. アートディレクションと市民参加: 新潟市「水と土の芸術祭」市民プロジェクトを事例に

    越智郁乃, 川崎修良

    第94回 日本社会学会 2021年11月13日

  10. 「地域文化」の翻訳:新潟県新潟市とフランス・ナントの芸術祭を事例に

    越智郁乃

    グローバル化時代における「観光化/脱-観光化」のダイナミズムに関する研究 2021年4月17日

  11. 都市の「樹木葬」と「生活感覚」ー東京都港区の寺院墓地を例にー

    越智郁乃

    日本民俗学会第72回年会 2020年10月4日

  12. 占拠しあう 街とアート ─フランス・ナント市Le Voyage à Nantesを事例に─

    越智郁乃、川崎修良

    第92回日本社会学会 2019年10月

  13. 「郷友会墓地の60年―沖縄本島都市移住者団体の墓祭祀を例に―」

    越智郁乃

    日本民俗学会年会第70回年会 2018年10月

  14. 軍用跡地利用と沖縄地域社会(3)那覇市新都心地区の共有地利用と資源の変化を事例に

    越智郁乃

    第87回日本社会学会大会 2014年11月

︎全件表示 ︎最初の5件までを表示

共同研究・競争的資金等の研究課題 15

  1. 共同研究「横手市におけるホップを中心とした持続可能な農業のあり方に関する研究」

    2022年5月 ~ 2025年3月

  2. 地域間交流と農業の持続可能性に関する文化人類学的研究-東北地方のホップ農家を事例に-

    2022年4月 ~ 2024年3月

  3. グローバル化時代における「観光化/脱-観光化」のダイナミズムに関する研究

    東賢太朗、奈良雅史

    2019年10月 ~ 2023年3月

  4. 少子化に揺れる東アジアの父系理念-祖先祭祀実践と世界観の再創造に関する比較研究 競争的資金

    植野弘子

    2018年4月 ~ 2023年3月

  5. 東ユーラシア地域研究「マイノリティの権利とメディア」

    2022年4月 ~

  6. ダークツーリズムにおける死者の身体と物性に関する文化人類学的研究

    2020年10月 ~ 2021年3月

  7. 都市の記憶をめぐる創造と実践:芸術祭を通じた市民社会の形成に関する人類学的研究 競争的資金

    越智 郁乃

    提供機関:JSPS

    制度名:KAKENHI

    2018年4月 ~ 2021年3月

  8. 沖縄の軍用跡地開発と社会空間の再構築に関する文化人類学的研究 競争的資金

    越智 郁乃

    提供機関:JSPS

    制度名:KAKENHI

    2015年4月 ~ 2018年3月

  9. 開かれたコモンズとしての共同店―持続的共有財の存立条件について 競争的資金

    上地一郎

    提供機関:JSPS

    制度名:KAKENHI

    2015年3月 ~ 2018年3月

  10. 沖縄振興の計画と現実-返還跡地再開発をめぐる合意形成と公共性-

    難波 孝志, 杉本 久未子, 藤谷 忠昭, 越智 郁乃, 青木 康容, 山本 素世, 南 裕一郎, 栄沢 直子, 牧野 芳子, 杉本 隆

    提供機関:Japan Society for the Promotion of Science

    制度名:Grants-in-Aid for Scientific Research

    研究種目:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    研究機関:Osaka University of Economics

    2013年4月1日 ~ 2016年3月31日

    詳細を見る 詳細を閉じる

    沖縄の軍用跡地再開発と、それによって大きな影響を受ける沖縄地域社会の現実について、既存の統計データ、歴史的経緯を把握したうえで、跡地利用をめぐる行政、軍用地主、区会、権利者会(旧字)、そして住民間の諸関係を、聴き取り調査および量的調査の分析を通して社会学的に検討した。2012年の跡地利用特措法の改正整備によって、沖縄社会における返還跡地利用に向けた道は着実に整備され、新たな局面に入った。他方で、住民の中では、軍用地返還へのコンフリクトや、軍用地を持つものと持たざるもののコンフリクト、さらに公共事業による過剰開発の現実も鮮明になった。

  11. 都市の社会的包摂にむけたアーツマネジメントと社会資源:大阪市西成区と横浜市 黄金町の比較を通じて 競争的資金

    越智 郁乃

    2015年4月 ~ 2016年3月

  12. 沖縄における墓地開発と宗教実践の相互作用に関する文化人類学的研究 競争的資金

    越智 郁乃

    提供機関:JSPS

    制度名:KAKENHI

    2012年4月 ~ 2015年3月

  13. ふくいのアートで『まちおこし』〜芸術作品を活用した観光による地域活性化にむけて〜 競争的資金

    越智 郁乃

    2012年10月 ~ 2013年3月

  14. 日本周辺地域にみる国境変動とアイデンティティ:韓国台湾との越境を巡って 競争的資金

    上水流久彦

    提供機関:JSPS

    制度名:KAKENHI

    2009年4月 ~ 2012年3月

  15. 「沖縄と台湾の境界領域における越境実践と生活圏構築プロジェクト」 競争的資金

    上水流久彦

    2008年10月 ~ 2009年9月

︎全件表示 ︎最初の5件までを表示

担当経験のある科目(授業) 19

  1. 人文社会科学特別科目 東北大学大学院文学研究科

  2. 文化人類学基礎演習 東北大学大学院文学研究科

  3. 文化人学実習 東北大学文学部

  4. 日本文化研究I 東京大学

  5. アジアの民族 東京大学

  6. 文化人類学特殊演習(琉球/沖縄の文化人類学) 東京大学

  7. 文化人類学研究演習

  8. 芸術民俗学 女子美術大学

  9. 観光人類学 聖心女子大学

  10. 観光研究演習B 立教大学大学院観光学研究科

  11. 観光研究基礎指導A 立教大学大学院観光学研究科

  12. 卒業論文 立教大学観光学部

  13. 2〜4年演習A/B(通年) 立教大学観光学部

  14. 観光研究演習A 立教大学大学院観光学研究科

  15. 観光研究法A(質的分析)(修士課程1年次必修) 立教大学大学院観光学研究科

  16. 早期体験プログラム(1年次対象国外スタディツアー) 立教大学観光学部

  17. 観光の社会的広がり 立教大学観光学部

  18. アジア太平洋観光論 立教大学観光学部

  19. 観光調査研究法入門 立教大学観光学部

︎全件表示 ︎最初の5件までを表示